− その4 湯原の湯に浸かり、富山では海の幸に舌鼓 −



手作り感たっぷりの湯原温泉、この時も露天風呂工事中でした。

さて、ここらで温泉に浸かっておかないといけません。今晩は富山市内なので温泉なしだし、明日からはいよいよ登山なのでしばらく湯断生活となるからです(意味ありげ笑)。さーてそれではどこに‥一瞬おしんこどん未湯の蓮華温泉にとも考えましたが、往復にかかる時間を考えるとちょっときついかな。となれば、最近温泉ファンの方々が何かと話題にしている湯原温泉猫鼻の湯に行ってみましょうかね!

巷の噂によれば、こちらの湯の所有者はお坊様で、ここに湯が出たので娘さんを呼び戻して管理人さんにしたとのことですが、これ以上のお話は個人情報保護の観点から控えさせていただきます(笑)。営業中を示す幟が出ていたので安心、車が止まっていましたが、左上画像のように屋根に日除けシートがかぶせられていたのでどう考えても関係者車両と思われます(笑)。

受付で「すみませーん」と声を掛けますがどなたも出てきません。あれー?と思ってもう一度声を掛けようと思った瞬間、従業員室にゴロンと横になってお昼寝中の管理人さん発見。そんなわけでピンポイント系でお声をお掛けすると気がついて下さったわけですが、

いや、それにはもちろん何の根拠もないですよ。でもこの手の「温泉感覚」はかなーり当たるのです。というか、温泉ファンの皆さんにはわかってもらえるのではないかと(笑)。

入浴料をお支払いし男女別の半露天風呂へと向かいます。手作り感のある建物で、うーんどこかで似たようなフィーリングを感じたような‥あ、わかった、今はありませんが房総の山の中にあった初代PAPASUNCHIだ。ちなみにパパさん、2012/8現在三代目のライダーハウスを作るべく目下林を伐採中とか。そのバイタリティには畏れ入ります。久々にお手伝いにも行かなきゃね。



もちろん外観や内部の造作などは全く違いますが、何だかいいなぁ的ほのぼの感で満たされておりました。

さてそんなわけでいざお風呂へ。うっひゃーこれはいいじゃないですかぁ!

姫川に面した側が開放された半露天風呂!適温の湯がなみなみと!ちなみに右奥に見えている樽風呂に注がれているのは冷水ですが、ただの地下水ではなく温泉(というか冷鉱泉)らしいです。天井の梁から吊されているのはアブ除けの蚊帳。訪問時にはアブがいなかったのでご覧の通り「収納」されていましたが、8月になるとすごいことになるのでしょうね(笑)。

屋根を支える柱にはお湯の効能を示す掲示が縦にずらり。さらにはデジタル湯温計も設置されていてぬかりはありません(左上画像マウスオン)。右上画像のパイプは大量に出ている左側が源泉、右側が冷水(冷鉱泉)でした。



はふぅ快適、石造りのカエルと猫が湯浴みできるのはいつのことでしょうか(笑)。

【湯原温泉の湯をタンノー♪】
ちなみに個室風呂もあるのですが湯が溜められていませんでしたし、男性風呂の場合ユニットバスなので、ここまで来て閉鎖空間で膝曲げ入浴の必要もないかも。ちなみに女性個室風呂はもっといい感じなのだとか(未確認)。

そんなわけで湯を上がって外で涼んでいたら(管理人さんは再び睡魔大王とバトル中のようなので声を掛けず=何だかおしんこどんと話が合いそうなお方です)「ここの湯はいいでしょう?」と近づいてきたお方が。も、もしかしてこの方が?

お仕事柄かなーりお話好きの方のようで、口下手のTakemaはたじたじ!(なお、この文内容に関する一切のツッコミはご容赦願います)。で、一段上にある工事中の露天風呂を見せていただけないかとお願いしたら‥「見るだけじゃなくて入っていきなさい」とのありがたいお言葉が。そんなわけで上がって行ってみると‥




(意味不明なのはいつものことなのでツッコまないでください。そういえばその昔「渦潮」って名前の洗濯機があったような?)

