− その3 東鳴子でいつもの宴会、翌日は‥え、野湯も?(笑) −



あぁ、そしていつものお店でいつもの集いが(大笑)。

駒の湯から東鳴子までは案外くねくね道が続きますが、まぁそれでも無事明るいうちに到着です。この日は左上画像の某焼肉店(最近一部の鳴子ファンの方々が時々お使いの3桁コードでいえば「HCH」になるのかな?ちなみに阿部旅館は「ABR」)にて「お一人さま焼肉」に興じる予定だったので、事前に「午後8時にカウンターの席だけ予約」を入れておいたのですが、東鳴子に着いたのはまだ午後6時半くらい。というわけでいつものお宿ABRに向かう前に早めの入店が可能かどうか確認のため中をのぞいてみると‥


そこにおられたのはマイ温泉師匠のあの方と(笑)、そして本日津軽の嶽温泉方面から「嶽きみ」を抱えて南下してこられた、出先でも朝早くから犬の散歩を欠かさないS山さん!(バレバレですね)。

マスターの「もう(入店して)大丈夫ですよ」とのお言葉に「んじゃ、宿に車を置いてからすぐ徒歩ではせ参じます」と申し上げると、この日事情があってお酒を飲んでいない師匠が「じゃ、阿部旅館まで一緒に行ってあげるよ。チェックインして荷物を置いたらこっちの車に乗って戻れば早いし」と、何ともはやありがたき片道アッシーのボランティアまでかって出てくれました。すみませんねぇ。

ちなみにABR阿部旅館ではもう一名、通称「神3号」氏をもピックアップし、気がつけばこの夜の宴会はカウンター席4人満席御礼でワイワイと(でも何を話していたのか、今となってはほとんど覚えていませんが(苦笑))。



次はいつ来られるか予定が立たないので、とりあえずボトル棚のスペース空けに貢献すべくTakemaボトルを飲み干して帰るのがこの夜のマイルールでした。それにしても、千葉県に住んでいながら東鳴子の焼肉屋さんにボトルキープって、やっぱり何だか嬉しいですね。おおっと、さらに上級者はボトルのラベルからしてマイラベルだったりします。奥が深い世界だなぁ(大笑)。



おっとS山さん、何と焼きスイカにチャレンジ中?いやいや、普通のスイカであればこんなスティックなどが差し込まれてはおりません。そう、これは紛れもない「スイカバー=アイス」なのです!あれまぁ、絶好調ファイヤー中の焼肉台に‥。結果は予想通り(左上画像マウスオンでボケ画像に変わります)、溶けた部分が段状になり可食部分が減少しただけでした(当然表面が焼けて焦げるはずなどありません)。

そんなことはわかっているはずなのについついやってしまう、こういう試みは自分としても大好きです!ただ、S山さんからすれば「ちょっとネタで載せてみただけ」なのに、Takemaは右上画像撮影時になかなかピントが合わず、「S山さん、もうちょっと待って、まだ撮れてないんです!」と叫んだときのS山さんのお気持ちやいかに‥、というわけでこの時は大変失礼いたしました!(大笑)。

ちなみに何と嶽きみ横手フレンドールのメロンパンのおみやげ付き。S山さん、何から何までありがとうございました!(感謝)。



宿に戻ったあとはそのままバタンキュー(死語再興の試み)。前夜は急いで布団をセットしてから飲みに行ってよかったぁ(結構酔ってました)。というわけで、身(焼肉臭まみれ)も心(俗世のしがらみ泥まみれ)からも解脱するべく朝風呂です!ああ、湯口から流れ落ちる熱めの湯を肩に当てての湯滝修行、さすがに熱かったなぁ(当然)。

朝食付き or 素泊まりで予約したのかをすっかり忘れていたのですが、どうやら素泊まりだったようでよかった、朝はまだ食欲がそれほどなくて湯上がりのスポーツドリンク摂取で十分でした。というわけでチェックアウトしたわけですが‥



それからどれだけの時が経ったことでしょう、Takemaは左上画像のような場所に車を止めておりました。だってさ、左上画像の広場の奥に何やら四角い人工構造物が見えるでしょ?というわけで近づいていってみると(右上画像マウスオン)‥あちゃー、すでにその任務を終えて悠久の眠りについたポリバスでした。

