− 2013/3 八丈島&青ヶ島編 その10 青ヶ島を離れ、再びの八丈島へ −



青ヶ島では11chで港とヘリポートの現状を示す映像が24時間放映されています。島の命綱ですし、危険防止の意味合いもあるようです。


さて明けて翌朝です。ご覧の通りお天気は昨日同様サイコーなのですが少々風が強いです。ちなみにヘリは風には比較的強いそうなので今日の運航についての心配はないでしょう(ちなみに霧には弱いそうで、となると梅雨時期は欠航が多いのかと。なおその目安として、左上画像のアンテナ塔が霧に隠れるようだと欠航になる確率高しというような話をどこかで読んだことがあります。

ただ、ヘリはともかくとして気になるのは今日よりも明日のお天気。右上画像にはTVの端っこに映し出された青ヶ島村の天気予報が見えていますが、どうやら今日の午後から明日朝にかけては雨模様、それも前線の通過の際は荒れ模様になりそうだというのです。

還住丸はここ何日か運航していません(昨日は状況的には十分に運航可能だったと思いますがそもそも日曜は休航日なので)。で、実はこのあと八丈島に3泊したのですが、結局われわれが八丈やら青ヶ島にいた6日間で「還住丸は1度も青ヶ島入りを果たせなかった」というところに、島の大変さがうかがえます。

6:30前に目がさえてしまいむっくり起き上がると、おそらくは似たような状況にあったであろうおしんこどんが「お散歩行く?」。そうですね天気もいいし、ちょうどまだ行っていない「あの場所」に行ってみるのにちょうどいいかも。そんなわけで顔を洗ってささっと着替えて出発です。あ、昨夜遅くまで三宝港で作業なさっていた皆さまはまだ深い眠りの中でしょうね‥。


島の建物は平屋建てが多いのですが(台風対策?)、その自然条件にたてつくような2階建ての大きな建物がありました。もしかしたら‥と思って見てみたらやっぱり教員住宅(笑)。しかもかなり至近距離にもう1棟ありました。

人口174人の村ですから子どもの数も限られます。今調べてみたら青ヶ島小学校13名、中学校12名、計25名(平成24年度)ということでした。そしてその子どもたちの面倒を見る先生たちの数は何と総勢21人!


でも、まだ先生の数の方が多いですから‥本土でも過疎地域の分校などでは(特に中学校)「生徒より先生の数の方が多い」というのはよく聞く話です(ま、最近はさすがに統廃合が進んでいるらしいですが)。

こういう形になるのは、小学校はともかく中学校では教科制ですから「今年は家庭科の先生がいないので体育の先生が兼務」というわけにはいかないからなのでしょう。たぶん「学校ナントカ法」とかでそう決まっているはずです。その昔、学校に生徒があふれていた時代に作られた法律ですからねー。

でも離島勤務の先生に「その島出身」の先生が多いなんてことは全然なくて(そもそも公立なのだから異動があるし)、東京都の場合「新任の教員は離島勤務から始まるらしいよ」なんていう話をわたしも大学時代に聞いたことがあります。

そうなると必然的に経験の浅い若い先生が多いということになるんでしょうか?でも、最初に「担任生徒が4-5人&の先生生活」を島で経験し慣れたあと都内本土に戻って「40人の生徒の担任」とかになったらきついだろうなー

まぁそんな話はどうでもいいですが、村の人口にこの21人という教育関係者人口はかなり大きいぞ(住民票、移してますよね?)。しかも「人は変われど数は変わらず」でしょうから。ちなみに村の職員数(一般行政職)は平成19年現在で13人こちらは「兼務&兼務」でしょうから、村ののんびりさとは別にかなり忙しそうな予感(村内だけならともかく都への報告や折衝とかは山積み的にありそうですから‥)。

はい、また話が長くなりましたねいつものことですね困りましたねというわけで閑話休題バイザウェイ、お散歩の話に戻ります。


さて歩くことしばし(数分)でヘリポートまでやって来ました。数時間後にはここから再び飛び立つわけですがまだ誰もいません(当然)。で、目的地はといえばヘリポートを突っ切って先に続く道のそのまた向こう。その先に何があるのかというと‥


