− 北大東島・南大東島旅行記(2013/2) その14 さしき(佐敷)の猿人の湯を堪能 −



うふふ、実はこちらの宿にも併設の温泉があるのですよ。

そう、ここウインチホテル南城には併設施設として日帰り温泉施設「猿人の湯」があり、ホテル宿泊利用者はチェックアウトまで利用できるのです。しかも、しかも、鹿もですよ!


ちなみに今回は一番安かった素泊まりでの利用でしたので料金は5000円台でした。でもいま公式サイトを見てみたら、繁忙期以外の平日とかなら素泊まりで3000円台前半でも泊まれるみたい?(早割)。となれば、夜と朝と2回入ればほとんどモトが取れちゃうという超お値打ち価格じゃないですかっ!

そんなわけでいざ、お風呂にいってみましょう!なお以下の画像(特に浴室内)は主に朝撮影したものですし、以下のレポートも朝一番の突撃湯を前提にして綴っています。当然夜も入ったのですが、やっぱり絵的に映えないからねぇ(笑)。

さて朝です。「まさか今日の宿泊客の中に温泉マニアはいるまい」と勝手に信じて朝のオープン時間(7:00)のほんの数分前に行ってみたら、やはり朝湯の習慣がない宿泊&地域の方々ということか、全て撮影した上で身体を洗って出てくるまで完全に貸しきりでした。やっほほーい。まずは起床からエントランス方面へと移動からスタート!


朝一番の湯をタンノーすべく起きてみました。左上画像がその直後に部屋のベランダから撮影した画像ですが、ごらんの通りまだ日の出前で7:00のオープンにはさすがにまだ早すぎる?いやいや、2月中旬の沖縄ではこの暗さでもすでに6:45くらいなんです。

ささっと準備をして長ーい通路を歩いていきます。このあたりの画像は撮影の順番がバラバラですので「急に明るくなったんだけど?」と誤解しないようにお願いします(実際のところ右上画像はお風呂からの帰り道に撮影しています)。そんなわけでいったん外に出た上で(屋根はあります)いよいよこのページトップの温泉施設のエントランスへ。


施設正面の入口自動ドアを入った先にはもう一つドアがありまして、ここから先、壁の色は赤で統一されています。ええっと、首里城だったか何だったかのとにかく何かをモチーフにしてデザインされているのだそうですが忘れました(メモくらい取りなさいって)。でも、お金かかっていそうだなということだけはわかりました(わからんでもいいことだけわかる)。ところで二重ドアにしているのは館内温度の維持、ただの雰囲気作り、台風対策のうちどれなんでしょうかね。

で、右上画像のレセプションで無料利用券をお渡ししたら2階に上がります。ちなみに階段近くには、どうやら沖縄の温浴施設でマイブーム化していると思われる「フィッシュセラピー」水槽がありました(右上画像マウスオン)。例の「ガラルファーという小魚が皮膚表面の角質(老廃物?)をついばむことによりヒーリング効果が得られる」というやつですね。別の施設にもありましたからもう勝手に沖縄のマイブームに認定っ(笑)。ちなみに有料ですので念のため。


そんなわけで2階へ上がると男女別の浴室入口が(そりゃ当然)。ちなみに右画像の男湯見取り図ですが、浴室中央の楕円形の浴槽こそが、



(何と源泉は58.7度の高温泉なのだそうで‥)

というわけでワクワクドキドキ、テクマクマヤコン、エコエコアザラク感満載です(意味なし芳一はいつものことね)。それにしても通路にさりげなく置かれている椅子もかなり高そうな感じですね(だから値段の話はいいんだって)。

それだけじゃなく、男湯のエントランスを入ってすぐには温泉の成分分析表とともに「猿人の木像」までも鎮座していてビックリ(左上画像マウスオン)。何だかバブリーなニオイが満載なんですが大丈夫なのかこの施設?(笑)。

ちなみにユインチホテル南城ですがもともとは「かんぽの宿」だったらしく、そもそも本家の宿自体バブリーだったというわけです(笑)。で、運営が民間に移管したあとに温泉を掘り当てていまに至っているようなのですが、そもそもこんな眺望抜群の山の上から温泉を掘削したわけで、あのー、どれくらい深く掘ったんですかぁ?(このあと調べてみたら「2119m掘った」ということが判明しました)。

そんなわけで無人の脱衣場からサクっと準備完了で浴室へと進みます。すると‥




(ジャグってるのはまぁしょうがないかな)。

お風呂もさることながら抜群の展望にもビックリ。前夜の入浴では夜景を楽しむことができましたが、お風呂と夜景を両立させて写すことはできませんので、是非とも夜の部については現地を訪問の上で直接お楽しみ下さいませ。


