− その2 出発までのいきさつ、そして札幌到着後は何とメジャーなさっぽろ雪まつり見物! −



「超メジャー」なさっぽろ雪まつりを見に行ったのにはある理由があります。それはともかく、数日後フネさんあなたは!(後述)。

さて今回の北行き計画はすでに12月上旬段階に立案しておりました。というのも、

という目論見があったからなのですが、とりあえず往復の航空チケットを速攻確保した時点以降、事態は大きく動いたのでありました。ある時ふとTakemaが思いついたのが「奈良在住のおしんこどん母も誘ってみようか?」ということでありまして、おしんこどんに相談すると「それじゃ聞いてみるね」というわけで即電話。お返事はOK!というわけで3人での旅行が確定したわけです。もちろんこれまたマイレージで伊丹−羽田便往復を確保したことはいうまでもありません。

で、それから少ししてこの旅行のことをTakema母に話すと、普段はあれだけ「出不精というか旅行無精=畑の世話が何だとかで泊まりがけの旅行にはほとんど行かない」Takema母が、「ありゃー、そりゃいいね。でももう予約しちゃったから遅いよね、もしおしんこどん母さんが行かれなくなったら行ってもいいよ」などとのたまうではありませんか!

ま、それはもちろん両母が仲良しであるということの裏返しでもあるわけですが、それはとりもなおさず「Takema&おしんこどんが仲良し」であることのどんでん返しでもあるわけです(え?日本語おかしいって?気にしないキニシナイ)。

そんなわけでさらに追加でTakema母の飛行機チケット(往路のみマイレージの特典航空券は取れず早割で予約)を確保するとともに、各宿の予約も全て変更し事なきを得ました。一番の難関は初日の札幌泊だったのですが、いつものAPA札幌すすきの店は満員でしたが札幌大通店が空いていたのでツイン*2を確保してこれで万々歳。

そんなわけで今回の旅行はわれわれ夫婦+両母の4人行動となったわけです。ただし両母には事前に「大切なこと」を伝えたことは言うまでもありません。それは‥

というようなことでありました。両母とも元気(そりゃーこの時期の北海道に「行きたい」と手を挙げるくらいですからね)とはいえ、年齢を重ねるごとに疲れやすくなっているのは事実でしょう。でも途中で「わたしは疲れたからもういいや」とはいかず(宿の連泊とかもないですし)、とにかく全行程推定700km近くを無理矢理移動しなければ帰りの飛行機には乗れないわけですから。

幸いなことにこの旅行中は2人ともずっと元気で、いろいろなことを楽しんでくれたようで何よりでした。なお、「親と一緒に旅行だなんて親孝行だねー」とおっしゃってくださる御仁も多いのではありますが、わたしの場合はあくまで

であることをお忘れなく(笑)。ではではいよいよ出発です。

当日は13:00のフライトなので余裕だと思って11:00に家を出たんですが、モノレール羽田駅に着いたのは12:20。ちなみに浜松町発のモノレールは空港快速(最速運行便)だったのですが、あれーこんなにかかったっけ。Takemaリュックを預け荷物として手続きするのにも15分くらいかかり、いやーかなりギリギリでした(ちなみにおしんこどん&Takema母は機内持ち込み手荷物しかなかったのでスイスイ)。だってTakemaは荷物の中に焼酎が入ってるんだもーん(笑)。

そんなわけで搭乗口エリアにておしんこどん母と合流し、いざ北の大地へと出発です。



お、ANAはまだジャンボを運航してるのね。なお出発前のビールを楽しめなかったので、機内で白ワインを注文!

楽しい空の旅は瞬く間に過ぎ(所詮エコノミー席ですが)、定刻に新千歳空港に到着。ここからはJRで札幌方面へと向かうわけですが、今回ちょっと欲しかったのがJR北海道発行のICカードであるJR北海道の「Kitaca(キタカ)」でありました。新千歳空港駅でチャージ込み2000円でさくっと購入したことは言うまでもありません。

Kitacaカードのマスコットはモモンガで、絵柄もSuicaよりちょっとお洒落な気がします(Takema的主観ですが)。このKitacaカードの存在は前から知っていましたが、発売当時はJR東日本Suicaとの互換性がないということで諦めていたものの2009年3月より相互利用が可能になったということ、もちろん東日本エリアでチャージも出来るし、これからは首都圏の移動にKitacaを使おうと考えているわけですね。ちなみに「Suicaで買い物が出来るお店」でもKitacaはそのまま使えるようです。
ただーし!今調べてみたら、もともと首都圏の「Pasmo」ベースで始まって、あとから「Suica」が使えるようになった多くの私鉄路線では「Kitaca」が使えないことが判明しました!でもまぁもともと電車に乗ることは少ないしいいかなぁと思ったのですが、考えてみれば成田空港に行くときにあたりまえのように使っている京成線はKitacaが使えないっ!そうキタカ!
何だかオチがついちゃいましたが、このことについてデビルマンやマジンガーZが何と言おうといーんです(意味完全不明)。少なくとも京成よりはJRに乗る方が圧倒的に多いんですからね(とはいえせいぜいひと月に1回くらい?)。

さてカードの話はこれくらいにして移動に戻りましょう。新さっぽろで市営地下鉄東西線に乗り換え、西11丁目で下車。そこから歩いて3-4分で今日の宿であるAPAホテル大通公園に到着です。で、着いてみて驚いたことが1つ。



ホテルの入口から雪まつり会場までは直線で50mくらいしかありません!何たる近さっ!

滑りやすい雪道ですから、会場までは近いに越したことはありません。その点このホテルの立地はある種最高‥ん?なのに同じAPAでも会場から遠いすすきの店がもう予約で満員だったのはなぜ?(あとでわかったことですが、こちらのホテルはすすきのに比べてかなり部屋が狭かったんです。そんなことも関係しているのかも知れません)。

そうそう、滑りやすい道といえば、今回は両母用に「靴に装着する滑り止め」を用意しておきました。結果として大正解だったようで、あぶなっかしい凍結路面でも両母はスタスタと歩いていましたっけ。用意したのは「コロバンド」。ベタな商品名ですが効果は確実にあった=元は取れたと思いますのでご参考までに。
さてしばし休んでいるうちにあたりも暗くなってきましたのでそろそろ雪まつり見物に出かけましょう。Takemaはその昔ちらりと見たことがありますが、自分以外の3名は初めての訪問ですし、そもそもTakemaには珍しく「純粋な観光」を最初から予定に組み込んでいたわけなのですね。よかった計画時にパスしなくて‥(よくあることですTakemaの場合)。

大通公園の10丁目エリア、このページトップにある「サザエさん一家雪像」から見学スタート。ここから2丁目まで見学した上でタクシーで某店へ向かい夕食兼宴会モードに突入という段取りです。とはいえ、雪像1つ1つに説明を加えるほど本腰を入れて見ていないので画像だけね(笑)。
さてしかし、見学途中からかなりの雪模様となってきました。Takema母は帽子を宿に置いてきたとかで、マフラーを頭からかぶってイスラム女性化しておりましたが、ぱっと見はどう見ても農家のおばちゃんという感じでありました(実母だからこう書けますね。というかTakema母はネットにノータッチなので書きたい放題?)。。

さてしかし、雪まつりそのものはしばらく見ていれば何となく飽きるわけでもありまして、途中からは見学もちょっとおざなり系になったような気もします。2丁目まで来たところで見学終了!(1丁目はスケートリンクらしいのでパスしました)。さーて、ということは夕食なんです、そうなんですいつものあのお店へ直行!
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