− 2013/3 八丈島&青ヶ島編 その2 事前準備&手配、そしてまずは八丈島へ −



すっかり好天&好展望なのですが、これはある種の結果オーライというわけで。

ではでは実際の旅行記を綴り始めるわけですが、その前に計画段階のお話をひとしきり(わたしゃ前フリが長いので有名)。

実は以前(2010年)、この時期とまったく同じ3月下旬に今回と同じく八丈島と青ヶ島を含む旅行を計画したことがあったのです。特に当時も「このエリアに行くなら青ヶ島は是非!」と思ったことはいうまでもありません。しかしその時も、以下に述べるような状況と同じ事情から島行きを断念したわけです。

今回も最初に青ヶ島村役場に電話を入れて状況を聞いてみたわけですが、役場の方いわく「青ヶ島と八丈島を結ぶ還住丸はこの時期ほとんどが欠航です。現状でももう1週間近く入港していませんから」というあまりにもわかりやすい現状報告をいただきました。こりゃ無理だということで往復海路は断念(安いんだけれどね)。仮に往路が偶然運行されても、翌日以降復路便がいつ出るのかがまったくわからない「河童の三平」状態(行きはヨイヨイ帰りはコワイのよ)では、冗談抜きで職場のデスクがなくなりかねません(笑)。

次なる青ヶ島への移動手段はといえば「東京愛ランドシャトル」なるヘリコミューター。しかしまだ人生で3回しかヘリコプターに乗ったことのないTakemaでもこのことだけはわかります。それはすなわちコマネチ「お値段がお高い!」ということなのです(コマネチ意味ないね)。だってさ、


(なお還住丸の料金には燃油調整金が含まれるため、毎月微妙に変動します)

しかもヘリの場合には荷物の大きさおよび重量制限もあり、5kg以上の荷物には1kgあたり220円の超過料金が科せられます。でも5kgって‥すぐだぞ(ノートPCとかも持って行くので)。

しかしほぼ9割を誇るヘリの就航率とその速さ(八丈島−青ヶ島間約65kmをたった20分で結びますから平均時速は約200km/h弱)に比べ、特に海が荒れる冬季にはおそらく2-3割程度しか運航されず、かつ約3時間かかり(時速約20km/h)&波が高いときはそれこそ「どんぶらこっこ状態」(何が言いたいかわかりますよね)となることなど、総合的なコストパフォーマンスを考慮すると一概に「ヘリが高い」とは言い切れないでしょう。島民の方々も島外に出るときは普通にヘリを使っておられるようですし。

なおヘリはある程度の悪天でも飛びますし、特に(意外に思ったのですが)強風にもある程度強いようです。その一方で霧には弱く、青ヶ島村のやや高台に位置する電波アンテナに霧がかかると欠航となるとか何だとか。春から秋にかけては湿気が多く霧が出やすいようなので、その時期の就航率はやや低くなるのかも知れません。

そうそう「料金が高い」と書きましたが、このヘリの運航には東京都等から相当の運航補助金が出ているはずです。大東島編でも書きましたが、島へのアクセスインフラは自立経営が成り立ちません。「この料金で20分の空の旅が楽しめる」ことに感謝すべきかと思います。

一方の還住丸は、当然海が荒れる冬季に欠航が多くなります。青ヶ島村公式サイトには「運航率は平均して50-60%」と書かれていますが、年間を平均してもあまり意味がありません。参考までに、2013/2.3月の「運航実績」を表にしてみました。



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17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
日曜日休航。ただし島で行事があり人の出入りが多い特定日、および「あまりに欠航が続いてしまった場合」は振り替えで運航します。上記では2/10と3/3が振り替え運航日でした。

うーん、数字だけ見ると3月の運航率が急上昇していますが、最終週の激的な運航率を仮に除いた計算(3/1-3/23)では28.6%、やっぱりキビシイですね。2-3月の連休+α等に還住丸利用を前提とした青ヶ島旅行計画を立てるのは無理かと‥。

はいそんなわけで話を戻しましょう。そんなわけでC/P的には決して悪いとは思わないヘリコミューターですが、ここにもう1つの現実的かつ大きな問題が存在します。それは‥


ということなのです。前回も運航会社である東邦航空に電話してみたら「その日程ですと往復ともキャンセル待ちですねー」と言われてあきらめたんだっけ。というわけで今回は、予約開始日(ひと月前の同日)のジャスト9時(予約開始時間)に電話を入れることに。し、しかーし!


