− その12 金ヶ崎源泉のリベンジは成ったのでしょうか? −



昨年に引き続きの金ヶ崎源泉ですがこの笑顔は‥やせ我慢なのか満面の笑みなのか?(笑)。

2011GW編のトップページをご覧になっているでしょうから「あ、Takema、去年に引き続きまた金ヶ崎の冷泉に浸かりやがったな」とお考えのあなたに申し上げます。人間は知恵を最大限に利用してここまで進化してきたのであります。Takemaだって人間です。ということはTakemaだって温泉絡みで新たなステージに身を沈めてもいいではありませんか!という典型的な三段論法なのでありますよ(コジツケ)。

いやでも実はこの前日、のらさんから「金ヶ崎に重大な調査確認案件があるから調べに行くけれど一緒に行きますか?」とお誘いを受けていたのであります。確かに今回のGWは事前の綿密なる調査がほぼ皆無だったのでこの日の予定も未定ではありましたが、それでも乳頭温泉鶴の湯行こうかな(うそつけ)とか角館の桜も満開だなぁ楽しみだとか(大うそ)、せっかくなら小岩井農場で羊とたわむれたいぞ(激うそ)というような激混み観光地探訪の野望は沢山あったのであります(絶対ないって)。

でも、のらさんがせっかくそこまで誘ってくださるならまぁしょうがないかと観念して金ヶ崎源泉にお付き合いすることにしたわけですわ(閻魔大王登場!)。そんなわけでのらさん号(放浪番頭さん&よーへいさん同乗)と2台でいざ出発!ちなみにこの日のおとうは「まったりモード炸裂」のようでした。ちぃにいさんは太平洋側を目指して旅立ち、ちんさんは‥えーっと、自宅経由で八幡平だっけ?



秋田道を走る路線バスにも「がんばろう!宮城」の文字が。で、気がつけば海沿いです。津波には弱そうな道です(つい敏感なお年頃)。



なまはげパワーにはおしんこどんのY字バランスで対抗!そして‥見えてきました金ヶ崎源泉(ってナビ上にですが)。

さて何とか車を止めて(さすがGWだから釣り&山菜採りの車が多い)出発です。ただ実はしばらく前に足に怪我をされていたよーへいさんは、この先の急斜面および崖の登降がアブナイということで断念し、のらさん車で近くの温泉施設でまったり湯治待機ということとなりました。自分も本当はそっちの方が‥いやもう申しますまい(苦笑)。でもおしんこどんの本心はそっちだったかも知れません。



デイパックに念のためバケツをぶら下げて歩くTakema。元気になったおしんこどんは急斜面でY字に挑戦‥やめなさいって(苦笑)。



土の急斜面の先は完全な岩場。バケツが岩に当たって邪魔だぁ!海岸に降りてからも右上画像のような岩場歩きがあります。

もっとも昨年ここには来ているので迷うことはありません。全員が(のらさんとTakemaだけともいいますが)「さーて今年の金ヶ崎源泉はどうなっているんだ?」と心を躍らせまくりながら源泉へと向かいます。そしていざたどり着いてみると‥



まずはおしんこどんを除く3人が写真撮影にいそしみます(笑)。その上で次なるところ、すなわち「源泉温度の計測」という科学的調査作業に進むことはいうまでもありません。ただし一部マニアの方々がお持ちのPH計測機器までは持っていないんですよねー(別に不要なんです)。

最初に手を入れてみたんですが「あれ、かなりあったかいよ」というのが第一印象でした。昨年の計測では「18.3度」でしたから時期柄「入浴」にもちょっと勇気が必要だったんですが、計ってみると35.4度、いやぁ去年の倍の湯温ではあーりませんか!これなら問題なくというか気持ちよく長湯出来ますって。そうなると早いのがのらさん、瞬く間にマッパーになって突撃です!(&その間、じっと海を見つめるおしんこどん)。

のらさん、かなりマメに「入浴画像を」を撮影なさっておりました。では続いてTakemaも‥



左上画像はともかく右上画像は‥某氏ネタの「波○砲」をホーフツとさせますね。でも湯船が狭いので足を中に入れられないんですよ。

そんなわけでTakemaが上がると、のらさんが「ちょっとした気になる作業」を始めました。すると‥




[この旅行記唯一の動画です]

