− その7 まったり朝ごはんのあと、レンタカー&バスを乗り継いでいざ十勝へ −

翌日は朝7:00過ぎに目覚めました。朝食は朝8:00からということでまだまだ時間はたっぷり。と、ここで外から戻ってきたsottoooさんが「外はマイナス15度くらいあるね、もしかしたら‥」と話しながら「とある秘密兵器」を取り出しました。というわけで一緒について行くと‥

おお、取り出したるはシャボン玉ホリデーじゃなかった(確信犯的に古いね)シャボン玉のキット!空に向けてプープーやり始めました。何でも「このくらい冷えるとシャボン玉も飛んでいるうちに凍り付く」のだそうです。

近くに落下したシャボン玉を見ると‥おお、確かに一部が凍り付いたまま破裂しているのが分かります(右上画像)。もっとも体感的にはそんなに冷え込んでいるのかなという気がしないでもありません。たぶん空気が乾燥しているからそう感じるのでしょう。でも確かに車を見てみると‥

窓ガラスやドアミラーなどに氷の子どもたちがびっしりとついていました。こんなの千葉じゃ見たことないぞというところまでしっかり冷え込んでいるわけです。それにしてもガスを通して射し込む太陽もなかなか幻想的。ところでこのつららはいつ頃へし折るんでしょう?それとも春までこのまま?

さてそれでは朝ごはんといたしましょう。メニューは定番の「中華粥+漬け物バイキング+卵焼き」であります。そうそう、右上画像にマウスオンすると夕朝食のメニュー表示に変わります。

何だかんだのうちに7:30には全員が揃ったので早めの朝ごはんとなりました(さすが平均年齢高めのわれらがグループ)。雑炊なので前夜のお酒が残っていても食べやすい‥いや、この日は二日酔いじゃなかったのでTakemaもお代わりして完食いたしました。で、右上画像は両母とおしんこどんが朝ドラを見る風景です。Takemaは普段見ていないのでまぁいいかとちょっと表に出て‥



昨夜のかまくら宴会場を再度テーサツ。こうやって見ると結構広いのね。

さてそんなわけでそろそろ出発といたしましょう。おっと記念写真、いつもは建物の前で撮るんですが‥



やっぱり今回はかまくら前で撮るのが正しいでしょう。sottoooさん、ありがとうございましたぁっ!

この時間になるとガスも消え始め、青空が広がり始めました。しかし天気はこれから下り坂予報で、特に道東の釧路方面には「暴風雪警報」が出ているというのですから、これから十勝へと向かうわれわれとて油断がなりません。ちなみにレンタカーでの長距離移動は「峠が悪天だった場合はなはだ危険」が予想されるため計画時から却下。

というわけで、富良野から帯広へは定期バス「ノースライナー号」を利用します(要予約)。結局今回のレンタカーによる移動距離はたった117.3kmに過ぎませんでしたが、これとて4人で定期バスを利用した場合の総費用、そしてレンタカーの利便性を考えると決して高くはありません。そもそも白銀荘まで「ちょっとバスで日帰り入浴♪」なんてのはできませんしね。

そんなわけで富良野駅に到着。連休の中日とはいえ、夏のシーズン中と比べると桁違いに観光客が少ないようですね(そりゃ当然か)。この時期のアトラクションといえばスキーくらいしかないからしょうがないんですが。ま、そういう時期だからこそ来てみたくなるTakemaなのです。



よーく見ると、熱気球が上がってますね。これって一般向けのフライトなんでしょうか?

固定ロープ付きの体験フライトだったら興味も湧かないのですが、このようなフリーフライトに一般客の搭乗もOKということなら心が動きます。ちょっと気になったので調べてみると‥

「富良野ネイチャークラブ」という団体が主催しているようで、夏期は係留フライトのみですが、冬季限定でフリーフライトOKのようです。詳しくはこちらの該当ページを御覧下さい。でも、実質20分で13000円を高いと思うかどうかは皆様各自のご判断にお任せいたします(笑)。

ただ冬の視界良好の無風日ってそんなにあるわけでもないでしょうから、たぶんスノーモービル以上に「日ごろの行いが試されるアクティビティ」じゃないかと思います。Takemaのように慌ただしい日程を組みたがる人間には向かないかも知れません。あと日ごろの行いモネマネセザンヌ(苦笑)。

バスの発車時間が近づいてきたので待合室を出てバス停へと移動します。と、何やら氷入りのバケツを並べている方が‥(右下画像マウスオン)。

お話を聞いてみると、2/12.13(つまり今日と明日)の夜、富良野市内で「ふらの仄仄ゆきあかり」なるイベントが開かれるのだそうで、その準備をなさっているのだとか。「この氷台の上にコップを置いてその中にキャンドルを灯すんです。わたしの所でも200個のコップを用意していますよ」とのことで、なるほどそんなイベントがあると知っていたら、もしかしたら万が一見に来たかも知れないぞ(笑)。しかし今日はもう帯広へ向かってしまうんだから諦めるしかないですね。

バスは旭川発でちょっとばかり遅れて到着しましたが、これくらいの遅れなら問題ありません。車内には15人程度の先客さんがおりましたが、なぜか最前列の8席は丸々空いていたのでこれまた「4人で8席」をキープ!いざ出発です!

帯広までは2時間半ほどかかる長丁場なのですが、このバスは途中南ふらの道の駅で休憩しますから、お手洗い等の心配はありません(車内にもあります)。で、しばらくは天気のいい富良野盆地内を進んでいくわけですが、南富良野の市街地を通り過ぎ、いよいよ狩勝峠に向けて登り始めるあたりからどうもお天気が(予想通り)あやしくなってきました。

狩勝峠頂上(右上画像)は曇っていましたし、十勝平原も全体的に曇っているみたいですが今のところ雪は大丈夫。何とか日中いっぱいこのままの天気で頑張ってほしいところです。なぜならこのあと、とあるイベントがわれわれを待っているのですから!
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