回線が細い(というかオペレーターはまさか1人だったりする?)のでしょうが、結局電話が初めてつながったのは10時過ぎ。「あのぉ、3月○日の青ヶ島行きの便なんですが」と申し上げると、「あ、その便は先ほど満席になりました。お2人ということでキャンセル待ちの1&2番にお入れしておきましょうか?」との悲しきお返事が。げにおそるべし東京愛ランドシャトルの予約っ!

最初の予定では「青ヶ島2泊」と考えていたのですが、「最悪でも1泊はキープしておかなければ」というわけで翌々日に勝負をかけて電話しましたよ(たまたま往路利用日の前月同日が日曜日だったので月曜日に2日分を一緒に予約したわけです。そのために朝一番の仕事を振り替えたりして=仕事より遊びの典型ですな)。そして何とかその往復はキープできたので、「うまくキャンセルが出れば2泊、悪くても1泊で青ヶ島に行かれる」ということは確定したのであります!

なおこの場合「往路は予約確保&前日のキャンセル待ち」のダブルブッキングということになりますが、電話中に確認したところ「それは問題ありません」とのことでしたので念のため。ただし予約キャンセルの場合は必ず連絡をということでした(当然ですね)。

ちなみに「キャンセル待ちでも結構乗れることが多い」というのがこのヘリ便のある種の特徴らしいのですが、その理由は「何とキャンセル料金がかからない」というところにあったようです。だから「とりあえず席だけキープしとこうか」という方も少なからずおられたようで、そのため混雑に拍車がかかるということだったのでしょう。

と、ここで「だった」という過去形を使うのには当然理由がありまして、われわれが予約&訪問した時には確かに上記の通りだったのですが、2013/6以降予約およびキャンセルに関わる方法に変更があるようなのです。以下に「広報あおがしま」の関連ページを載せておきます。


そう、われわれの訪問時も、料金支払いは「当日カウンターでニコニコ現金払い」だったのです。

また大きな変更点としてはもちろん「事前支払方式の導入」があげられます。キャンセル料金自体は前日までなら420円、当日であってもフライト前なら1420円とJRなどよりはるかに高額ですし、なおかつ事前支払いとなると「まだわからないけれどとりあえず仮にヘリを押さえておくか」系の気楽な仮予約=本当に必要な人にとっての大きな迷惑状態、は改善されそうですね。その意味で、この制度の導入はなるほどとうなずけます。

なお上記広報画像を見ていると、面白いことに予約開始が前月同日でも「電話:9AM−、ネット:12AM−」と時間差が付けられているんですね。各島(愛ランドシャトルは青ヶ島・八丈島・御蔵島・三宅島・大島・利島に就航しています)の非ネット利用者の方々に配慮しているのかと。ちなみにわたしもほぼ毎年夏の北行きフェリー争奪戦では「ネット経由を放棄して電話で勝負」しています。あの「とてつもなくアクセスが重い末にタイムアウト」は精神衛生上よろしくないですからねー。お話し中なら即リダイアルでしょ!

