- その1 まずは東北町〜三沢市から十和田市界隈をうろうろ -



まずは熱めの朝湯でしゃっきり!熱めの浴槽湯は体感で43度半ばくらいあったかも知れません。

(2017年11月23日-26日)

2017年度のTakemaは基本的に金曜(と日曜)がお休みなのです。ゆえにふだんはお泊まりお出かけができないという悲しき現実の中で日々何とか生き抜いているわけですが(それほどのもんじゃない)、ここの週末は以前から気にしておりました。だってさ、



というわけでひと月前から仕事のシフトチェンジ等の下準備等にいそしんだ上で25日はお休みをいただくことに成功しました(というか、Takema職場はお休み変更自体はそれほど大変ではないように思います。ありがたい。あ、でも実は金曜日も純粋な休日ではなかったりもしますがまぁそれはいいか)。



そんなわけで23日、東京駅6:00発のはやぶさ45号(臨時列車)に乗り込みます。定期列車だと盛岡以北まで行く始発は6:32なんですが、さすが休日、それより早いのがありましたんでささっと予約したわけです。日が短くなっているこの時期、少しでも早い時間に現着したいですからねぇ。



Takemaは左上画像の松川弁当、おしんこどんは具材豊富な右上画像の品を選びました(両上画像ともマウスオンで中身画像に変わります)。いやねおしんこどん、自分もホントはそういうのがいいのよ。でもってそれをつまみながらお酒をキュッと‥しかし今回は新幹線を降りたらすぐにレンタカーを運転するわけなので、帰納法的に(違うと思う)シンプルなお肉ご飯弁当としたわけです。

しかし朝5:30にオープンする駅弁屋で、いったいどうして地方の駅弁が入荷しているのでしょう?左上画像の松川弁当などは山形の米沢駅販売品ですし。そんなわけでちょっと調べてみたら‥



そんなわけで朝ごはんのあとはちょっとうとうと。まぁ朝も早かったしこのあと運転もあるので寝られる時に寝ておくのが大吉でしょう。



さてしかし、なぜか盛岡駅のホームに降り立ったTakemaでありました。ここでは「こまち」切り離し&先行の関係で数分ほど停車するんですが、何とホームの目の前に「喫煙所」があったものですからねぇついつい(苦笑)。

さて七戸十和田駅で下車し、駅前のタイムズレンタカー営業所へ。と、その前に久々の再会!


(以下、(゜(エ)゜)さん=くまさんと表記します)。
ちなみにくまさんのご尊顔は畏れ多いので掲載しませんというか、そもそも集合写真も撮りませんでしたっけ(笑)。2004年以来のお付き合いですから今年でもう13年ですか、月日が進むのは早いもんですねぇ。

この日は八甲田東側の十和田市および周辺を3人でうろうろします。ところで今回訪問した各地に気になる湯がいくつもありました。しかし数を稼ごうという気持ちはなく、「気にはなるんだけれど前後の湯から近すぎるんで今回はパス」ほかの理由により、真ん前や施設への入口分岐を通過した施設もいくつもあったということを最初に申し添えておきます。



さっそくですが、七戸十和田駅から上画像の場所に至るまでにも名だたるコアな良泉があります。どこも著名というわけではないですが、温泉ファンなら「すも」とか「黒い東」とか「お姉さん」とか、さらにはのみ不可のあの宿を思いつく人も多いのではないでしょうか(笑)。

しかし今回はあえてこのぽぷらまで直行してきたわけです。くまさんもこちらの湯は初めてだったようでヨカッタ。そんなわけで最初に目指したのはこちらの保育園!‥じゃなくて、そのお隣です(同じ経営母体かと)。







料金を見てびっくり、200円ですよにひゃくえん!これにはくまさんもびっくりした様子。この料金で施設の維持運営ができるのかどうか不安になっちゃうほどです。ご覧のとおり建物はまだ新しいですし、休憩所にはTVもあって至れり尽くせりといった感じで、お隣の保育園が本業で、こちらはある意味儲けは二の次というところなのでしょう。

さて浴室には先客さんがお一人おられましたが、お出になったところで急いでパチリ。





上画像、手前の小さい浴槽は何と寝湯でありまして、木((ヒバ)の浴槽でありつつもうまく身体にフィットするよう曲面になっており、まったりするのに最高だと思われますが、いかんせんこの日のお湯は比較的熱めだったのか寝湯チャレンジの時はすでに身体が火照っていてそれほど長くは楽しめませんでした(笑)。