しかしそのすぐ近くには土中から供給されているパイプ、そしてそこから注がれているのは‥うーん、「ただの水」としか言いようがないですね(左上画像マウスオン)(大苦笑)。味わいも温泉成分を感じなかったし。

実は前夜の宴会中、師匠から「このあたりにぬるいけれど湯が出ている場所があるよ」との御指南をいただき、メモこそ取らなかったもののスマホの地図画面に表示されている道路&地形図を、推定メモリ640KBのMS-DOSマシンレベルの記憶容量しか持たないTakemaブレインは何とか画像として記憶していたわけです。というわけでここかなぁと思ったわけですが?たぶんもうちょっと上部なのかと思いましたが、この上には別荘チックな家があり、しかも滞在中のようだったので断念した次第です。また今度師匠に聞いてみようっと。

さてこのまま帰ってもいいのですが、せっかくなので近隣鬼首温泉の宿(施設)湯に浸かりに行くことにしました。例の如く何の下調べもしていないのですが実はどこでもいいのです。実はTakemaの鬼首温泉入浴経験って、「野湯系を除けば(笑)」はるか昔に吹上キャンプ場併設の「スパ鬼首の湯」にしか浸かったことがないのです。だからどこの施設湯に入っても全て初湯なんですよ!(開き直り)。

というわけで鬼首方面‥うわ、聞き知っていたとはいえ鳴子からの新道はすごい!一気に旧神滝(みたき)温泉あたりにちゅどーん!あ、でも神滝温泉、運転中にちら見しただけですけれど、2Fの障子が剥がれまくっていましたし、もう温泉としては「終わってしまった」のでしょうね(その昔の訪問&宿泊ページはこちらだったりします)。うーむもう1回泊まっているはずなんですが、さてはアップしなかった2002か2003のGWだったかな?やっぱり記録はちゃんと残しておかなければ。というか自分の中では今や備忘録として重宝している拙サイトです(笑)。



さてそんなわけで鬼首温泉エリアへ。一番手前にある「目の湯」は何だかピカピカの共同湯です。昔からこちらの湯の存在は知っていましたが、その記憶内容としては「お湯は鬼首エリアデフォルトのさっぱり系単純泉であること」と(すぐ南に泉質のデパート鳴子温泉があるわけですからそれはそれでいい)、この目の湯界隈にもかつては「うふふ系の河原自噴野湯があった」ということくらい(未湯のまま埋没したようです)。そんなわけでこの日が最初の訪問でした。看板の「10:00から」という表示を見つけたところで車内の時計表示は「10:01」、しかも駐車場に車なし、こりゃ行くしかない!という結構急ブレーキ気味のピットインでしたけれど(笑)。



気持ちのいいさっぱり湯で、お湯の新鮮さも肌ざわりもなかなかです(ツル系ではなくごく軽いキシ系かと)。ふだんは「湯に色がついているとウレシイ」と感じるTakemaですが、こういう暑い日は熱めの湯でシャキーンとするのもいいものですね。



でも露天風呂は大した印象なし。あ、そうか露天=クールダウンの場なんですよね。この日はそれでも暑かったですが。



で、もうちょっと先へ進みます。ちなみにわたしはここで「浴びた」ことはありません(公序良俗重視派ですので(微笑))。

そもそもこの日、鬼首エリアへの訪問自体が「単なる思いつき」でしたのでどこに行こうかとかは一切考えていませんでした。というか鬼首自体、荒湯とか片山とか赤澤とか神滝とかの源泉エリアこそそこそこ行っていましたが、集落近くや観光エリアはほとんど訪問歴がありません。だからいまだに吹上の間歇泉も行ったことがないのです。今回も目の前までは行きましたがやっぱりパス(行っておけばヨカッタかとちょっと後悔。だって駐車場はガラガラでしたから)。

さて間歇泉のあたりでUターンしたところである道標に目がいきました。「吹上地獄谷?」。いかんせん鬼首メジャーエリアのド素人なので初めて聞く名前ですが(笑)、いかんせん「地獄谷」という名前が付けられているからには行くべきなのでしょう(笑)。そんなわけで行き止まりの駐車場まで進みます。



ここが入口のようです。無料みたいだし車も少ないようなので行ってみることに。



駐車場からやや下って橋を渡ってからはほぼ平らな遊歩道ですが、何だか思いもかけずあちこちで「吹いて」いてびっくりしました!この遊歩道沿いでも時折一気に「大吹く」みたいです。

