− その2 コメリスーパーセンターで買い出しのあと千古、保科と2湯入湯 −



朝からいきなりネギラーメンです at 寄居PA@関越道。

というわけで出発しましたが朝ごはんは食べずに出たのでどこかで食べなくちゃ。とはいえお昼ごはんはこれまたどこかでお蕎麦と決めているので(というか定番)軽く‥と思いつつ寄居PAへ。関東地区に限っては圧倒的にPA>SAに寄ることが多いTakemaなのです。しかも昔ながらのPA比率が高く、たとえば同じ寄居でも上り線のあのわけがわからないメルヘンワールドには二度と行かないでしょうし、考えてみれば上郷SAにはもう10年くらい立ち寄っていないんじゃないかなぁ(一方で、この時は寄りませんでしたが嵐山PAの立ち寄り率はかなり高かったりします。佐久平も多いな)。

で、寄居PAで食べたのが上画像の「深谷ネギラーメン@780円」というわけですが、貧乏くさいので基本的に少食なので夫婦でシェアしながら食べました。でも、これがなかなかいけたんですよ。ちょっとびっくらこきました。まぁこの時点ですでに起きてから数時間経ってますからね、寝起きじゃこのネギ味はキビシイでしょうが。



さて東部湯の丸ICで高速を下り、隣接するコメリスーパーセンターへ。毎年5月下旬に開催している「Takemaオフキャンプ」ではまずほとんどここに寄ってから峠を越えて嬬恋村に向かっているわけなのですが、今回は何となく系で。

と、ここでおしんこどんが所属している「とある伝統芸能系団体」のイベント用にテーブルが必要だということで急遽テーブルを2台購入しました。と、それだけならまだしも‥



いやね、昨冬もめったに降らない雪で結局は悩まされたしねぇ。しかしこの千葉県市川市界隈でママダンプを常備している個人宅はまずないだろうなぁ(笑)。でも雪にはもろい千葉ですし、開放式ストーブだって今後何かのことで電源が落ちたらナニですからね。ちなみにストーブは帰宅後すぐに活躍を開始しています(これまで使っていたファンヒーターがそろそろ寿命だったんで)。



このあとはリンゴ畑を横目にしながら最初の温泉へと向かいます。それにしてもリンゴって果実の中でもとてつもなく長期保存できるのがすごいですね。でもそれと同時に最近はかなり不遇をかこっているような気もします。海外のスーパーなどでリンゴを見ると「何これ、このちっぽけで味もイマイチなリンゴは?」と思ってしまうわけで(NZとかイギリスとか)、欧米でも食習慣があるわけだし絶対世界進出するべきだと思うぞ日本のリンゴは!

さてそんなわけで本日最初の温泉は「千古温泉」です。右上画像の看板から一気に坂を下っていきます。



すぐ脇を流れる川がいい感じ。こちらの千古温泉は日帰り施設ですが以前は宿もやっていたんでしょうね。ちょっと独特の風格を感じます。


建物は思った以上に奥行きがあってちょっとビックリ。ただ浴室はすぐ手前なんですけれど。そんなわけでいざ浴室へ、うっほほーやったぁ先客さんなしの貸し切りだぁ!(全然期待していなかったんで余計に嬉しい)。



源泉は24.4度という単純硫黄冷鉱泉だそうですが、こちらではきっちりと加温かけ流しの湯使いです。上画像を見る限りオーバーフローは見られませんが、それもそのはず、あふれる湯は窓側から排出される仕様となっており手前側にはほぼこぼれないようになっているのです(湯が少ないように見えるのは錯覚で、実際は湯縁ぎりぎりまで満たされ、一段低い窓際から常時オーバーフローしています)。



お湯は無色透明ですが、実は結構なツル感あり、タマゴ臭も感じる実力派。分析上の総成分量は多くもないのですが、これだから温泉って奥が深いというか何というか。

ちなみに浴槽底には純チャン三色ドラ1満貫‥じゃなかった成分としてのマンガンが沈殿しやすいらしくしっかりと注意書きがありました。しかしその説明書き(右上画像マウスオン)を見落としたTakemaはこの次の次の湯でおしんこどんにチェックされるまで全く気づいていなかったのです(笑)。軽石でこすれば落ちるって‥だからタオルで拭いただけじゃダメだったのね(ちなみにタオルでも強くこすれば取れましたが)。