おしんこどんも手を浸けられるレベルではありません!(そりゃそうだ)。さっきの段階で入っておいてヨカッター(笑)。あ、そういえば放浪番頭さん、「僕は皆さんのあとに足湯くらいさせてもらえれば‥」とおっしゃっていましたが、結局足湯も出来ませんでしたね(大笑)。



いやーのらさんに今回誘っていただかなければ「金ヶ崎はあんなもんだ」と思いこみつつ人生の終焉を迎えることになるところでした(笑)。また来る時は‥すぐとは言いませんが多分あると思います。



結局手湯しかできなかったおしんこどんですが元気に足上げっ!その頃のらさん&放浪番頭さんは急坂頑張る真っ最中。



昨年はここを携帯湯船を背負いつつ強風にあおられていたおしんこどん、今年は余裕です!(体調が回復してよかったね)。

さて、でもこの時期この界隈はさりげない花々の宝庫!じっくり楽しみながら上がってきたら皆さまを死ぬほど待たせていたようでした(合掌)。名前のわかる花もわからない花もみんな綺麗。
さてこのあとは全員でラーメン屋に入って遅い昼食となりましたが画像をパスとは何が言いたいかわかりますね(笑)。

再びキャンプ場エリアに戻ってきましたが、その手前の湯でゆっくり身体を洗い清め、これから始まる「聖なる宴会」に備えようという魂胆なのであります。そんなわけで「ヌルヌル共和国」の一員である「やまの湯っこ」に全員でお清めっ!

そんなわけで到着してみると、ん?玄関脇にはどこかで見慣れたアフリカツインが?あれま、ちんさんも同じこと考えてたのね。そんなわけでいざ浴室へ向かいちんさんの身柄を確保(笑)。

相変わらずのヌルヌル感に満足しつつ、ここのシャワーの出はイマイチなのでそれならばと浴槽の湯で身体も頭も洗っていたのはのらさんとわたしだけでした(笑)。こっちの方が気持ちいいよねー。

湯から上がるとちんさんがドライヤーで髪の毛を乾かしておりました。いやもちろんこのあと再びヘルメットをかぶらなければならない以上それは当然の行為なのでありますが、ここの脱衣場にドライヤーなんかあったっけ?そう思って聞いてみると、「いや今日実家から借りてきたんですよ、明後日また実家に行くのでその時に返します」とのこと。なるほどちんさんらしい計画的行動であります。

湯上がり後も汗が引かず、おしんこどんはちょっと長湯系だったためしばし宿周辺をお散歩。豊富な源泉がドバドバと側溝に流されておりモッタイナイ。と思ったら、それとは別の倉庫付近に湯気が上がっているようなので見てみると(右上画像マウスオン)‥うーむこれまたもったいないぞぉ!ほぼ不可能だとは思いますがキャンプ場まで引き湯してくれないかなぁ。いやでもそんなことをしたら、木地山キャンプ場なき今、にわかキャンパーが殺到してとんでもないことになる可能性大だから今のままの方がいいのか。便利快適すぎるというのも考えものですね(笑)。

キャンプ場に戻って来たら一斉に火おこし!5月中の東北キャンプやくまTakemaオフの嬬恋キャンプではまだまだ炭火必須ですし、調理も出来るしあったかいんだこれが。そんなわけで放浪番頭さんが釣ってきたイワナ、いやそれは去年の話でした、昨日スーパーよねやで買ってきてあったハタハタを焼き始めるわれわれでありました。

この時期は、発泡スチロール箱にビニール袋に入れた雪のブロックを入れておくだけで十二分に冷蔵庫として活躍してくれます。今年は特に雪が24時間以上溶けなかったのでバッチリでした。

この日の宴会は前夜より2名減って6名でしたがまだまだ十分に大人数でいと楽し。ちょっと風があったので風上側に風よけタープを張ったので防寒対策もバッチリでありましたよ。

さーて明日はもう連休最終日の5/5、テントを撤収して一気に千葉まで帰らなきゃ。
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