− その6 A級の有名湯「百目鬼温泉」訪問後、山を越えて遠刈田温泉方面へ −



ええーっと、まだ正式な開場時間の10分前(5:50)なんですが(笑)。

さてそんなわけで翌朝です。昨晩地図を見ていたところ、ここ山形温泉からほんの数kmのところに一部の方面の方々にはとみに有名な「百目鬼(どめき)温泉」があることに気がついたTakemaは「こりゃ行かずばなるまい」と意を強くしていたわけであります。

実はこの百目鬼温泉ですが、ここについてTakemaは「ずいぶん前に施設の前まで行ったもののあまりの車の多さに尻尾を巻いて逃げ帰った」という痛い経験を有しています。今回は地の利を生かして朝一番で何とかクリアしたい、いや絶対何とかするぞとの熱い血潮をたぎらせていたというわけです(そうでもないか)。

で、いざ5:40頃温泉の駐車場に着いてみると‥

ま、こんなこともあるだろうなと覚悟はしていたのですが(早朝から営業する温泉の場合、定時を待たずに準備ができ次第オープンしちゃうのが普通です)、それにしてもこの車の台数にはびっくらこきました。今日は何時からオープンしてたの?(笑)。



まぁでも人であふれかえっているわけでもあるまいと勝手に信じて、いざ入場です(ドキドキ)。



入浴料はこのあたりデフォルトの300円。ちなみにこの翌日は休業日のようらしくアブナカッタ‥。

さてそんなわけで脱衣場へ。うーん、結構な数のお客さんです。が、しかしここであることに気づいてしまったTakemaなのでありました。

どうやらタイミング的に「第一陣の方々が湯から上がりだしている」ようなのです。むむぅこれはいいぞよ。浴室に入ってみると内風呂にはたった2人だけ、しかもお二人とも洗い場で「お仕事中」。となればということでダッシュで脱衣場にカメラを撮りに戻り、すかさず撮ったのが一番上の画像というわけです。

ただし露天風呂には7-8人の先客氏がおられるようですのであっちは無理だろうなと思っていたのですが‥やがて1人減り2人減り‥やがてTakemaともう1人だけ、しかもその方は湯から出て何やら柔軟体操にいそしんでおられる様子‥



というわけでその方が写らないように撮ったつもりが(左上画像)‥湯に肌の色が写り込んでますね(笑)。

そのころおしんこどん別働隊は女湯露天で撮影中だったようです。



逆光なのはまぁしょうがないとしましょう。撮ってくれただけでも感謝しなければ(右上画像マウスオン)。

そうこうしているうちにどうやら「第二陣タイム」となってきたようでまた混んできました。いやぁいいタイミングだったこと。

ちなみに左上画像の掲示には、「高濃度の成分の為三分以上は越えないように入浴して下さい。湯あたりをする場合がございます」とあります。溶存物質の総量は11380mgなのだそうで、いまだ湯あたりをしたことのないTakemaとしては「限界にチャレンジするいい機会」なのかもしれませんが、無理して人様のお世話になるとただのおバカなのでもちろんやめておきました。でも10分近くは浸かっていたと思いますが‥。

さてそんなわけで百目鬼詣でを無事すませ山形温泉へと戻って朝ご飯。未練がましく出発前にもう一度山形の湯に浸かり、よーしこれでもう思い残すことはありません(ホントかしら?=サリーちゃんの声で読んでね)。

そんなわけで蔵王エコーライン(県道12号)経由で遠刈田温泉を目指します。しかし晴れていた山形側から宮城側に入ると‥



残念、最初はガス、やがて雨になっちゃいました。でも緑のトンネルは綺麗だったなー。

そんなわけで小雨の遠刈田温泉に到着です。中心部には先年新築されたばかりの共同湯「神の湯」があるのですが、ひっきりなしに人が出入りするので今回はパス。そのかわりというか、温泉神社にお詣りすることにしました。と、この大きな鳥居のすぐ脇には‥(右上画像マウスオン)

すぐ奥には源泉施設があるのでどう考えても廃湯ではありません。もったいないと思うと同時に「夜の闇に紛れて不届きものが不届きな行為に及んだりしないか」、ちょっと心配になりました(笑)。ま、かなり熱かったので不届き者には湯の神様が熱湯の鉄槌をお下しになることでしょう(笑)。

参道を上がっていくと「湯神神社」と書かれた鳥居があり拝殿が建てられていました。ここで手を合わせたわけですが、そのすぐ近くには「湯神」と彫られた石のご神体がありました(右上画像マウスオン)。こちらにも手を合わせておくべきだったのか?

お詣りを済ませたあとにのどを潤し、遠刈田温泉をあとにします。結局遠刈田の湯はいまだに未湯のままなんですが、またいつか機会もあることでしょう。なお、この界隈にTABIさんのご両親が新居を構えておられるはずなので「新築の家、新築の家‥」と探してみましたが予想通り徒労に終わりました(笑)。

さーていよいよ旅行も終盤戦。しかしこのまま帰ると思うなよ(誰も思ってないって)。
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