− その9 やってきました初めての「ばんえい競馬」(2) バックヤードツアーは楽し −



第7レースの出走準備風景をじっくり拝見させていただきました。

さて、ばんえい競馬の開催日には「競馬好きには欠かせないはず?」の見学会が開かれています。しかも無料なんですからスゴイ。前日までの予約は不要ですが、当日第5レース発走時刻(日によって違いはあるのでしょうが13:00過ぎ?)までに人数と名前を総合案内所に知らせておく必要があります。ぎりぎりだとドタバタしそうなので(申し込む方も申し込まれる方も)、できれば前レースくらいまでには申し込んでおくべきだと思います(書類記入等もありますので)。

で、集合時間に名前と人数を確認された上で左上画像のような参加者証(首から掛ける)を渡されます。ここからは普通なら入れない「競馬場の準備&進行エリア」へと進むわけです。

で、右上画像ですがこれらは決して馬に乗るための鞍(くら)ではありません。そもそもばんえい馬の場合騎手はその名とは裏腹に「騎乗せず橇の先頭にに乗る」のですから当然です。右上画像の首輪状のものは‥今調べてみたのですが「ガラ?わらび型?」。当日詳しくは聞かなかった(というか聞く上での基礎知識が欠けていた)ので今となってはよくわからないのですが、これは全て各馬オリジナルのもので他の馬に使おうとしてもフィット感が違ってしまうので使い回し不可なのだとか。

で、続いては「出走馬の同定確認」です。考えてみれば素人目からすれば馬の1頭1頭を正確に見分けることは難しいですよね。しかしここは公営競馬、帯広市が責任を持って運営しているわけですから‥

そこで、出走前に「事前登録情報」に従って担当官諸氏が複数で確認するというシステムです。今回「へぇー」と思ったのが「公営ならではの厳しい規則」でありまして、あとの方でも出てきますが「公営ゆえ疑われそうな行動は全て禁止」となっているんですね。ちなみにひたい部分の斑点の模様や旋毛(せんもう=つむじ)の位置などで判別しているとかいうことでしたが、ここで素朴な疑問。

というわけで調べてみたら何と馬のつむじ、いや旋毛は身体中に19箇所あるんだそうな。両目の間にある旋毛を珠目といって、これがもっとも一般的なのでしょうか?

さて話を元に戻してっと。同定作業が終わるといよいよ出走に向けた馬具の装着が始まります。この馬たちは「次の次のレース(第7レース)」の出走馬ですが、10番の馬が何だか強そうに見えたので、あとで10番の馬券を買うことに決めました。オッズとかそんなのは関係ありません、馬の目を見ればわかります?



右上画像が10番の馬。白っぽい脚毛に何だか力強さを感じます。

さて続いては厩舎のあるエリアの入口へと移動しましたが、厩舎まで進むことは許されません(入口には警備員の詰所があり厳重にガード)。ちなみに翌日の出走予定馬の関係者は前日から外出禁止となるそうです。また、エリア内には小さな食堂や売店などもあり、いわゆる「1つの村」を形成しているようです。

そのあとは馬橇の留置場所へ。左下画像でガイドさんのすぐ脇にある橇はレース用(に準じた)の形状をしていますが、その両脇にあるのは調教用だそう。そうそう、ばんえい馬たちの日々の調教は「走る」よりもやはり「曳く(引く)」「登る」を中心に行われるのだとか。



レース時の橇の重さは、重い時には1tもあるのだとか。馬も大変だ。

今度はコースを挟んでスタンドと反対側まで歩いてきました。と、ここに「鉄道」を発見!なぜにこんな場所に?鉄ちゃんだったらたまらない気持ちになりますよね(何だか人ごと)。でも、何に使うんでしょうか?

コースに平行して延びる鉄路、その機関車の後ろに連結された「貨車」には側壁がありません。また線路は周囲の地面より一段低い位置にあるため、この「貨車」の上を人も馬も自由に横断することが出来ます。しかもここはばんえい競馬‥と、ここまで書けばもうおわかりのことでしょう!

