− その10 来たキタ今年もまったりキャンプ in じゅんさい沼の日々 −

さて、キャンプの朝は1杯のコーヒーから始まります(「ふーん、ニューヨークじゃないのね」、と突っ込みたくなる方はTakemaと同世代かそれ以上?)。いつものおとうコーヒーをいただきながらまったり。この日は朝からとても天気がいいのですが、こんな日に遠出をして渋滞にはまるよりはこのあたりでちょこっとうろうろしてさっさと帰ってくる方がいいに決まってます(逆転の発想!)。というわけで、今日は山菜採り+αに決定したおとう、のらさん、そしてTakema&おしんこどんの4名でありました。

ちなみに放浪番頭さんは渓流釣りで山に入り夕ご飯のおかずを調達してくるとのこと、またちんさんはもちろん「あふりかちん」で八幡平をぐるっと回って来るとのことでした。おとうの解説によると「ちんさんはマグロとおんなじで、同じところにじっとしていると死んじゃうんだ」とのこと。確かにちんさん、昨年GWまでの長いキャンプ経験の中で「3連泊は初めてだった」とのことですし、ここから八幡平だって結構距離がありますぞ(しかも周回するなら岩手側にも足をのばさねばならないし)。うーん、けだし名言かも(笑)。

というわけで、走り去るちんさんアフリカツインに追いつこうとする無謀なことはやめ(左上画像)、われわれはのんびりと某所にて山菜採りにいそしむことにしました。しかし今年は4月に入ってから低温が続いていたのでまだ山菜にはちと早い?いやいや、それでも某所ではこれだけのワラビが採れましたよ(右上画像マウスオン)。ちなみにTakemaは強欲ぶりを発揮して「容赦なく小さいのも採っていた」ことをここに白状します。いや、タラノメとかとは違ってワラビの芽はいくらでも出てくるんですから‥(自己行為正当化)。

続いて、毎年おなじみのいつもの林道を上がっていきますが、去年までにもまして道が荒れています。まぁ最初から歩いていくつもりだったので問題はありません。



もう補修もされないまま自然に還っていくんでしょうね。

こちらにはワラビがほんの少々とゼンマイがそこそこ出ていたのでちょっと収穫。タラノメランドは‥今年の収穫はまだまだ先のことになりそうです。



だってまだこんな状況ですからね。コゴミワールドも完全に「まだ先の話」という状態でした。

というわけで山菜採りは早めに切り上げ、ちょっと早いですがお昼ご飯を食べに行きました。やっぱりお蕎麦が嬉しいなぁ。



うーん、お蕎麦も天ぷらも美味しいっ!量は少な目に見えますが盛りに高さがあり結構食べ応えがあります。

さてそんなわけで本日のフィールドワーク?はお昼にして終了。あとは何を‥というところで、「そうだおとう、秋の宮博物館に行ってみませんか?」。これにはもちろんおとうに「懐かしの昭和ワールド」を懐かしんでもらうと同時に、のらさんと自分は「博物館の湯を楽しんじゃえ」という思惑があったことはいうまでもありません(笑)。考えてみればTakemaはまだここの湯で「全身浴」を果たしたことがなかったのですから、そう考えるのは万有引力の法則同様Absoluteな必然的展開なのであります。あ、おしんこどんは睡魔大王に一目惚れしてしまったようで(以下略)。

というわけで料金を支払いまずはお風呂へ。おおー、今回は何とか入れそうな状況です!

まだ時間が早いからかすぐ脇を流れる川の水量が多少少なく、浴室内が乾いています。これが夕方近くになってさらに水量が増すと源泉の排湯が出来なくなり、浴室の床全面に湯があふれ出してしまうわけですね。そんなわけでまずは「ぬるい」奥の湯船に浸かってみると‥



うーん、43度半ばといった感じで十分に湯をタンノーできる湯温です♪

しかしそれはあくまで「温泉力」が身に付いているのらさんやTakemaだけに当てはまる形容であり、温泉趣味のないおとうにとっては、

という感じだったそうです。ちなみに手前の湯船については「人が入る温度じゃないよ」というようなことをおっしゃっておりましたが、では身体も慣れたことだしというわけでのらさん&Takemaが移動&入浴を開始すると、

と、客観的にはまさに間違いなき正論をおっしゃっていたのでありました。しかし温泉好きの人たちはそのようなたしなめの言葉の意味をある種の賞賛系ニュアンスで受け取ってしまうことがあるので、ある意味ヤブヘビなのかもしれません(笑)。

左上画像の浴槽左奥から自噴している源泉は56.6度を示しています。これはさすがに足湯にも適しません(大笑)。



光線反射の関係で数字が見にくいのですが、45.3度と表示されています。まぁこれならダイジョーブ(やっぱりオカシイ?)。

さてそんなわけで、今度は本格的に博物館見学とまいりましょう。と、管理人の奥さんが出てきてちょっと話をしていたところで、おとうが開口一番、

木製のレジを指さしてこうのたまうではありませんか!ご丁寧にこのレジの使い方までご説明なさるあたり、さすが年の功というべき‥なのでしょうね(笑)。このあとは各展示室をじっくり眺めた上で庭のテーブルにてくつろいだわけであります。ちなみにTakemaは2度目の訪問ですが、前回気づかず、今回非常に気になった展示物がこれでした。



まぼろしの栩湯(とちゆ)の案内が!しかし今は訪れる人もなく‥いやそうでもない?ま、自分はどうでもいいや(ホント?)。

さてこのあとはいつものスーパー「よねや」で買い出しのあとさっさとキャンプ場に戻り、山菜のアク抜き処理その他にかかります。



とはいっても熱湯の中にワラビとゼンマイを入れ、重曹をふりかけた上で放置するだけなんですけれどね。食べるのは明日。



と、ここで放浪番頭さんが戻ってこられました。釣果はご覧の通り。炭火塩焼きにして大変おいしくいただきました!

この夜は、入口付近でテントを張っておられたソロライダーの乙尺400海苔さんを巻き込んで?総勢7名での宴会となりました。乙尺さんは何と明日能登半島まで移動なさるのだとか。おそるべしそのパワーというか根性!わたしは‥いや、ノーコメントということにしておきましょう(笑)。

さ、翌日はわれわれもちょっと遠めのお出かけです。いや同じ秋田県内なんですけれどね(何だよ遠くないぞ)。目指せなまはげエリア in 男鹿半島!
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