− 2014 GW前半津軽行き(11) 青森競輪場の湯で旅の汗を流し、新幹線で一気に帰着!−



さすらいのギャンブラーTakemaの最終目的地はこちら!わかる人にはわかります!(笑)。


さて途中の未入湯の各温泉を通過してでもやって来たのは、青森市郊外の青森競輪場!実は板柳駅前でだいぶ心が動いたのですが、それをあえて断念してでもここにはやって来たかったのであります!

しかしTakemaが公営ギャンブルにハマってるなんて聞いたことないぞとおっしゃる方々、私にはこんな経歴があることをお忘れなく!ほーらハマってるでしょ!(それはだいぶ違うと思うが‥と思われた方、大正解っ!)。



ちなみに競輪場に入るのは49年9ヶ月くらい生きてきて初めてです。競馬場は中山に1度だけ(おしんこどんと入口を入ってすぐ先のクリスマスツリーを見に行った)、それと「こんな経歴」の帯広だけ。その他競艇、オートレース、どれも入ったことないなぁ。わたしゃ臆病なくせに負けず嫌いなので「負けるのがいやだからやらない」だけなのかも。だから「みんなと同じこと」をやるのも嫌いだしブームに乗るのも嫌(笑)。そんな性格の奴が半世紀ほど生きてくるとTakemaのような人間が出来上がるというわけですね(大苦笑)。

さて本題から大きく外れました。ではTakemaはいったい何のためにここに来たのでしょうかっ!(トップ画像を見た段階でわからなかった方も、今回の旅の趣旨=いつもと同じ、を考えればもうおわかりですよね!そう‥





一部のファンの方々にコアな人気を誇る「青森競輪場温泉」。この温泉は基本的に「選手やスタッフ」のために設置されている施設なのですが、「指定開催日のみ一般にも開催されている」というわけなのです。いつ行っても入浴できるわけではないというところがまず「レア系」としてファンの心を揺さぶるわけですね(笑)。

で、競輪場初入場のTakemaがさっそく警備員の方にやんわりと注意を受けました。「お客さま、場内はカメラ撮影禁止なのでご協力をお願いいたします」。え、ええっ?なぜ?

フラッシュ禁止とかいうのは何となくわかります。その延長上にある最悪なのがレーザー光線の照射です。でも入場門を入ってすぐ先でまだレース場そのものも全く見えていないところなのに?規則なのはわかりますがその規則の理由がわからないぞー。「観客席では」というのではないんですよね。もしかしてこの競輪場内には密かに国家治安関係に関する重要な施設が秘密裏に設置されているとか?(まさかね)。もしかしたらいざというときには観覧席が2つに割れてそこから航空自衛隊の戦闘機カタパルトが現れたり、ましてや現在秘密裏に建造中の巨大ガンダム系銭湯ロボットが現れたりとか(途中意図的に間違えました)もあるのかなぁと?(数百万%あり得ない)。

よってここからは「競輪競技に直接関連する施設」は撮影を自粛しました。でも「温泉」は間接なので(勝手に定義)、撮りましたよハイ。



さて、何だかよくわかりませんがとりあえず10レース予想をマークシートに記入して窓口へ。競輪場への入場は無料ですが、競輪場温泉には「車券を見せる」必要があるというのです。

しかし、窓口のお姉さん(ということにしておこう)いわく次のようにおっしゃいます。



全然よくわかりませんがここは言われるがままにするしかありません(苦笑)。その他にもマークミスを指摘されましたが何とか購入完了(100円*2とはセコイ)。実はこの日、ここ青森での主催レースはなかったようなのです。そんなの知るかーっ!(大笑)。

でも車券さえ買っちゃえばこっちのもの、あとは場内各所に掲示されている案内にしたがって進むだけです。東鳴子温泉阿部旅館タオルを振り回しつついざ「われわれの銭湯行動」へと勇ましく向かいます!



温泉入口には「ドリームスタンド入口」という掲示もあります。なるほどここはVIP席なのだなと認識しつつ階段を上がり、結構無機質系のドアを開けると‥うわ、結構いい感じの屋内観覧席が!(当然そのあたりの画像はありませんが)。ちなみに湯上がり後に確認してみたら、別にこの席はVIP用でも何でもなく誰でも入れるエリアなのでしたが。

レセプションで温泉の場所を聞いてみると、車券の有無を確認するでもなく「この奥へお進み下さい」と案内されました。ま、目立つように車券を手にしていたのをチェックしてくれたのかもしれません(何たって勝手がわからないので)。

通路を進み階段を下りたりしますが、その要所要所の分岐に係員(女性)がいて「この先をお進み下さい」等々の案内をしてくれます。ただし雰囲気的に彼女らの本来業務は「案内ではなく館内保安=不心得者が競輪施設へ入りこむことを防止する」ことなのかなと思われます。ここでの開催というわけでもないのに妙に厳重なのは、たぶん青森市の条例か何かでそう決まっているんでしょう(面倒な話だし、人件費だってバカにならないのにねぇ)。

さてしかし、ここは何とかお風呂画像が欲しいところ。というわけで念のためおしんこどんに女湯のサーチを頼むべくコンデジを渡しました。あとで聞いてみると、先客さんは1名でちょうど上がるところだったそうで、しっかり撮影できたそうです。その画像が以下のもの。




(男湯の浴槽よりかなり小さいですが、選手の数を考えればしょうがないのか?)