となるとやっぱりアレが気になりますよねぇ、アレというかこれですよ、この沢を流れる水自体がどんな状態になっているのかということが!(笑)。でもまぁとりあえずは一番奥まで行ってみることに(あくまで観光客ですからね)。



整備された遊歩道を歩いていくと「紫地獄」というミニ間歇泉&源泉地がありました。温泉たまごが茹でられるくらいの熱湯なのでこの界隈の沢湯は激熱系でしょう。そのすぐ上で通行止めになっていたので、紫地獄の上部で手湯チェック、‥うーん、そこかしこで湯が湧いてはいますが湯量が少なく本流はぬるいですねぇ。やっぱり紫地獄の下部か?(何を考えているんだ何を=すでに皆さんご想像の通りです)。

ちなみにこの時点では家族連れのグループが2-3組行き来しておりました。タマゴも茹でてましたしね。

紫地獄のすぐ下には沢が広い湯だまりになっているところもあり「せめて足湯でも」と考えたのですが、表面は熱くて下がぬるいというか水だったので、この湯だまりをかき混ぜたらただのぬるい水になってしまうだけでしょう?というか、そもそも公序良俗を重んじるTakemaとしては「遊歩道の水平距離1m横でマッパーになる選択肢などあり得ません」が(謎笑)。

そんなわけでちょっと広いところまで戻って休憩です。ふぅ‥え?あ、あれは何だ?





ええっと遊歩道からは10mくらい離れておりまして、しかも手前に本流が流れています。も、もしやあのあたりには?(心ときめきテクマクマヤコン♪)。

なお、ここ吹上地獄谷の駐車場で情報をネット検索していたところ、地元の公式サイトではありませんが元航空会社勤務の方が運営するサイト(一部の方には有名でしょう)に「自分好みの温度の場所を見つけて入浴するのは自由だそうです」という記載を見つけていました。となれば、まずは行ってみるしかないと思いやってきたわけで(笑)。



さて本流を石伝いに渡って反対側を探索してみると‥むむぅ、なかなかいい感じのエリアが(笑)。右上画像、湯だまりは小さく見えますが奥の方は幅が1mちょいありますし、深さもそこそこありそうです。しかも本流とこの支流の間には小さな丘というか岩があり、さらには灌木が少々葉を茂らせています。そんなわけで「ある程度の目隠しはOK」となると、あとはTakemaの「人としての品格」たる公序良俗感覚?



できすぎの創作シナリオのように思えるかも知れませんがこれは間違いなく本当でした。となれば‥





湯だまりではなく湯水がミックスされた状態で流れ込んでいるので「アチとかツメ」の対応行動は一切不要ですし、深いところで30cmくらいあるので「足を伸ばしての肩まで入浴」もOKです!湯温は40度弱くらいかな(またもこの時温度計は車に置き忘れており無念の体感計測ですが)。



いろいろと角度を変えての撮影です。いやぁここは良かったわ。

何と動画を撮っていなかったことが今となっては悔やまれますがまぁしょうがないかなと。ちなみにこの時はしばらく雨が降っておらず沢の湯温は全体的に高めだったようです。橋のあたりまで下っても「無理をすれば入れるかな?(指先検温では45度オーバー)」という湯温でした。そんな中で今回の野湯スポットはあまりにも「絶妙」だったというわけです。



適温だったら最高の湯だまりもいくつか。ただし遊歩道沿いなのでなかなかねぇ。そもそも熱くて無理ですが。

そんなわけで個人的に大満足の中再び鳴子へと戻ります。鳴子ダムは旧道沿いになってしまいましたが、そもそもダム界隈の隘路交通がクリアできてよかったなぁと。で、今回おしんこどんは同行していませんが「ダムカードを集めたい」と宣言した彼女のために寄り道です(今後まず間違いなく再訪するでしょうし)。



(左上画像マウスオンでダムカード画像に変わります)。



いつものお店でなるまんと大栗だんごを購入し、これまたいつも名前を忘れちゃうんですが場所はわかっているから何の問題もない川渡の山の上のお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べ(両上画像マウスオンで画像が変わります)、さてお昼も回っていることだしそろそろ千葉まで帰るとしますか‥?





