− 2016GW編 その7 小坂町で「鉄」をタンノーするの巻 −



大相撲小坂巡業‥じゃないですよ(笑)。なかなかやるじゃないですか小坂町。

そんなわけで碇ヶ関の道の駅までやって来ました。すでにお昼を回っているのでお昼ごはんもここでという算段です。ここから小坂までは基本的にご飯どころがほぼ皆無ですから‥。

GWのお昼時ということで当然混んでます。少し待ち時間がありましたが窓際席に案内されました。



メニューはとてつもなく豊富でびっくりします。また組み合わせもできるので、Takemaは生姜焼き単品にミニはらこめし、おしんこどんは王道のロースカツ定食です。

生姜焼き、肉厚でびっくり。そしてロースカツのほうも当然。ここのレストランは以前にも何度か利用していますが、ハズレがなくてわれわれの中ではポイントが高いです。それと‥



ま、実は会計時のレジ混乱で同時進行形だった前の人のソフトクリーム代金が自分たちの支払いに組み込まれてしまったりのトラブルはありましたが(おしんこどんが気づいてもちろん返金してもらいました)、ここは周辺のお食事エリアとしては貴重だなぁ。



ところで、「マルメロソフト」と「マムシ堂」の同色系がちょっと気になりました。「マムシ粉トッピング」はできない‥よな(苦笑)。

このあとは峠を越えて秋田県へ。もうそこは小坂町なんですよね(激近)。時間もあるし、気になっていた毛馬内七滝温泉へと向かいました。しかぁししかし!





というわけで浴室内云々の話じゃありません(あ、「撮影禁止」の掲示もありました)。浴槽に浸かっていても人の出入りが多すぎて全然落ち着けず、ちょっと残念でした。まぁ、GWですからショーガナイよねということで。

さてこのあとはまだ15:00過ぎですが早めにこの日の「お宿」へと向かいます。というわけでやってきたのは?





「駅」の窓口でチェックイン。これはどういうことなのか?上画像を見ていただければわかりますが、この「小坂駅」、現在は営業路線の駅ではなく「小坂鉄道レールパーク」の拠点として機能しているのです。

ここ小坂は鉱山の町として栄え、1900年過ぎには銀の採掘(生産)量が日本一となるほどでした。さまざまなインフラ整備が他所に先駆けて整備され、電灯が付いたのも県内で2番目、1908年に県内随一の総合病院が設置され、さらに1910には鉱山員の娯楽施設として「康楽館」が開業するという、「とてつもない鉱山都市」だったのです。最盛期の居住人口は25,000人(同時期の秋田市が35,000人)、しかも「水と電気は無料」という好待遇であれば、人が集まるのも当然だったのでしょう。

現在の小坂町の人口は5,400人ほどで、小坂鉄道の営業も旅客は1994年に廃止、そして鉄道そのものも2009年に廃線となりました。が!



まさに町をあげての小坂鉄道「遺産」を維持していこうとの思いが伝わってきます。‥あ、もうわかりましたよねこの日のお宿♪A寝台個室は無理でしたがB寝台ソロを確保しましたので、今宵の寝床は個室寝台というわけです。



左上画像のDD13は現役です。何たってこのあと車両入れ替えに活躍しますから!さすがに右上画像の客車は動かしていませんが‥動かせないんだろうなぁいろいろの事前検査がありそうだから。



そしてこちらが!今宵の宿たる寝台特急あけぼの号でございます!