(と、ここで「ひんぎゃって何?」と疑問を持たれたあなた、はいすぐさまメニューページに戻って最初から読み直し!(笑))。

カルデラ内のみならず島の断崖絶壁すぐ近くにも噴気帯があるということにびっくりしますが、そもそも島そのものが火山なのですからそれはある種あたりまえなのでしょう。ま、池之沢でもひんぎゃの活動は低下傾向にあるということなので(前ページで書きましたが)火口から離れたばしょにあるこちらのひんぎゃはもっと活動がユルいのかもしれません。ま、とにかく見に行ってみましょう。が、でも、鹿氏!(またも意味のない強調表現だなー)、


舗装路が終わると歩道となるのですがご覧の通りの藪!細いとはいえ竹なので、この道に短パン&ビーサンなどの軽装で立ち入るととんでもないことになりそうですのでご注意を(笑)。ちなみに道の脇にはところどころ「小さな畑として利用している」とおぼしき場所がありました。日当たりはいいだろうしなー(あとは水か)。


で、どうやらここらしい的な場所にやってきました。確かに時折何となく暖かい空気が流れているような気もします。というのも、この日は風が強かったんで近づいただけではあまりよくわからなかったんですよ。


そんなわけで手をかざしたりしてみると、うん確かに噴気は出ているようです。が、噴出するそばから風に流されるのか安定しません。ただ、右上画像にマウスオンすると「湯気でレンズが曇った瞬間の画像」に変わりますので一定以上の熱い温度はあるのだと思います。なおここで「どれどれ」と手を奥の方に入れると大変なことになりますのでご注意を(笑)。


左上画像はこの場所=島の最北端から集落および大凸部方面を眺めた画像ですが、これを見て「何だなだらかじゃん平らじゃん」というように思ってしまうと痛い目に遭います(笑)。ま、ここまで拙ページをご覧いただいた方々にはそのような懸念もないでしょうが。なお、このひんぎゃ地帯を境にして傾斜は一気にその角度を増し、最後は断崖になって海へと落ち込んでいます。

戻る途中に神社への分岐があったのでいちおうこちらにもお参りすることに。こちらの神社は金比羅神社、還住を果たせたことに対する航海への報恩のため建立されたということです。

右上画像にマウスオンすると、当時の還住者の方々の信仰心の篤さがわかります。東台所神社もそうでしたが(あちらはさらにここよりも標高が高いですが)、参道に敷き詰められているのは丸い「玉石」です。この玉石というものは当然ですがそんじょそこらにあるものではありません。海岸にあった石が長年の浸食により角が取れ、丸くなったものであり当然海岸にしかありません。

しかもその成形には数万年単位の時間が必要なのだとか。ここ青ヶ島に「数万年単位で安定していた海岸縁」があったのかどうか?いや、それはどこかにあったのでしょう。それよりも還住を果たした村人たちが‥


玉石の参道は決して歩きやすいものではありません。というかはっきりいって歩きにくい。でも還住者の方々にとってはそんな利便性などどうでもいい、大切な神様のおられる場所に向かう参道はそれ相応の特別な道なければならないと(もし)考えたのであれば、島における貴重な素材である玉石(玉(ぎょく)は古来から貴重なものでした)を、標高差250m以上の断崖を担ぎ上げた説明にはなると思います(ここまでの仮説には全く客観的な証拠がありません。しかし自分としてはそうであったのではないかと思わずにいられないのです)。

そんなわけで珍しく民俗学だか文化人類学だか的な領域に素人が足を踏み入れてしまったのでもうこの辺でやめておきます。玉石の階段や石垣は八丈島にも多く見られますが、それが「やっつけ仕事でなく見事に統一されたサイズの職人仕事であること」「どこにでもあるわけでなく海岸から離れたいくつかの地域に集中していること(大里地区等)」ことからも、この玉石利用文化に一定の前提となる価値観があったことは間違いないと思われます。ま、このことは八丈島に戻ってからまた書きましょう(忘れないといいけれど)。