メイン浴槽、わずかに黄色めの色付きのある湯は43度くらいでしょうか(今回は温度計を忘れたと思っていたので基本的に全て体感温度。でも実は別の温度計を持っていたことにあとで気づきました)。実はこの奥にも「あつい湯(42度)」と記された浴槽があり(増設?)、入り比べてみたのですがこのメイン浴槽のほうが熱かったぞ(笑)。

浴感はツルツル感がありますが強烈というほどでもありません。でもこのような湯に200円で日々入れる地元の方が羨ましい‥。

ちなみにTakemaの浴感記載は、「キシキシ感 < キシ感 < さらり感(真湯) < すべ感 < ツル感 < ツルツル感 < ツルヌル感 <ヌル感 < ヌルヌル感」という基準になっております。もとより体感的主観なので印象が異なる方も多いとは思いますがまぁ1つのご参考までに。ちなみに「ヌルヌル感」に該当するのは今は無き宮城は中山平温泉の「丸進別館」ですかね。しんとろの湯や星沼レストハウス(こちらも「今は無き」になってしまったそうですが)は、「ヌル」と「ヌルヌル」の境目あたりかと。以上、おまけの温泉余話でした。



なお、男性脱衣場内の扇風機は「扇部の付け根が折れて外れてしまっているのをガムテープ等で応急補修」してあるようでしたが、くまさんと自分ががお風呂から上がって服を着ている途中で突然自己崩壊しました(大笑)。さすがにそろそろ交換してはという気もしましたが、そもそもそんなところが折れるなんて、「何でもプラ」で造ろうとするからそうなるんですよね。困ったもんだ。

で、何と血圧測定器があったのでおしんこどんともども計測しましたが、その結果は完全に個人情報なのでボカしてます。特にTakemaの情報(右上画像マウスオン)は少し高めなのでさらにボカしてます(大笑)。



途中、クールダウンを兼ねて(実はそっちがメイン)道の駅おがわら湖へ。館内撮影禁止だということを右上画像撮影後に気づいたのですが、ニンジンさん許して&とてつもなく安い!

館外(これ重要=館内じゃないので撮影できた)には白菜がどどん!うそみたいな安さです!画像は左上画像マウスオンですが、ちょっと判読しにくいのでテキストで説明すると‥



げ、激安。念のため申し添えればLサイズでも関東のスーパーあたりでは見ることもないサイズです。LLだと高さ50cmはある感じでした。そしてニンジンも色も味も濃そうな軍団がこれだけ入って100円って!ちなみにこの旅行の後半では津軽界隈を回りましたが、やっぱりサイズは小さくなりお値段も云々という感じでした。三八上北恐るべし!

そういえばくまさん、これとはちょっと違う種類のニンジン(さらに色が濃い)を購入して早速ばりばり食べておられましたっけ。



さて続いての湯はこちらの水明温泉です。宿泊もOKですが、立地柄観光客は少ないでしょう。工事関係の方々がメインでたまにシブ好みの温泉ファンかなと思われます。で、こちらの宿の太っ腹はというと‥





くまさんによると青森市内の温泉銭湯は350円が相場なのだそうで(協定料金かな、それでも安いと思いますが@千葉県市川市の銭湯は430円)、先ほどのぽぷら温泉に続きまたも安い料金にびっくりしておられました(しかもこちらは宿湯なのですから!)。自分は下調べしていたのでわかってはいましたが、それにしても確かに安いよなぁと。

浴室には先客さんがお2人。あぁこれは撮影無理だなと思っていましたが、露天風呂があることが判明したので(下調べが甘かった)、急遽脱衣場に戻ってナニを取ってきて‥





で、何とこのあと先客さんがいなくなったタイミングで内風呂画像も何とか撮影できました。



センターに滑り止めのマットがあることからもわかるように、浴室内はそこそこ滑りやすくなっています。で、肝心のお湯ですが、湯口(浴槽内直接投入方式)のある左側浴槽はそこそこの泡付きあり(泡の膜もできていました)。しかし右側のぬる湯浴槽(直接投入無し)ではそれを感じませんでしたのでやはり源泉由来なのかなと。

その泡付きもありツルツル感を感じる湯でありました。ちなみに浴槽投入口近くの湯を口に含むと(もちろんこのあとペッペとしましたが)、基本的に無味ながら「何かが残る感じ」でありましたっけ。