だってだってだって、だってだってなんだもん!(キューティーハニーのメロディーラインで読んでね)。




(上画像マウスオンで拡大画像に変わります)

それにしてもこの巨大ビニールプールをそのまま露天風呂として使うという発想がすごい‥(あ、ごくごく一部の方には拙「携帯湯船」をご評価いただいているようですが(笑))。ちなみにすぐ脇には「本物の男女別露天風呂」が最終工事中でした。「明日以降数日以内に使えるようにする」ということでしたが、そうなると、こちらのビニールプールはどうなっちゃうのかしらん?と伺ってみると、「いや、これはこのままの予定です。たとえば子供用のプールとして活用したっていいですし」というお返事が返ってきました。なるほどそれなら変わり種系入浴を好む篤志家のニーズにも対応できますね!(何のこっちゃ)。



すぐお隣の露天風呂、まだ湯が張られていなかったのは残念でした。男女とも樽風呂完備です!(両上画像マウスオン)。

湯上がりにはお坊さまとしばし歓談。あまり細かく書くとネタ晴らしになっちゃうので略しますが、お寺はここ白馬界隈ではなく塩尻にあるそうで、いつもこちらにおられるというわけではないようです(だから娘さんが管理人をなさっているわけだし)。とってもお話好きの方で、ゆったり話していると出発のタイミングを逃してしまいそう(笑)。

出発後ちょっとだけ寄り道してみたんですが、このあたりも探索のしがいはありそうですね(謎笑)。そうそう、寄り道後「こっちの方が近道そうだ」と上がっていった旧道は、途中路肩が崩壊していて「アスファルトの下がどうなっているのか」かなり不安な箇所がありました。仏さまのお慈悲を信じて無理矢理通過しましたが、もう通りたくないぞ(苦笑)。で、そこを抜けた先の道路脇に旧猫鼻温泉の看板発見。このサビ方だと相当昔に設置された看板なのでしょうが、よく見ると「大露天風呂」の文字が見えてます(右上画像マウスオンで微妙に拡大)。その時代にも来てみたかったなぁ。

出発はもう16:00近かったのでここからはノンストップ、姫川沿いに延々と続く豪雪&山崩れ対策の洞門(シェルター)を抜け(奥会津R252のスノーシェッドも長いですが、こっちのほうが長いしちょっと息が詰まる感じ)、糸魚川からは高速に乗って一気にワープ!結局2時間弱で富山駅脇、富山地方鉄道が管理する自走式立体駐車場に車を止めたというわけです。

そのまま駅真ん前の東横インJr(なにがジュニアなんだ?)にチェックイン。富山の路面電車も一部車両はやたらにお洒落になっていてびっくりしました。そういえばJR西日本の旧富山港線は早々と民間移管とともにLRT(路面電車)化され、運行本数の3倍増もあり利用客が増加、現段階では経営もそこそこ順調という話を聞いています。右上画像の路面電車は富山地方鉄道の市内線(以下地鉄と表記)ですが、北陸新幹線開業に伴う富山駅高架化工事後は、LRTがこの市内線に直通運転するのだとか。何だか夢のある話ですね!‥あ、また「鉄って」しまった(苦笑)。



部屋から見た富山駅前(工事中ゆえとっても殺風景)。ちなみに部屋は何だか妙に広くて快適です!

さて明日からは山に入ります。一応この時点での予定は山中5泊+たぶん1日で、ここ富山に再び戻ってくるのは1週間後。となると‥ちょっと気になりませんか?つまりそれは、

という危惧なのであります。しかーししかし、そこにはミラクル裏技テクマクマヤコンの合法抜け道が隠されているのであります!(あくまで合法ですので念のため)。まずは次の画像をご覧下さい(以下画像の著作権は富山地鉄に属します)。



あくまで2012夏の情報なので、最新情報はお問い合わせ下さいませ。

富山から室堂、または薬師岳登山等に利用する折立方面に向かうにはどうしても乗り換えが必要になりそのぶん時間がかかります。その不便さを解消するため地鉄が運行しているのがこの直通バス。このバス自体はもうずいぶん前から運行していて、特に折立方面では何度か利用した記憶があります。有峰口駅前でのあたふたがないだけでも(検量とか)楽だなぁと思っていたので、今回は剱岳方面に向かうと決めた時点で「室堂直行バス」を考えていたわけです。

で、地鉄サイト内にある上記ページ(PDFファイル)を見ていると、とっても気になる(というか嬉しい)記載があるではありませんか!上記画像では見づらいので一部分を拡大表示してみましょう。