さてこのあと宿に戻って朝ごはん(Takemaでも食べられる量で安心、あ、島寿司の残り3貫もこの朝なら食べられたよなー)。で、レンタカーはまだ借りっぱなしだったのでちょこっと通行止め方面に向かったりもしましたが途中で自粛し、レンタカー屋さん兼GS兼整備工場兼商店(十一屋さん)に戻りました。ここでガソリンを入れて返却‥いやいやさすがここは青ヶ島!


(ま、そんなことじゃないかと思ってはいましたがやっぱり。)


そんなわけでほんの数分というかたぶん2分はかかってない所要時間で「青ヶ島ヘリコミューターターミナル」に到着です(左上画像)。ご覧の通り小さいですがちゃんとボディチェックなんかもあり、チェックを受けた人は行動を制限されます。きびしいなー(いや実は正面右側ドア側からの出入りが制限されるだけで、左側の細めドアから外に出るのは自由です。左上画像には見えていませんが間にはロープが張られています)。

なお、右上画像の通りこのターミナル周辺にはいくつもお墓があるんです。「せっかく永遠の眠りについているのにうるさいなー」と思っておられるのかな?ま、1日のうちせいぜい20分なのだからお許しを‥って、なぜ部外者のTakemaが言うのか?いやぁ、みんなどこかでつながっているんですよたぶん(強引にまとめちゃう)。


さて8:50にターミナルというか乗り場に来てみるとすでに係員さん(あとで知ったことですが役場の方らしい)がおられたのでチェックイン。ちなみに前々日にお電話を下さったのはこの方だそうです。いろんなお仕事お疲れさまです!

で、この日は「条件付き運航」。「条件付き」というのは「八丈島から飛んできたとしても途中やここ青ヶ島の状況が悪ければ着陸しないで帰っちゃうからね」という意味なのですが、このことは天気予報通りこれから天候が悪化すること、そして「始発便の青ヶ島往復はともかく、八丈に戻ってから先の御蔵島や三宅島、さらには長駆大島方面への往復フライトがどうなるか」ということとの合わせ技でもあります。つまり‥




そうこうしているうちにも風はどんどん強くなってきました。吹き流しが完全に水平になっていることからもこの時の強風具合はわかるでしょう。まだ雨が降るほど荒れてはいないのでTakemaほかの荷物はご覧の通り荷物カゴの中ね。

なお、ここ青ヶ島へリポートでもセキュリティチェックはしっかりあります。ま、青ヶ島離島時に「島でヤバイものを仕入れて云々」なんてことはほぼあり得ない話でもありますが(笑)。

で、小さなターミナル(というか失礼ながら小屋という方が的確なので以降「小屋」と記します)に来たお客さん‥ん?往路(昨日)にもいらっしゃった方が?(フラダンス関係の先生かと=島内放送で聞いていたので)。

そしてその先生の横には白人の男性旅行者がおふたり。あ、そうかこの先生とこのフランス人さんは昨日ひんぎゃの塩工場で入れ違いだったんだっけ!でも今日ここで会話を小耳ダンボにして聞いていた限りでは、彼ら2人は今回旅の途中で知り合い、ここまで来たみたいなのです。でもこの島に来るってある意味すごいことですよ、だってTakema的感覚に置き換えてみれば‥うーん‥。

Takema 「今度の休みにタイに行くんですよ。」
聞き手 「へぇうらやましいなぁ、じゃ、もちろんアユタヤとか行くんだよね」
Takema 「いや行かないんです。メーホンソンからパイに抜けようと‥。」
聞き手 「は?どこそれ?」

というのと同じ感じで、

とある日本人 「日本を旅行されているんですね。どちらに行かれましたか?京都とか?
仏人旅行者 「いや、今回は島に行ってきたんです。」
とある日本人 「島というと‥沖縄ですか?それとも‥あ、シブイところで屋久島とか?」
仏人旅行者 「いえ、青ヶ島です。」
とある日本人 「へ?青ヶ島‥って、どこそれ?」(以下ツッコミ不能)