その昔、夜行寝台特急華やかな頃には東北本線や常磐線に夜行列車がガンガン走っていたんですよね。手元に1981/3弘済出版社発行の時刻表がありますが、上野−青森間を結ぶ列車は‥


(繁忙期の臨時列車を含めればさらに多いです。上野駅地平ホームの到着ラッシュを思い出します)

そんな懐かしき時代も今は夢のあとというか、乗り換えなしで函館まで行かれるようになっているわけですよね。当時の自分は寝台特急など夢のまた夢(急行八甲田で「青森から上野まで一度も座れずうつらうつら」という経験はありますが)。

その後富山方面への寝台特急「北陸」を複数回利用しましたが(登山関係で)、トータルで考えても国内の寝台列車利用はその時を含めて10回以下です。そんなわけでこの日の宿泊はそこそこ楽しみだったのであります。

ただ、A寝台個室は予約時点で満員御礼。というかものすごく人気らしく、このページをタイプしている5月末時点で「8月に1日だけ空きがある」だけであとはすでに満室です。B寝台(こちらもソロ個室)はいつでもそこそこ空いているみたい?

ところで、15:00過ぎというかなり早い時間にチェックインしたのには理由があります。「16:30に寝台車両を定置場所からホームに移動入れ替えします。宿泊の方のみその列車に乗り込むことができます」。となれば、





そんなわけで開放式B寝台車に乗り込みました(この車両は休憩用であり宿泊には使われておりません)。何だか懐かしいなぁ、それと、こんなにベッドが幅広だったっけとちょいとびっくり。いや鉄の一員として覚えてますよ、20系の58cmに対してこの24系は70cmのベッド幅ということも。でもやっぱりこんなに広かったっけなぁと思うわけです。

おっと、そうこうしている間に車両入れ替えがスタートです!





ちなみにこの前にはトロッコ車両を移動させるラッセル車両がありましたのでこちらも動画でご紹介。何だかカワイイ(笑)。でも確かにトロッコ牽引にDD13を使うのは明らかにオーバースペックでしょう(笑)。







それにしてもこの日はうららかな日和で、「列車」から下りたあともローカル駅の風情をタンノーしました(右上画像マウスオンでDD13の発車画像に変わります=この画像はあけぼの号移動前に撮ったものです)。



ちなみに駅舎内はこんな感じで綺麗にリニューアルされています。さてそして、いよいよ「われわれの今宵の宿」へと進んでいきましょう。駅舎ですでに交換していたチケットを宿泊受付ブースで確認してもらいます。



味わいというか懐かしさがありますね。もちろん現役時代、この車両が小坂駅を通ることはなかったわけですが‥。



はい、こちらが今宵のベッド@B寝台ソロ下段です!B寝台は結構ガラガラでした。





さてこのあとは構内の見学に向かいます。旧小坂鉄道の車両が静態保存されていますのでやっぱり見ておかなくちゃ。



さっきまで動いていた除雪車も本日の営業終了。エボルタ電池車両、今後の使用予定は?



何と!DD13 2号機には運転席まで上がることができました!



そんなわけでついつい浮かれちゃいます。あ、TakemaはかつてCR70系のディーゼルカーを「運転」したことが!(
こちら)。



それにしても、やっぱり運転席からでもこのノーズの長さは‥死角エリアが大きいよなぁ。



無蓋車もありましたしピストンの大きさ比較とかもありましてここはちょこっとお勉強タイム。



それにしても、ここはJRではないのです。旧小坂鉄道のレールパークなのです。なかなかスゴイです。

では車庫内をぐるりと動画にて。やっぱり使っていないと傷んでくるんだなぁと思うところもありますが。





さてここからは「宿泊施設としてのあけぼの号」。各車両内の水回りは全て止められています。だいたい傷むのはそういうところからですから当然です。そんなわけで寝台車両は「寝るに徹する」と考えた方がいいでしょう。AB個室寝台とも飲食禁止ですが、開放B寝台車ではOKです。われわれは専らここでまったりしておりました(22:00消灯なので夜通しの宴会はできません(笑))。



そのかわりにトイレやシャワーは別棟に用意されていますし、ちょっと殺風景ですが右上画像の休憩室で持ち込みの食事を食べることもできます(出前ができたらいいのに‥)。ちなみに朝食は事前予約でお弁当の提供OKですが、近くにコンビニがあるのでそっちで買っておきました。