さてこのあとはお昼ごはん。いろんな温泉界隈を通過して三沢にあるフレンチレストラン「North40-40」へ。



こちらは今回で3回目の訪問です。というか最初はたまたま「今日のお昼ごはん、たまにはたまには蕎麦じゃなくて洋食系でもいいなぁ」と思いつき、現地近くで検索して見つけたんだっけ。かなり本格系のフレンチで気に入り、それ以来こちらの側に北上してくると行くようになったお店です。くまさん、われわれの趣味にお付き合いいただきすみませんでした。ちなみに普段はコンビニ飯のTakemaです(苦笑)。

何時に到着できるかわからなかったので予約は入れていませんでした。しかもちょうどお昼時‥幸い3人けのカウンター席が空いており、ちょっと狭いですがラッキーでした。これで満席でしたから‥。

3人ともBメニューですが、オードブルとメイン料理は全部違うものにしたので、何ともいろんな種類の料理が出てきましたよ。



オードブルもご覧のように3種類。スープは全員同じですけれどね(右上画像マウスオン)。



メインも3種。ふだんのお昼ごはんはコンビニ弁当だから、まぁたまにはいいかというわけですよ。

そんなわけでパクパクといただいたあとは、再び湯めぐり再開です。実は三沢市内にも数多くの温泉銭湯があるのですが、自分たちが入ったことがあるのは「三沢温泉保養センター」と「三陸温泉」の2つだけ。まだまだ手薄なエリアなので、せめてもう1つくらいは入浴しておこうと考えたわけです。



そんなわけで近隣の「木崎野温泉」へ。駐車場に車が多く止まっていたことから撮影は外観と受付ホールのみにとどめました。で、浴室に入ってびっくり!



この時は先客さん3-4名と基本的にガラガラだったのですが、夕方の混雑時などは「ある意味壮観」な状態になるのかもしれません(笑)。当然浴槽も広めで、こちらも湯ざわりは「ツルツル」の範疇に属しますが水明温泉よりは少し弱かったかなと。

あと、こちらの施設で特筆すべきが「打たせ湯」でしょうか。打たせ湯自体は比較的多くの温泉に設置されていますが、その多くは「上から落としているだけ」で、落ち方(身体への当たりかた)にもムラがある」のが普通です。

しかしここの打たせ湯は「多少の圧力を掛けて湯を送り出している感じで、さらに落ち方も一定」です。ゆえに打たせ湯を身体に当てても湯が無駄にはねたりせず一定のペースで身体を刺激してくれます。打たせ湯自体は2本しかありませんが、なかなかの好印象です。

このあとは県道10号経由で十和田市方面へと西進します。くまさんは青森市方面に戻らなければならないので(翌日は平日)、西に向かうのは方向的にも悪くないかと。



ちなみにもう夕方のようにも見えますが、この時点でまだ14:20でした(笑)。

今回の旅行直前に北日本に寒気が入り、山は早々と冬モードになっておりました。この日は三八上北側の移動だったので雪はありませんでしたが、明日は十和田湖から発荷峠を越えるんだよなぁ、今シーズン最初の雪道走行になりそうです。



さてこの日4湯目&最後の立ち寄り湯は「一本木沢温泉」。左上画像だけ見ると小ぶりな施設に見えますが、その手前には「広大な駐車場エリア」が広がっておりまして、ハイこちらも湯画像はかなうはずもなく即断念ね(当然)。

ご覧のとおりそこそこ新しい施設で、浴室内設備も「打たせ湯」「ぬる湯」「中温湯*2(1つはジャグジー付)」「高温湯」「露天湯」「サウナ」とまぁ至れり尽くせりです。ちなみに高温湯でも43度くらいの体感でした。「入れるなら入ってみろ」系のバトルロワイヤルでなかったのは幸いです(笑)。ちなみに湯はびっくりポンのバリ塩化物泉!この界隈ではある種珍しく感じてしまいます。まぁこれからの時期このエリアではぬくだまれますからよろしいかと。



湯を上がった先(正確には道の駅)でくまさんとはお別れです。くまさんは明日明後日とお仕事で、「日曜日、もし起きられれば再集合します」とのありがたいお言葉ですが、無理はなさらずにお願いしますね。というわけでここからはTakema&おしんこどんの行動となりました。

右上画像でさえまだ15時台の撮影なんですが(しかもこの日はまだまだ11/23)、どんよりとした雪雲が進行方向にあるのですでに暗いです。それでも積雪や凍結がないだけまだましかな、ということは明朝は‥と恐れおののきつつ十和田市西部の山あいへと進んでいきます。最近一部の温泉ファンの中で評価が高いあの湯宿へと向かいます(こういうところはミーハー)。

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