というところでしょうか(笑)。青ヶ島村の方々にとっては失礼な話かもしれませんが、たとえば首都圏在住の人々にとって「青ヶ島」の知名度は相当に低いと思うのです。同じ東京都内であっても、たぶん奥多摩エリアの檜原村などよりも低いんじゃないでしょうか。

裏を返せば、限られた旅行日程の中でここ青ヶ島を訪問しようと考えて実際に来ちゃうとは、「この2人、かなりやるな旅慣れてるな」と考えざるを得ません。Takema自身の例でいえば「南アフリカ共和国の旅行中レソト王国に立ち寄って1泊2日のポニートレッキングしちゃえ」と同じくらいのシブイ選択といえると思います(あ、別にTakemaが旅慣れていると言いたいわけじゃないですよ。あ、そういえばあの時の宿泊地リバネン村にもフランス人グループがいたっけ)。

それはともかくさらに小耳を立ててみると、彼らには「とある懸念」があるようなのです。それは‥



というわけです。しかし問題は「このヘリコミューターが運航したとしても、八丈島から羽田に向かう便が運航するか否か」というところにあるのです。だってお天気は結構急速に悪化しつつあるわけですから、絶対に「天候調査」が絡んでくるだろうからなぁ。ま、この話の続きはまたあとで。


ふと見れば青ヶ島小中学校の建物がそびえ立つがごとく見えています。でも見えている側は北側@冬の北西季節風に面しているのであり、台風レベルの風が吹くわけではありませ(いやちょっと待て吹くのかも)。でも台風の時は外輪山が、でもちょっと離れてるよなぁあまり暴風壁にはなってくれない気がするぞ。というわけでいざというときは孤高の建物として頑張ってね小中学校!(完全に投げやり感満載でゴメンナサイ)。

で、そんな風の神、雨の神、そしてヘリポートの奥におられる金比羅さまにおしんこどんが遠くから篠笛演奏を奉納したのが功を奏したのか、ヘリはちゃーんとやってきました!



最初は音だけ聞こえてどこだどこだと探るのみ。見えたら早いぞさすが超特急!(笑)。



そんなわけで「条件付き運航」をものともせずやってきてくれたシャトルヘリなのです。



さてそんなわけでいざ乗り込みます。この便も満席に近かったので、早めに列に並んでいたことはいうまでもありません。窓際席を死守したいがために(笑)。その後出発準備を完了したヘリはいともあっけなくふわりと浮き上がりました(当然ですが)。



さようなら青ヶ島、また機会があれば来ることもあるでしょう。特に「新たな湯が出た」という情報が入ったりしたら再訪の可能性は一気に跳ね上がるはずです(大笑)。


すぐに洋上に出て巡航速度で八丈島に向かいます。で、客席内からはコックピットが丸見えなのでいろんな計器類を眺めていると‥ん?右上画像のメーターに「KNOTS」とあるぞ。メーター読みで140ノット弱ですね。ということは‥


考えてみれば所定の飛行時間=20分ではありますが、特に八丈島空港では駐機場からそのまま上に飛び上がるのではなく、ちゃんと滑走路まで低速で移動し、滑走路に出てから真上‥ではなく飛行機と同じように前方方面に滑空するようにして飛び上がりますからね(着陸時も同様)。そのあたりで5分とはいわないけれど数分はロスしているはず、というわけで実際の巡航速度はこんなにも速かったわけです。



そしていよいよ八丈島が見えてきました。こんな角度から滑走路を撮影できるのもヘリコプターならでは。

ではではここで、またもや発着から着陸までを動画で見ていただきましょう。最初の方、島を離れた直後に「青ヶ島村の集落がどんな場所にあるのか」をわかりやすく示す断崖なども映ってますんで、せめてその辺だけでもご覧下さい(というか動画全体としては冗長に過ぎるので、乗り物好きの人以外は全部見るとたぶん途中で飽きると思います)。