川渡温泉の湯であればどこでもよかったんですが(何たってまだ未訪問の宿湯も多いし)、とりあえずぱっと目に付いた「ぬまくら」さんへ。駐車場に車が停まっていなかったので「もしやこれは貸し切り状態では?」という期待からです。



だいせいかーい!川渡温泉デフォルトの?緑がかった薄にごり湯がおいでおいでをしております!浴槽が2つあるということはあつ湯とぬる湯のダブル構えということですね。というわけでまずは身体を慣らすべく左側のぬる湯へ。うん、ぬるいとは言いませんが適温です。またも温度計を忘れましたが42度弱というところでしょうか。で、いざお隣へと移動してみると‥





とはいえTakemaの「柔肌危険度タイマー」は「死のニオイアラーム」を発しませんでしたので何とか湯に浸かって‥ん?底の方はぬるめだぞ。そんなわけで全身をフルに使った浴槽内ぐるぐるお湯攪拌運動開始!(笑)。その結果、あくまで体感ですが44度を切るぐらいの湯温となりました。よっしゃーこれなら快適だぁい!ちなみに右上画像マウスオンで浮遊する白湯花画像に変わります。



「ふたたび・みたび 川渡温泉」のアーチをくぐり、たぶん昨日までは上り線で渋滞が発生していたであろうR47を古川IC方面へ。さすが8/16、車の数は多かったですが渋滞とまではいかずICから高速へ上がると‥あれれ絶賛渋滞中(苦笑)。実は古川ICの少し南側で事故があったらしくの渋滞でしたが、車列はちゃんと動いており、しばらく進んでハイ渋滞解消!

さて東北道上り線は関東圏ナンバー車の比率がかなり高く、しかも走行車の密度もそこそこ高いことから、このまま真っ直ぐ南下すると仙台から先はかなり酷い渋滞に巻き込まれる可能性が非常に高そうです。となれば富谷JCTで仙台北部−仙台東部−常磐道を目指す車が果たしてどれくらいの量になるかが気になりました(いかんせん常磐道北部は片側1車線なので)。さてJCTまでやってきましたが‥



何でですかねぇ?「いつも東北道で帰っているから」とか「ナビが古くて常磐道北部を認識していないから」とか、事情はいろいろあるんでしょうけれどやっぱり不思議でした。まぁ、そのおかげで常磐道北部片側1車線高速路の名物たる「大名行列」はしょうがないとしても、それが渋滞に発展するほどにはなりませんでした。

そんなわけでいつもの南相馬鹿島SAにて休憩です。セデッテかしまにてこれだけは何とかしたかった買い物行動です。それは‥





この日も暑かったですし、かつお盆時期ゆえ売り切れていたらどうしようとも思いましたが、何とか手に入れることが出来ました(嬉)。蓋をめくると品質保持のためのプラカバーが表れますが、そこに牛さんのイラストが描かれているのが好印象です。そうそう、こういうちょっとした心遣いが大好きなんですよ。

「昔ながらの」というのは、バターや生クリームを使ってコクやしっとり感を出すのではなく(お値段高めのソフトクリームなどはこれです)、あくまで生乳メインによる製法を再現したということなのでしょう。肝心のアイス画像を撮り忘れましたが、真っ白なアイス、そしてさっぱりした味わいゆえ「暑い日はソフトよりかえってこういうカップアイスがいいよなぁ」とひさびさに原点回帰の美味しさでした。

いわきJCTからは磐越道からの流入車もそこそこありましたが概して順調でした。でもすでに福島以南の東北道ではあちこちで数十kmの渋滞が出来ている様子。ああ、富谷JCT手前でTakema車を結構強引に抜かしていったあの世田谷ナンバーのRV車は今ごろどのあたりの渋滞にハマっているのかな、矢板かな、大谷PAで休んでるのかな?でもそこからがまだまだ大変なんだよねと、FMから流れる渋滞情報にかの車に思いを馳せたりしているうちにわが家に到着したというわけです(笑)。

そんなわけで4泊5日、もちろん駒の湯さんのお手伝いメインでしたがその前後に「己の欲求」をたっぷり満足させてしまったお出かけ旅もこれにて終了です。最後までお読みいただきありがとさんでした!



ちなみに某PASAの味噌ラーメンは病院食のように味がなかった&自宅到着時に平均燃費を見たら17.4km/Lでそれぞれびっくり。

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