はいはい、またもや話がアンドロメダ星雲方面へと転進してしまったので王道方面へと舞い戻りましょう。とりあえず最低一泊の青ヶ島行き+うまくすれば2泊というキープくんのもと、まずは八丈島へと向かうべくいざ羽田空港へと向かいます!(ようやく旅行記が始まりましたね)。

あ、八丈島へはもちろん東海汽船の大型客船も就航しています。当然料金も安いのになぜ船じゃなく飛行機なのかというと「船だと八丈島への到着が9:20、でもヘリの出発も9:20ではじぇったいに間に合わない」という理由からです。それだけ「この日のうちに青ヶ島に渡れるものなら渡っておきたい」という気持ちが強かったということだったのだとご理解下さい。


さてこの日の千葉は快晴微風の絶好お天気。いつもは浜松町からモノレール or 京成線−都営浅草線−京急線経由の直通で羽田空港へと向かうのですが、いろいろと調べているうちに「小岩駅前発羽田空港行きバス」があることを知り、ものは試しということで乗ってみました。

小岩駅発車時の乗客はほんの数名。しめしめこりゃ穴場ルートだと思ったのもつかの間、葛西経由だったので結局は途中で満席に(補助椅子も全部使っての満席)。なお乗れない人もいたようでした。自宅最寄り駅の本八幡駅発でもあれば別ですが、やっぱりバスは時間も読み切れないしもう使うことはないかなぁと。

で、羽田空港に到着後当然そのまま搭乗口へと向かったわけですが‥搭乗口上部の電光掲示板を見ていきなりビックリ。こんなに天気がいい東京千葉界隈なのに‥


(右上画像マウスオンで搭乗口ボード画像に変わります)

どうやら東京から287km南方に位置する八丈島では、ただいま大荒れモードの真っ最中なのだそうです。さすがにひと味もふた味も違うなやってくれちゃいます!ん?ということは‥



でも搭乗カウンター係員氏は「八丈島空港到着後青ヶ島行きのヘリに搭乗予定の方はお申し出下さーい!」と席周辺をぐるぐると回っておりましたので「あのー、キャンセル待ちを入れてるんですが」と申し出ると、「ヘリはある程度までは出発を遅らせて待ってくれますが、必ず待つとは限りません。またキャンセル待ちの場合、当日になると順番がキャンセルされて先着順になるので難しいかも知れませんね」とのこと。この瞬間、これ以上考えるのも面倒なので決めちゃいました!



そんなわけでおそらく満席の八丈島行き1便に乗り込みました。右上画像は房総半島先端の館山界隈ですがまぁ見事に晴天。しかしはるかな先八丈島方面はまだ大きな雨雲が広がっているのでしょうか?

このことについて到着後の島の方(複数)から伺った話によると、到着前まで風雨が強かったというのは共通しているとして、それぞれにご意見が分かれました。すなわち最初の方は「遅延したとはいえ飛んでラッキーでしたね。普通ならこの1便は欠航になったはずです。でも満席のフライトをキャンセルするといろいろとナニだから遅らせて飛ばしたんでしょう」とおっしゃり、別の方は「予約が満席であっても条件が悪ければ当然のように欠航するのが八丈島便です。おそらく『少し待てば天候は回復する』との読みがあって遅延のフライトとなったのでしょう」。

それぞれ観光関係のお仕事に携わる方でありましたが、いずれかが真偽なのかを探っても意味はありません。たぶんそれぞれの要素の中庸あたりに判断の真実があるのではないかと思います(笑)。そんなわけでここからは、無事八丈島空港に到着してからのお話です。


荷物をピックアップして到着口に向かうところに愛らんどシャトルの係員さんが「青ヶ島行きの方はーっ」と声を上げていたので一応キャンセル待ち組であることを告げると、「申し訳ありません、満席になってしまいました」とのこと。まぁしょうがないと思うと同時に「よかった、がっついて『何としてでも青ヶ島へモード』になっていたとしたらここでガックリしただろうな」と(笑)。

で、上画像は急遽お願いしたレンタカー(空港で予約客を待っていた人に急遽頼んで営業所まで便乗して運んでもらい、車を借りだした)で空港に戻ったときの画像なのですが、ちょうどわれわれを乗せてきた1便が羽田に向けて離陸するところでした。滑走を始めた機体後部に水しぶきが上がっているのが見えますから「われわれの到着までにはそこそこ多量の雨が降っていた」ことは間違いありません。でもですね!