さて到着後は仲むつまじく記念写真(他のお客さんが撮ってくれました)。基本的にわれわれは旅行中にセルフタイマーを使ったりしないので、こういうツーショットって限りなく貴重です。確か今回の旅行ではあと1枚しかありません(笑)。

で、出発&到着ロビーには予約していたレンタカー屋さんがTakemaの名前を書いた紙を持って待っておられました。「Takemaです。よろしくお願いします」的なご挨拶のあと、ご自宅のお隣とおぼしき事務所までご送迎いただいたのですが、空港でのTakemaは「とある行為」をおこなわずにはいられませんでした。それは「羽田行きの飛行機の運行状況確認」(いや、ちらりと電光掲示板を見ただけですが)。そしてそこには‥少なくとも次の便については『欠航』であるとの表示がくっきりと。


しかもこの日は「これから夜半にかけてどんどん荒れ模様に向かう」との予報ですから明日の第一便も出るかどうか‥。フランスに帰るのかアジアの周辺国に向かうのかはわかりませんが、少なくとも日本出国のエアチケットが格安であれば「追加の出費」は必定、下手に「予約便の変更不可」条件が付いていたりしたらかなーり大変なことに‥。

彼らより先にロビーに出てきてしまったので、その後彼らがどのような行動をとったのかはわかりません。ちなみにこの日、羽田行き1-3便および竹芝桟橋行きの東海汽船は全て欠航でした。青ヶ島往復ヘリ便は無事に飛びましたが、このあと八丈島以北路線が運行したかどうかはわかりません。そう考えると‥あまりの運の強さに大感謝!こういうときにはいつも書いていることですが、おしんこどんは「何かを持っているとしか思えない晴れ女」でありまして、われわれの旅行に関していえば「肝心なところでは必ず好天」なのです(今回の青ヶ島だってバッチリだったし)。

え?「だけどTakemaオフキャンプは雨の確率がやたら高いじゃないか」って?ハイ、おしんこどんパワーが発揮されるのはあくまで「われわれ2人の旅行」に関してだけなのです。おそらく、オフキャンプ参加者の中にはおしんこどんを超える「雨パワー」をお持ちの方が云々(個人情報保護法に抵触しそうなので以下略)(笑)。

さて、青ヶ島編では「隣に止まっていた『わ』ナンバーのレンタカー」を「おお?これかコレナノカ?」と勘違いしたというようなことを書きましたが、この日のレンタカーは事前にあえてこの「電気自動車」を予約していたわけです。

レンタル条件は一般のレンタカーに比べてキビシイのですが(「17:00までに返却しなければならない」というのはその典型です。でも、充電施設は島内でも限られているので2日以上の連続レンタルでも「いったん返して一晩かけてチャージ」しなければならないわけですし)、実は事前の計画では「状況によってはこの翌日に御蔵島へと渡る」というスケジューリングだったので、借りるのはとりあえずこの1日だけと立案。それと‥


ちなみにお借りしたのはこちらの会社の車です。島内にはもっと安い(1日3000円とかの)レンタカーもありますが、こちらはアンケート協力を前提とした割引価格でも日中のみ(最大8時間半)で5000円です。でもいいのさ、一度は乗ってみたかったんだから!

車種はいわずと知れた「三菱アイミーブ」。フル充電で少なくとも100km以上は走るので、島の周回路延長がマラソンコースとほぼ同じ八丈島では余裕‥のはずですが、坂道がとっても多いんで100kmは無理でしょう。トランスミッションは「ECOモード(文字通り節約走行)」「Dモード(通常走行およびパワーが必要な時用)」「Bモード(下り坂が連続する区間などで、回生ブレーキにより走りながら充電できる)」の3つがありました。

このうちBモードについては「島では八丈富士の鉢巻道路の下りくらいでしか使えません」とのことで、ま、通常はECOモードでいいんでしょうね。そんなわけで借り出してまず目指したのは‥


さ、長くなってきたのでこの続きは次ページにて。


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