− その21 お宿を何とか確保、新潟まつり見学と夕食とでミッション終了! −

さて車は新潟市内に入ってきました。新潟駅の北側にはビジネスホテルがたくさんあるようなのですが、考えることはみな同じだし無理かなぁと思いつつ1つ1つ当たってみることに。車を一時停車させながらおしんこどんにスーパーホテルのレセプションに走ってもらったのですが‥「ダメ、もういっぱいだって」と予想通りのお言葉。

では次、すぐ先のドーミーイン、でもここはTマップルにもコメント付きで載ってるくらいだしますますダメだろうなぁと思いつつ再び走ってもらったところ‥

このあとおしんこどんの口から出た宿泊料金は「おおー、ビジネスホテルとはいえちょっと強気の料金設定!」という感じでしたが、わが日本は資本主義の国ですから需要と供給のバランスによりいろんなモノやサービスのお値段が変化するのはあたりまえ、ましてや「明らかに需要過多」の今夜などは「そりゃ儲けてナンボの近江商人モード」になるのが当然の助動詞なのです。しかし、この「新潟まつり」はさすがに計算外だったなー(そもそも何の事前計算もしていなかったともいいますが)。

そんなわけでチェックイン。夕刻からは交通規制が入るということなのでその前に何とか寝場所をキープ出来て何よりです。ちなみにこのドーミーイン、エレベーターで上がってきてみたら建物の真ん中が完全吹き抜けになってました。この造り&無機質さに、何だか「東南アジアの都市部雑居ビル」に似た雰囲気を感じちゃいました(ま、それにしては整然としすぎてますが)。

部屋に入って落ち着いたあと、せっかくなのでお祭りを見学しに行きました。しかしその感想はといえば‥


(新潟市民の皆さんを敵に回しそうな言いぐさでゴメンナサイ)

でも予備知識なしにそのまま踊りの列を見た正直な感想がそれでしたのでしょうがない。各企業及び団体さんがそれぞれお揃いの浴衣やハッピで踊っているのはいいんですが、何しろ大規模すぎて「動員」のニオイがプンプン。というのも、しっかり踊っておられる団もありますが、踊りながらずっとくっちゃべっていたり、中にはあまりやる気もなさそうな団もありました。



駅前から万代橋に伸びるメイン道路を封鎖しての大規模なお祭りなのは結構。



何だか動きが見られないのは、光量不足ゆえ正面で拍手する場面じゃないと人の動きがぶれちゃうからです。



団の中には移動式飲み物提供車等をキープしているところも。これはいいですねー。



掛け声に会社製品を組み込んでいる団もありこれはこれでOK。こ、この着ぐるみはいったいナニモノ?(笑)。



主要な横断道路は車の通行が出来るようになっていました。アーケードには県警の現地本部が(ヒマそうで何よりでしたが)。

しかし、普通のお祭りに比べて何かが圧倒的に違っているような気がしてならなかったのです。そしてある瞬間はたとあることに気付きました!

そう、「内輪系のお祭り」に感じてしまったのはそういうこと。見物客向けのお店が何もなかったのです。露天屋台は衛生面の問題もあるかもしれませんが、お祭りの雰囲気作りには欠かせない立役者でもあります。見物客が少ないからそういうお店が出店しないのか?いやたぶんそれは考えにくいでしょう(もっと小さなお祭りにも屋台はまず必ず出店していますよね)。ということはもしかして「主催団体及び警備各位のご努力の賜物、そういう猥雑系を一切排除」ということなのでしょうか?

そもそもお祭りって猥雑な面が、いや「猥雑」という言葉に誤解を招く場合もあるので言い換えれば「お祭りとは非日常のハレの舞台」であり、そこには「ケ(褻)」という日常にはない何かがなければならない、いいかえればその「非日常の何か」がない限りいかにお祭りといえども「ハレ」にはなり得ないというのが、数十年前に民俗学者柳田国男先生の流れを汲む某大学某学科の入試で大問そのものの解答欄をみごとに間違えて不合格となったTakemaの見立てです(苦笑=一方的見解ですが)。

外から見物する側の立場から言えば、正直なところ「次はもう見に来ないだろうな」という感じでした。だから上の方で「内輪的大規模祭り」と書いたわけですし、仮にそれがこのお祭りの主目的であるのならわたしなどがブツブツいうこと自体が筋違いなので逆に安心できます。でも、このお祭りで観光客を呼ぼうというのであれば、失礼ながら「このままでは無理だ」と断言できるような気がするのです。
と、このページをアップしたあと、新潟の事情に詳しい「おにいちゃん」氏から次のようなコメントをいただきました。

「新潟市内はまだ派手な方で、地方に行くと見学者はいません。そもそも「民謡流し」という自分たちの労を労う祭りゆえ、全員参加型なのです。」

なるほど、そもそもが「自分たちで楽しむ」であり「見せるためのイベントではない」ということなのですね。なぁるほどそれならとってもわかりやすく納得しました。となると「あれほど大規模な祭りなのに伝統的な形態を残している」という点では今やかなり珍しいのかも知れません。勉強になりました。

さてそんなこんなでありましたが、メインロードにはいい感じのお店が少ないので裏道隠密居酒屋必殺宴会食事モードに入りましょう。おっとその前に、ヒジョーに気になる看板ハケーン!



というわけで調べてみたところ、英会話の先生はNZ出身でした(この方が経営者なのかどうかは不明ですが)。でも「バンジー」の名を冠する塾である以上、是非隣県にあるみなかみバンジーのチャールズさんとタッグを組んで「この課題ができなかったら42mバンジー@自己負担だぞ」という「戸塚系修行」をやってほしいところです(笑)。

それはともかくとして(笑)、この時のわれわれにおける喫緊の課題といえば夕食@まだ食べてなーいなのです。つまみ食いの蓄積により積算系で夕食終了という目論見だったのですが、それも叶わぬ状況とあっては「居酒屋正面突破でバンバン@たっぷり飲むぞぉ!」がわれわれ(というかTakema)の当時最大の目的というか任務だったのであります。

で、裏道のマリアを進んでいくと、やっぱりちゃんと気になるお店がありました。さすが大都市新潟、お祭りだからといって全部のお店が貸し切りで満員ということもなく!(ヨカッタ)。



混んでるかなーと思いきや、2Fお座敷はかなり空いていました(ただしお祭り終了後ほぼ満席に)。

で、ここからはお店の照度やカメラの能力限界もあって画像が一気に暗くなりますがお許しのほどを。



メニューは豊富で嬉しい!おしんこどんは新潟の地酒3種飲み比べセットをオーダー。それぞれのお猪口もやや大き目でこれはいい!

     

少量多品種はわれわれ夫婦が一番望むところです(笑)。というかそのつもりで注文したんですが。



追加でまたも飲み比べセットとおつまみを頼みました。右上画像はトマトスパ、飲み会の仕上げにぱくぱくと。

このあと宿に戻る道すがら、さっきまで道路を封鎖してあれほどの規模で開催していたお祭りはすでにその余韻も跡形もなく、ごくごく普通の道路に戻っていました。原状復帰作業があまりにも早いのにはビックリしますが、新潟まつりが「地元のイベント」ではあっても世間一般でいう「お祭り」ではないと考えれば当然のことなのですね。

そんなわけでお宿へ戻ってのんびり。明日からは‥

ということでこの北アルプス編コンテンツはここで終了です。しかし旅はまだまだ続くのであります!よーし北海道でも暑寒別岳行くぞー!たぶん(謎笑)。
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