− その1 軽朝食+お昼ご飯は海鮮丼♪ −
(2010年2月7日)
さて、先々週は那須(栃木)の方に行きましたが、先週も今週も土曜日がお仕事。でもこの日(日曜日)は朝ちゃんと目が覚めたこともあり「お出かけ」に決定!しかし寒いなぁ、北風も結構吹いてるぞというわけでバイクは瞬時に却下。寒さはともかく「横風ビビラー」のTakemaであれば当然の選択なのであります。
そんなわけで出発。目的地は鴨川界隈、先日千葉のJAFに行った時(台湾通用の免許翻訳文作成のため=結局使わなかったけど)、待ち時間のあいだパンフレットやチラシを見ていたら、その中に「鴨川食べ歩き おらが丼」というのがあって、鴨川市内43ヶ所の食堂がそれぞれ独自のどんぶりを提供しているのを知ったわけですね。
実は南房総エリアでは「高くて美味しい店は目についても、安くて美味しい店が全然見つからない」んですよ。多分裏道のどこかにあるんでしょうが、穴場を狙いすぎて大失敗ということもあり得るでしょうし、まあ無理に冒険しなくても‥というわけで、これまで「南房の食事処」についてはさしたる期待もしてこなかったわけです。
しかし、このパンフレットには全43軒の「おらが丼」が写真と提供価格と共に掲載されていて、事前にその店の相場と中身がわかっちゃうわけです。「これはイイ!」ともちろんそのパンフをもらってきたわけですが、今日こそこの情報を生かして「安くて美味しい海鮮系お昼ご飯をいただいちゃえ!」という大作戦なのでありますね。
高速を市原ICで降りR297を延々と南下します。高速ばかりで南下しちゃうと早く着きすぎるからなんですが、と、ここでおしんこどんが次のようにのたまいました。
「今日のお昼は海鮮丼♪」のつもりなのですが、このタイミング(この時9:30前)で食べちゃうといざ本番の海鮮丼がおいしく食べられないのではないかという危惧もあるのですが、いかんせんおしんこどんは「お腹が減ると力が出ない」アンパンマンみたいな人なので、むやみに「却下!」というわけにもいきません。そんなとき、道路脇に次のような看板発見!
1玉100円!値段(実際は110円でした)もさることながら、量を自分で選べるのはイイ!しかも、うどんなら消化もいいから何とかなるんではないかい?ということで駐車場へ車を止めます。と‥
あれま間違えちゃいました(笑)。でもせっかくなので中をのぞいてみると‥何だか店内には一種独特の雰囲気(悪い意味じゃなくて)が漂っていますが、ちょうど野菜などを陳列している最中でして品揃えもなかなか。ここでなぜか俄然やる気を出したおしんこどん、どんどんどんっと買い物カゴに品物を入れていきます。海苔とか干しエビとか、そして最後には地元産の玄米10kgまで購入し、お会計は何と6000円を超えていました!(大笑)。
何だか朝一番から「買い出しお出かけ」の様相を呈してきたわけですが、お買い物のあとはお隣で「朝食」とまいりましょう。
何と朝6:30からオープンしているというこのお店の「姫」、「私達は四国から来ました」とか「四国で2番目においしい店」とか、いろいろなお言葉が印刷されております。注文&会計の手順は、まずカウンター越しに「何玉食べるか」を申し出ると今その場でゆでたうどんがどんぶりに入れられ、それと平皿が渡されます。そのあと揚げ物その他のトッピングを平皿に載せた上でお会計、その時につゆが注がれるというシステム。というわけで注文です。
トッピングはTakemaがかき揚げ、おしんこどんが同じくかき揚げとエビ天(小)。刻みネギが「ひと載せ10円」なのにはちょっと引きましたが(載せなかった)、しかしお会計はといえば、
や、やすっ!(笑)。麺は思っていたより柔らかめでしたが、つゆがおいしくてかなり満足いたしました。ちなみにここのうどん玉料金体系はといえば、
ということでありまして、この「何玉でも350円」というのが何とも太っ腹です。と、今こうしてネットでこのお店を検索していたら‥
かつて拙サイトのオフキャンプにも参加してくださった「テラめし倶楽部」主宰のマエダンゴさん、すでに2年以上前にこのお店でテラっておられたとは!ちなみにその時の模様はこちらのページです。Takemaの「ひと玉」と比較するとその威容というか異様さがひと目でおわかりになるかと存じます(笑)。
さて、買い出しとミニ朝食で結構時間を食い、再び出発したのは10:10頃。まだ太平洋に出るまでには結構時間がかかります。このまままっすぐ行くと勝浦に出てしまうんですが、今日は勝浦式担々麺が目的ではないので県道82号に入って鴨川方面を目指します。
天津小湊手前で海沿いのR128にぶつかるわけですが、その直前まで来たところで路肩に車を止めて例のチラシを取り出します。どのお店がいいかなー。というわけで小湊駅のすぐ近くにあるこのお店に決定!
「地魚海鮮 なかむら」。まだ11:30だというのにすでに何台も車が止まっているところをみると、「知る人ぞ知る人気店」なのでしょう。幸いまだ駐車場に空きがありましたので無事駐車し入店です。
掘りごたつ式のカウンターに通され、注文は2人ともこの店の「おらが丼」である「びっくり海鮮丼」、価格は1250円也。しばし待ち、出てきたどんぶりを見てビックリ。
しかも単品ものではなく、しっかりみそ汁・小鉢・香の物付きです!(左上画像マウスオン)。全8品の海鮮もんがぎっしり、しかもマグロは中トロ系だし、その他の地魚もウマーイ!これは大正解ですね。来た甲斐がありました。
なお、ここまで読んできて「ふーむ確かに良さそう‥」と思った方々に朗報です(笑)。われわれはチラシを見てきたわけですが、この「おらが丼」についてはしっかりWebに公式ページが存在します。それを見れば「どんなお店でどんなおらが丼がいくらで食べられるのか」がしっかりリサーチできちゃいます。というわけで公式ページはこちら。なお、「かもナビクーポン」を印刷して必要事項を記入の上お店に持って行くと「1品プラス」ほかのサービスも受けられるようなので、こちらもお忘れなく。
さてそんなわけでお腹はすっかり大満足となったところで、次はお風呂です。どこにしようか「手持ちの資料」を見ていると、以前入った曽呂温泉の近くに「宮下温泉こがね荘」の文字を発見。というわけで行ってみると‥
玄関で「ごめんくださーい」と声をかけたのですが、何度声をかけてもどなたも出てきません。留守なのかな?いずれにせよ勝手に上がるわけにはいかないので断念せざるを得ませんでした。あとで調べてみたところ、日帰り入浴はやっていないみたいなので納得。すぐ先の曽呂温泉はおしんこどんが未湯ですし、お湯はなかなかいい感じなのを知っているので、それじゃいってみますか!(左上画像は宮下温泉、右上画像は曽呂温泉の宿泊客用玄関です)。
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