右上画像にマウスオンすれば、第6レースを終えた馬たちがこの「貨車」の上で橇を外し、身軽になって厩舎方面へと戻っていく画像が表示されます。重さ500-1000kgにもなる橇は、こうしてスタート地点へと運ばれるわけですね。開催日には1日に12レースが行われるため、この「鉄道」は少なくとも1日に12往復しているというわけなのです。



あぁ「貨物列車」が去っていく‥。

ちなみに上の方で「鉄ちゃんなら云々」と書きましたが、やはり世の中には「濃い」方々がおられるようで、過去には「是非に」と正式ルートで頼み込んで「乗車」した方がいるとかいないとか?(大笑)。

さてそうこうしているうちに、先ほど馬具を装着していた第7レースの馬たちがパドックに出てきました。



おおーゼッケン10、この見学が終わったら単勝馬券を買ってあげるから頑張りなさいよ。

ちなみにパドックではもちろん曳き橇を付けていませんが、前にも書いたようにばんえい競馬では騎手が馬に乗るわけではないので鞍はもちろんのこと脚を掛けるアブミすら装着していません。要は騎手の皆さんは裸馬に乗っているようなものなのですが、ここで問題です。

そのお答えは動画でご確認下さい。こりゃ騎乗するのも大変だわ。
さてそういえばお昼ご飯がまだだったというわけで、隣の席の人が食べていたお弁当がおいしそうだったのでラウンジの人に聞いてみると「1200円で注文可能」とのことなので4人前お願いしていたわけですが、戻ってきたら両母はわざわざ食べるのを待っていてくれました(申し訳ない)。

1200円もしましたが味もなかなかで結構かなり系で満足。いや、入口付近には前述のショッピング&フードコートゾーン「とかちむら」もあるのですが、わざわざ下りていくのが面倒だったのと、実際問題としてここで外に食べに行ってしまうと第7レースの馬券が買えないという事情もあったわけです。

ちなみにここで頼んだお弁当は競馬場からほど近いところにある「レストラン煉瓦亭」が調製しているようです。どんなお店なんだろうとググってみたら、あれれ、JA十勝の関連会社による経営のようですね。ま、母体がどこであろうと(悪い意味じゃありません)美味しいものは美味しいってことで。ちゃんと温かいおみそ汁付きで運んでくれました。でもお弁当画像がないのはなぜ‥?それは、

さてそうこうしているうちに、バックヤードツアー時に見た第7レースの発走時間が近づいてきました。そんなわけで室内モニターの単勝オッズを確認すると一番人気は2番の「ヤエノリュウ」、ちなみにわれらが期待の(勝手に「われら扱い」をしていますが)10番の馬名は「ホクトステージ」。人気は‥うーん(苦笑)。ここでTakemaは何と2番10番の馬券を購入!つまり「目先の欲得は2番、でも心のホンネは10番」という、まさに「タテマエと本音」を使い分けた購入をしてしまったわけですね。で、実際のレース結果はというと‥

おお、第2障害に至る途中までは10番のホクトステージがリード!しかし、この区間では騎手が馬の具合を見ながら動きを止めさせたりするので見かけのリードは全くあてにならないわけです。そしていよいよメインの第2障害へ!あれれ、ホクトステージは登坂のスタートがちょっと遅かったか?まぁあくまで馬の調子によるのでしょうが第2障害を越えるのに時間がかかり、結局5位でのゴール。勝ったのは1番人気の2番ヤエノリュウ、よーし馬券も勝った!ただし、

論理的には「100円買って240円の払い戻し」なんだからまさに「2.4倍の大勝ち」であり、こんな利殖法があれば誰しもが飛びつくところではあるんですが、いかんせんこれは賭け事ですんで、そこには常に「元手がゼロになるリスク」がつきまとっているわけですよね。「オイシイ話には常に裏がある」わけで、世間の相場以上に利率が高くしかも元本保証を謳うような利殖商法は所詮詐欺ですので皆様お気をつけ下さい by Takema政府公報。

でもまぁ、勝ったんだもの所詮悪い気はしませんよね(大笑)。さーて、次はいよいよTakemaの冠レースです!
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