だって右上画像にはすでに青空が顔をのぞかせてますよね。このあとはこの青空範囲が一気に広がっていったというわけです。

おっとっと書き忘れるところでした。同じ右上画像をよく見てください、ヒコーキとは別のある機体が止まっているのがわかりますか?そうです、われわれが乗る予定だった青ヶ島行きのヘリがまだ出発していなかったのです!(ジェット機の出発を優先させたのかなと)。


結局駐機位置を離れたのは10:04、運航ダイヤより44分遅れでありました。このあと各島を回る上での始発便ですから、すでに各島の担当者諸氏には「本日44分遅れで出発」という連絡が回っていることと思います。滑走路まで出たところで浮いたと思ったら(右上画像マウスオン)、


ずんずんと高度を上げ青ヶ島に向けて飛んで行っちゃいました。あー、うまくすればあのヘリに乗ってこの日のうちに青ヶ島に行かれたのになぁとちょっとしみじみ。でもまぁ明日は欠航しない限り行かれるのだからまぁいいか、とりあえず今日は八丈島のサワリだけでも楽しめればねと気持ちを切り替えます(前向き指向でいきましょう!)。


そんなわけで借りたレンタカーは島デフォルトの軽自動車。今回の旅行では最終的に4台の車を借りたわけですが全て軽。ええっとふり返ってみると、この車が一番乗り味がイマイチだったかな(笑)。見かけは立派ですが特に塗装関係はだいぶ手が入っていますし(潮風にさらされる環境なのでこれはしょうがない)、またブレーキは「一番止まらない」感覚がありました。でも島ではスピードを出すわけじゃないので(出せない)、特に問題はありませんでしたよ。

また上記のようなマイナスコメントとは逆に「このレンタカー屋さんでよかった」こともありました。それは‥「ポータブルカーナビ設置車」であったこと。

というのも、この日は当然ながらTakemaの八丈島ドライブ初デビュー。いちおう島内地図はもらっていたのですが、いざ島のメインロードを中之郷方面へ走らせていくうちにちょっとビックリ。というのも‥



いや、こんな町内の中心部を走っているときはいいんですよ。それにしてもせっかくなら「小」がヨカッタ!(笑)。



「八丈島随一」の立派な峠越え道路にはこう書いてあるのですが(右上画像マウスオンで拡大)うん、やさしく走‥え、でもさ!


後日このことをたまたま現地の(おそらく役場関係の)方にお話し申し上げたところ、「大きな看板を立てても台風でやられちゃうんですよ」とのことでそれ自体は納得。でも「小さな看板でもいいから施設前(または分岐点)と、たとえば100m手前に同じ大きさで予告看板を設置するといいと思いますよ」と申し上げると、「いやぁ、出していると思うんですがね」とのお返事が。でも自分が見た限り予告看板は末吉の「みはらしの湯」くらいしか記憶がないんですが‥(間違っていたらゴメンナサイ=八丈町関係者各位)。

で、話を戻せば「だからこそ八丈島の素人にはナビが重宝する」というわけなんです。もともと大きな島でもありませんし(島の面積はほぼ山手線と同じくらい)、その中でも観光客が訪れる目的地は一部を除き中部および南東部に集中していますから、そのあたりのアナログ案内充実をお願いすると同時に、でも現状では有人施設に関する限りナビの電話番号検索がとっても重宝なのです。

なお実をいえばこの日は目的地にいきなり洞輪沢漁港を指定したため、その途中の(後日訪れる予定の)いろんな施設はスルー。ただそれだけに「え、今『温泉前』ってバス停表示があったけどこの先?‥いや、たぶんさっきのとこ界隈だったのかな」のように事前学習ができたわけです。おかげで青ヶ島帰りに再び借りた格安レンタカーにはカーナビ非搭載にもかかわらず「ん?その施設は‥うーんと、たぶんここ左折でしょ、この先しばらく左折分岐なかったはずだし!」と結構機敏に対応できた次第です。


話を実際の世界に戻すと、年度末ゆえ八丈島でも道路工事が盛況で片側交互通行に。そんなわけで2台の軽トラの後ろに付くと‥ありゃー何ともエコでグリーンな積み荷が荷台に一面!これ、実は全てフリージアの苗なのです。例年3月下旬から4月上旬にかけて島では「フリージアまつり」が開催されるということで、その一環なのでしょうか?