「片道利用じゃダメ」とか、「隣の地鉄ホテルの宿泊者限定」とかの付帯条件があったりしないのかとすぐに考えてしまう疑心暗鬼のTakemaなのですが、その不安は出発前、以下の電話やり取りですっかり解消されました!
 Takema 「ええっと、7/27の室堂直通バスを予約したいのですが。2名です。」
 地鉄の係員さん 「ハイありがとうございます。現在のところまだ空いておりますのでご予約OKです。」
 Takema 「ちなみに富山までは車で行くのですが、地鉄駐車場が無料だと書かれておりました。それについて何か付帯条件というか制限はございますか?」
 地鉄の係員さん 「いや特にございません、直通バスをご利用いただければ駐車場は無料となっております。」
 Takema 「ありがとうございます、それを聞いて安心‥あ、ちなみにわたしらは縦走を考えているので日数がかかるかも知れません。たぶん7日間になると思うのですがいかがでしょうか?」
 地鉄の係員さん 「7日間ですか、少々お待ち下さい(しばし保留音)。‥お待たせしました、その旨を承りましたので大丈夫です。前日または当日の発券時に駐車チケットを忘れずにご持参下さいませ。ご予約ありがとうございました。」
しかーししかし!この旅行出発の2週間ほど前、Takema職場のオーナーとの何気ない会話で新たな不安が!以下その会話です(笑)。ちなみにオーナーもアウトドア大好きで、大学山岳部出身なんです(だからTakemaの「サラリーマンにあるまじき旅行スケジュール」が許されているともいうのかも(大笑))。
 オーナー 「もうすぐ夏の休暇シーズンになりますが、Takemaさんはいつ頃から休むのかな?今年もどこか海外に?」
 Takema 「いや、今年は久々に北アルプスに行こうと思っているんです。室堂から剱沢に入って‥」 
 オーナー 「おお、実はわたしもほぼ同じコースで行こうと思っているんです。テントを背負って、真砂から長次郎を上がり‥」 
 Takema 「何と!さすがに妻もいますのでわれわれは剱沢から一般ルートですが(以下、周りの人にはわからないネタでひとしきり(笑)。
で、もちろんこの「地鉄の駐車場」のお話も申し上げたわけでありますが、その数日後、またも何気ない会話の中で新たな展開が。それは地鉄係員さんとオーナー氏とのやりとりから得た情報だというのですが‥。

もっとも、この時のわれわれの会話というか談義は「仮に6日目以降に料金が発生するにしても、その額は目が眩むほどのものじゃないですから諦めましょう」というところで落ち着きました。さーてどうなるのかについてはゲートにチケットを入れてのお楽しみということで。ちなみにオーナー氏はわれわれがのんびり5泊+αで歩いてきたルートを3泊(しかもテント)で歩いてきたそうです。Takemaとは違いお忙しいのは想像できますが、それにしてもパワーあるなー!

さて登山前日ということですが、山小屋泊まりゆえ昼食若干不足分のラーメンを買い出ししちゃえばあとはOKというわけで夕ご飯。しかし相変わらず下調べもしていないし(ノートPCを持参していたのでグルメサイトで調べることも出来たのですがついつい使わず)、ちょっとうろうろしてみりゃどこかあるでしょと。

そんなわけでぐるっと1周してみたのですが「ここがよさそうかなぁ」と思った店はすでに満員御礼。というわけで、最初に気になったお店「越中屋」さんへ。左上画像の通りむかーしむかしからの飲食街なので大外れはないかと思ったのですが、通路内のお店に入れなかったのはTakemaの不徳の致すところです(左上画像マウスオン)。

で、入ってみたら2Fの予約席からは声が聞こえていましたが1Fはガラガラというかお客さんなし。これはどうなんだ?と一瞬不安になりましたが、あとから地元系のお客さんがどんどん入ってきたので安心しました(笑)。というか結果的に正解かな(右上画像マウスオンで乾杯画像に変わります)。

おつまみメニュー(左からレンコン揚げ、茄子)。そして刺身盛り(これが旨かったんですよ期待通りに!)。あ、右上画像マウスオンでシロエビね。

そして、たぶん女将さんの娘さんと思える方からそれぞれにお酌をしていただきます!ここでは詳しく申しませんが、これは嬉しかった!そんなわけで改めて日本酒で乾杯。そしてチビチビやっているうちに今夜の真骨頂、能登の夏の味覚、岩牡蠣(時価ですよん)の登場です!




(ほとんど変わりばえしませんがマウスオンで角度が変わります)。

そんなわけで富山の夜をじっくりタンノーし、さーて明日からは避暑という名の大汗かきまくり。まずは室堂から剱沢小屋へと向かいます!
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