こちら(左上)がおしんこどん入浴足画像です。かなり濁り度の高い湯であることがわかります。実際のところ強食塩泉で金気もあります。ただ残念ながら源泉温度が低いことから加温していますが、成分総計は17.274g/kgとかなりの濃さです。ただそのほとんどはナトリウム系だと思われます(笑)。

ただその一方で、ここは青森市内とはいえかなり山の上なのです。動力で上げているとはいえ海までは遠いこの場所で強食塩系って、いったいどのくらい掘削して出したのか気になるところですわ(分析表にはもちろん書かれていませんし、たぶんどの方に聞いてもわからないでしょう)。おっと、おしんこどんが動画も撮影してくれましたんで!




さてそれでもTakemaも一切撮れなかったわけではありません。脱衣場に入った段階で先客さんが2人おられることが判明したので「控えめに」撮ることを決行いたしました(普段は自粛していますが)。



公衆浴場や宿の湯と明らかに違うのが右上画像の「洗濯機&乾燥機」の存在です。このあたりは寮生活を過ごした方に共感を得る部分があるのではないかと(「自分の寮ではこんなに広くなかった!」とお感じの方、ここは「勝負を賭けた『男の仕事場』である」ことをご理解下さい)。非加熱源泉は多少ぬるくても(加熱してますが)、この湯に浸かる選手の皆さんは熱い思いを胸にしながら日々頑張っておられるわけですから!

で、いざ浴場へ。洗い場と浴槽がかなり離れていたので「これは!」ということで自分だけの入浴中にパシャッとさせていただきました。



女湯と比べてかなり広く、また窓があることから閉塞感もない浴槽はかなり快適です。



源泉は浴槽内直接投入系です。食塩泉系ゆえこのあと東京までホカホカ?(無理でしたが)。




そんなわけで競輪場温泉ミッション完了!満開の桜のもとで記念写真。さーていよいよホントに帰ります!



そんなわけで新青森駅へ。レンタカーの営業所は駅のほぼ真ん前にあったのでよしよし(五所川原は駅から遠かったので‥)。今回の走行距離は662.4km。4日間借りたにしてはたいした走行距離ではありませんがまぁこんなものなのかなと。というわけで駅へと向かいます。



お弁当を買い込んだ上でいざホームへ。やっぱりノーズが長いね(左上マウスオンでノーズ部分を無意味に拡大)。それはともかく、ホーム売店のビールやお酒の品揃えが最悪!日本酒に至っては全国ブランドのワンカップしかないって何ということ!キュッと冷えた青森の地酒を売りなさいNewdays!発車までにはまだ少し時間があったので階下の店を目指しましたが、地元産品を扱うお店にはレジ待ちの列が10mくらい出来ていたのでこりゃ駄目だとパス。別の店に希望ブランドのビールがあったのでとりあえず購入し、あとは車販に希望を託すしかないかなと‥。



やがてドアが開きいざ車内へ。列の先頭に並んでいたのでへへへ一番搾り、いや故意に間違えました一番乗り!(しかも買ったビールはサッポロ黒ラベルなのに)。着席が完了したらもちろん乾杯&おつまみ兼用のお弁当ターイム!(右上画像マウスオン)。



うふふ盛りだくさん!いやー自走じゃないって素晴らしい!(笑)。

やがて車内販売ワゴンがやって来たのでお酒ワンカップとワインを注文。お酒は‥なぜか秋田銘酒の高清水でしたが、NewdaysのO関よりはずっとマシなので購入。しかしあのー、青森銘酒はどうなってるんでしょうか?(田酒とかじょっぱりとかあったら即買うのに!)。



はやぶさ30号は順調にみちのく路を南下。それにしても途中停車駅が盛岡・仙台・大宮・上野とはとてつもないですね。ちょうど盛岡駅到着のあたりで日没を迎えました(右上画像に見えている山は岩手山)。

そんなわけでGW前半の北東北湯めぐり、これにて終了です。入浴した温泉の数は多くもありませんが、まぁこれからもこんな感じでボチボチとね。ちなみにGW後半はおうちで渋滞情報を眺めつつニヤニヤしながら引きこもっていたことをご報告申し上げます(性格悪)。

よーしまた夏に行くぞぉ!今度は三陸縦断だぁ!(たぶん)。以上、2014GW編でした。

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