そうそう。B寝台ソロ個室にはコンセントがないので充電はこちらで。でも無人になることも多いですから、スマホとかはちょっと不安といえなくもありません。モバイルバッテリーの充電‥あ、こっちの方がもっと不安かもしれませんが。デジカメのバッテリーとかは汎用性が低い(違う機種での使い回しがほぼできない)ので安心かも(笑)。

なおシャワー室がしっかりありますのでサッパリすることは可能です。でもまぁ自分としては温泉に行くので使いませんでしたが。







この界隈はまだ冬ごしらえから目覚めていないらしくラッピングが取り外されていませんでした。こんなに早く桜が咲くとは思ってもみなかったのでしょう。



散歩道沿いにはクリスマスローズがずらりと植えられておりました(うちの裏庭にもある花なのですぐわかる)。そして‥その界隈には、1910年に建てられた&今も現役の芝居小屋「康楽館」が。

前回訪問時は完全にスルーしましたが、今回はこの翌日午前中のイベントを終えたあと戻ってきて内部を見学することにしています(あとのページにて)。



ラッピング像とそれぞれショットを撮ったあと、さらに進んでいくと何やら噴水がありました。



各方向に向けてお鳥さんがマイルドに放水しているのですが、一羽だけとてつもないパワーで放水しておりました!(右上画像マウスオン)。なるほど、この先のお椀の中へ噴流を届けているというわけですね(左上画像マウスオン)。でも何だか過酷だなぁ(苦笑)。




(ここでは説明を省きますが、正面奥の建物はかつての鉱山事務所@復元ではなく実物の移設ですから!)

さて夕方近くなってきたのでそろそろお風呂へとまいりましょう。ここ小坂町には(なぜか有名になってしまった)「八九郎温泉三兄弟」がありますが、町内にも温泉はあるのです。それは‥



近年新築された老人福祉施設「あかしや荘」の湯なのであります!以前とは場所が変わっているのではないかと思いますが、今回が初訪問なのであまりエラソなことはいえません。それにしてもバスの本数は少ないですねぇ。



入口は和風というか、何だか玄関には忍者屋敷のような風格もあったりします(そう思うのは自分だけ?)。



さて玄関脇には「あかしあ荘 浴場 施設長 とらお」の現場事務所が。何だかあかしあ荘の方々の優しさが伝わってきます(左上画像マウスオン)。もっとも元気になったからかこの日もまだお出かけ先から戻っていなかったようですが(笑)。

お風呂は右上の時間ゆえ大盛況でしたので画像はありません(このパターンが続くのもさすがGWというべきなのでしょう)。お湯は加温されていますがしっかりかけ流しで、金気のしっかりある茶濁りのしっかりしたもの。たださすがにこの時間ゆえ湯のなまりはあったでしょうね(この泉質&濁り系ゆえ湯ざわりだけではどうもよくわからない@デフォルト湯も知らないので)。



このあとは近隣のホテル併設レストランで夕食です。入店時、「え?夕食タイムなのに先客さんがいないって、GWなのに大丈夫かなこのお店?」と一種不安になりましたが、このあとどんどんお客さんが来てほぼ満員の盛況に(よしよし)。ちなみにTakemaは「和風ステーキ丼」(+ジンジャーエール)、おしんこどんは「黒鉱カレー(小坂産桃豚カツのせ)」(+生ビール)でありました。それぞれ美味しかったですよ。



そんなわけで日本らしくない不思議な雰囲気の道(左上画像)を通って小坂駅へ。はぁこれでようやくお酒が飲めるわぁ(嬉)。



やっぱり寝台列車は夜が映えますね。もっともこのまま上野まで行かれては困るんですが(笑)。



左上画像はTakemaの「部屋」を外から撮ったものです。なお窓の脇におやつが置いてありますがこれはこのあと開放B寝台車に持ち込んでわしわししました。A寝台&B寝台ソロ車内は飲食禁止ですので、開放車でお酒も飲んでと‥。





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