さてそんなこんなで進んでいくうちに名古の展望台に到着です(八丈島を訪問なさった方であれば「いきなりここ?」と思われるかも知れませんが、本当にどこにも立ち寄らなかったのです=後日の楽しみ)。ここからは徒歩で進んでいきますが、景色はあとで述べるとして休憩所が何だかとてつもなく驚き系でスゴイ!(入域無料)。


まずは建物に平行する形で立っている柱がどうにも意味不明です。台風または夏の日よけ対策かなとも思いましたがそれにしてはフックもないし、しかも守るべき建物自体がかなりキテますし(苦笑)。

で、この建物ですが実はわれわれ観光客の出入りが自由です。というのも右上画像マウスオンでおわかりの通り室内には自販機があるというのですから。そんなわけで入ってみると‥



確かに自販機が、実に中途半端な位置に鎮座(笑)。そして室内は‥その昔は軽食喫茶施設だったのでしょう、ええたぶん大昔に。



雨の日宴会にバッチリとも思える椅子&テーブルもありましたし、貴重な展示品もそのまま‥え、これって?(右上画像マウスオン)

もちろんこの周辺&この建物内における宿泊および宴会活動は一切認められていませんので厳に慎んで下さい。地元の方々のお掃除により床にはゴミ1つ落ちていませんでしたし、左上画像のテーブル上には灰皿が2つ見えますが吸い殻は片付けられていました。

そしてある意味無造作に置かれた陳列品がみごとにそのまま置かれていること(盗まれることもなく壊されることもなく)。これこそが八丈島の皆さんの思いの発現であると同時に、その昔の離島ブーム(伊豆七島ブーム?)から数十年が過ぎ去った今、ここ八丈島を訪れる旅行者のマナーがいいからなのかなとも感じました。なお「その昔の夏の式根島とか新島とかの夜はナイトフィーバーで大変なことになっていた」ということを聞いたこともありましたが、わたしより上の世代の皆さまのご所行なので詳しいところはわかりません(笑)。

さてこのあとはさらに上にある展望台へと足を延ばします(ほんの数分歩くだけですが)。



大釜を目にしつつ緩やかな坂を上がった先の展望台から見えたもの、それは‥



(上画像マウスオンで拡大画像に変わります)

「このあとすぐに行くからねー」と、肌のうずきを抑えながらの俯瞰でありました(うそつけ)。ま、その模様については次ページでということで、ここではこの展望台周辺をもう少し紹介。


展望台上から目を別の方向に向けると、眼下には八丈島灯台、いや違った正しくは末吉灯台が見えています。あそこにもあとで行ってみようっと。


それにしても、朝方まで大荒れだったは思えない上天気。風もそよ風程度でまさに初夏のような気候の中「南の島を満喫」というところです。で、このあと駐車場まで戻っていくわけですが、右上画像にマウスオンするとわかるとおり、なぜだかおしんこどんが走っています。突然どうしたのでしょうか?まさかトイレ?(笑)。

いやいや、これはおしんこどんのトレーニングの一環なのです。というのも、彼女は6月にお仲間方とともに「12時間耐久マラソン」に参加エントリーしているのです。もちろんおしんこどん自身が12時間走り続けるわけじゃなくて、交代しながらとにかくチームとして12時間走り続けるということですが(ま、車やバイクのレースと同じですね)、そのために今のうちから「寸暇を惜しんで」トレーニング、というわけです。えらいぞおしんこどん!あ、



そんなことで大丈夫なのかなー、思い出したかのようにちょこっと走っただけでは何のトレーニングになりませんよ(苦笑)。でも知る人ぞ知るおしんこどんの過去=実は高校時代陸上部に所属し県大会にも出場したりしていたそうなのです(入賞記録もあり)。もっとも「数十年前の記録」ですけれど(笑)。

ま、そんなこんなでこのあとはしみじみと末吉地区へと進んでいきます。


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