さて続いてはお昼ごはんです。深谷ネギラーメンはそれぞれ0.5人前しか食べていないのでお腹はそこそこ減っています。で、いまやわたくしTakemaでさえもスマホとガラケーの2台持ちだというのに、あえてそれを使わずカーナビを検索して近くの蕎麦屋を探す自分って‥(ちなみにナビ情報は2010年データのままだったりします)。



でもまぁ脇道にあるよさそうなお店を見つけられたのでよしよしということで(そもそもこういう場所にあるお蕎麦屋でハズレはなさそうだし)。お店の脇には野沢菜?の束がどさっと置かれていたので、これもまた安心材料でありました(右上画像マウスオン)。



お店の内部や従業員さんの雰囲気を見るにこちらは個人経営ではなく地域でやっているような感じです。お蕎麦は十割蕎麦ということでしっかり腰があり、美味しくいただきました。量も多めで、ダブル天ぷらにしなくてよかった‥。



ここからは山越え県道34号で保科温泉へ。いや特にこだわりがあったわけではなくて国道を走りたくなかっただけです(たぶん国道ならまたいつか通ることもあるだろうと思ったので)。

でも日曜日ということもあり駐車場にはそこそこの車が。おしんこどんはこの時点ですでに睡魔大王の呪縛にはまってさー大変♪モードでしたのでTakemaだけでの入浴行動となりました。

なぜかアンパンマンのぬいぐるみに歓迎されて受付へ。ここは一般浴場と老人憩いの家の浴場が併設されているようで、源泉は全く同じということですがお値段は一般410円に対して憩いの家は何と150円。石鹸やシャンプー等の備品はないですよと確認されましたが問題なし、これは何としてもと思ったところで‥



どうやら長野市在住者でないとそちらはダメなんですね(苦笑)。そんなわけでもちろん一般浴場に向かったわけです。なお公的な証明書の提示が必要なようなので「あわよくば系チャレンジ」は無理だと思われます(公式サイトで確認しましたので念のため)。そんなわけで自販機で入浴券を購入していざ一般浴場へ。



L字型の浴槽には加熱源泉の投入口が2箇所。源泉温度が30度ということですから加熱はしょうがないですが、湯口のすぐ近くに源泉蛇口があったのでちょっと捻ってみるとなぜかアワアワがぐわわーと広がりました。でもすでに適温なのであんまり入れるとぬるくなっちゃうしなと思って自粛しましたが。

さて4-5名の先客さんがおられたのでカメラは持ち込まなかったんですが、ぐはぁ皆さん上がって行かれるではないですか!コ、コレハ系でもしかして?というわけでダッシュで身体を拭いてカメラを撮りに行ったところで次のお客さんが脱衣場到着!そんなわけで右の一枚しか撮れませんでした(実際はかなり広い浴室&浴槽です)。

ちなみにこちらの施設は2010年まで国民宿舎だったんですね。確かに周りにはいろんな施設もあるようでしたし。でもこの立地だとやっぱり厳しかったかも知れません。菅平に上がる県道は道も細いし冬季通行止めだし、県道沿いにはほかにお客を呼べるような施設もないし‥。現在は指定管理企業による運営がなされていますが、運営を是非頑張ってほしいなぁと思います。なお併設の食事処「大の一」はお蕎麦(うどん)中心の品揃え。地域柄ハズレということもなさそうなので今度は食べてみようかなと。

このあとは小布施の町をちょこっとだけ散策。おしんこどんはジェラートを頼んでいましたがTakemaは全く食欲がないというかまだお腹がいっぱいだったのでシェアしませんでした。わたしには「別腹」など存在しないのですから(笑)。

そんなわけで続きは次ページにて。

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