ちょっと(というかかなり)見えにくいのですが、左上画像ではかけ流しの湯が切り欠き部分から流れ落ちているんです。ジャグジーはなくてもいい気がするのですが、高額の日帰り入浴料金を考えればまぁしょうがないかな。そんなわけでジャグっている場所にて恒例の湯足画像をば(右上画像マウスオン)。


お湯の温度はごらんの通り熱くもなくぬるくもなく適温。誰も入っていない時間が何時間もあったでしょうから適温安定で何よりです(意味不明)。ちなみに加水なしと明記されていますが塩素系消毒はありとのこと。そうなると朝一番の湯には塩素のニオイも考えられるのですがそれ系のニオイはまったく無臭、おそらくは深夜の清掃直後にバンバンしているのでしょう。

なおこの楕円風呂の外側に長く延びる形で大浴槽がありますが(右上画像で窓際に見えているのがそれで、窓に沿ってずーっと浴槽が延びています)、こちらは循環仕様です。でも一番端っこのパワフル系ジャグジー(右上画像マウスオン)は前夜も結構人気のようでした。

で、肝心のお湯なのですが塩化物泉ゆえしょっぱいのは当然として、先人の皆さまからはSNS経由で「ニオイが強烈だったでしょ」とか「まさかのアブラ臭はどうでしたか?」等のコメントを賜りました。しかし、湯臭に関しては全然感知しなかったTakemaなのです。先人コメントをネット上で拝見したあとにおしんこどん(結構カナリア系)に聞いてみたところ、



ということは、山形県内の平地で動力揚湯している温泉にありがちな「最初はスゴイが徐々に個性が減っていき、やがて下手をすれば湯枯れする」というパターンなのでありましょうか?(笑)。

では最後に貸し切り状態ゆえの好き勝手系うろうろ動画を見ていただいた上で「ネット上の湯上がり」といたしましょう。


「さしきの猿人の湯浴室うろうろ」

打たせ湯、無駄に出すのはモッタイナイ!(反省)。


そんなわけで湯上がりにはコーヒー牛乳と血圧測定ですね(何のこっちゃ)。私Takemaは血圧が高めなんですが、お風呂の前後ってかなり血圧が上下するみたいですね(特に湯上がりには上昇するらしい)。138、ま、いいか(根拠なき納得感)。

さらに右上画像を見ていたら「何だか脈拍数、とっても多くないっすか?」という自己ツッコミ的不安にさいなまれたのでネット情報を見てみると、「脈拍の早い人は寿命が短い」なんてネタも散見されました(真偽はともかくとして=これ重要)。なおちゃんとしたサイトの情報によると「安定した状態での脈拍数は70回前後/分が標準」だというのでさっき計ってみたら「71回/分」でした。よかった、湯上がり関係で脈拍数が増えていただけのようです(結構小心者)。

さて上のコーヒー牛乳はレセプションで購入したわけですが、ここで驚いたことが1つ。それは‥







いや、確かにランチタイム前までは「ゆし豆腐(塩)」「トーストセット」「おにぎりセット」の3品しか提供していないようですが、軽い朝食にはおにぎりやトーストで十分。ちなみに沖縄ならではの「ゆし豆腐」がなぜ高いのかというと「ご飯付き」だからなのです。なんだー、朝食でもホテルの方のレストランは高いだろうしこっちの食堂は昼から営業だろうと思って昨日のうちにコンビニで朝食を買ってきていたのにぃ(右上画像マウスオン)。


そんなわけで湯あがりにホテル棟の前から写真をパシャパシャと。左上画像で、右奥が猿人の湯の建物なので、ホテル棟からそこそこ距離があることがおわかりいただけるかと。そして右上画像がホテル棟。やっぱりちょっとバブった造りですね(大笑)。

ちなみにこの日は「屈強な方々」が同宿していたようでしたが(左上画像マウスオン)、それ系の方にお会いすることはありませんでした(笑)。

さてこの日は泣いても笑ってもいよいよ最終日。プロ野球のキャンプ時期ゆえ日ハムの国頭キャンプ見学もありかな(大谷選手もいるだろうし)というアイデアを出したのはおしんこどん。でもそれだと現地での見学時間を考えるとほとんど単純往復になりそうな?同様な意味ほかでTakema自身が考えていた美ら海水族館訪問案も自ら却下。というのも、2月だというのに先日の国際通りには修学旅行生がわんさかいたわけで「この子たちは順番の差こそあれ必ずや水族館に集結するはず」と考えてやっぱりパスでしょと考えたわけです(人混み嫌いなんですよTakemaは)。

そんなこんなでどこへ行くのさわれわれは?南部は一通り回ったことがあるしなぁ?

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