- その5 せせらぎ温泉家族風呂、小松野温泉旬楽、最後に羽黒温泉ロスト(悲)。 -



おおー、津軽富士たる岩木山もどんどん近づいてきましたねー。



そして、やってきたのはせせらぎ温泉。比較的新しい、しかも食堂完備の大規模施設で、この日は土曜日ということもあってそこそこお客さんがいてもおかしくはありません。しかしにごり湯だということもあって入ってみたいと思っていたところで、こちらは家族風呂も充実しているという情報が!家族風呂なら湯画像も気兼ねなく撮れますから「ハイ訪問決定!」というわけです。

お昼前の時間ということもあり駐車場に止められた車の数も数えるほど。これなら大浴場でも?という気にもさせられますが、さすがに先客さんゼロということはないでしょうから所期の予定通り「家族風呂お願いしまーす!」と受付に申し出ました。



ちなみに家族風呂は「内風呂のみ」と「内風呂&露天風呂」の2種類あり、それぞれ1300円と1500円(1時間)。せっかくなので露天風呂付きのほうをお願いしました。200円の差ならねぇ。

「準備ができるまでお待ちください」とのことでしばしロビー周辺をきょろきょろ。ねぷた系の飾りがあるのは場所柄当然として、大水槽になぜカメを泳がせているのかは意味不明だったりします(笑)。あと、何やら軽食メニューがやたらに充実してますね。



そうしているうちに準備OKということで鍵を渡されます。われわれの部屋は「夏」だそうで(左上画像、奥からカメがこちらを見ています)、通路を通って別館エリアへ。「四季館」という名の通り露天風呂付きの部屋は4室ありました。鍵を開けて中に入ってみると‥





トイレも付いているしTVもあり(今どき有料というところがちょっとナニですが)、テーブル上には出前のメニューもあり、これに布団まで用意されていれば完全にお泊まりしたくなっちゃいそうです(もちろん布団はありませんが)。しかも、仮に4人で来れば1500円/h÷4=1人あたり375円と、大浴場の380円よりお安くなっちゃいます!

ちなみに向かいの部屋の方は、出前を取り、ビールも頼んでおられた様子でした(出前の方とのやりとりでわかった)。たぶん数時間借りてまったりするぞ大作戦決行中だったのでしょう。それもいいよなぁ。

われわれはそうもいかないので、そろそろコトを実行することにしましょう。



部屋の窓からはチラリと露天風呂が見えてます。ちなみにお客さんの来店後に湯を張るために「準備時間が必要」というわけです。なお源泉はナトリウム-塩化物・硫酸塩泉ですが、この「井戸水の成分」はどんな感じなんでしょうと思いつついざ内風呂へ。



溜め湯状態ですが、ついさっき投入されたはずのものなので問題なし。湯量が少なめなのは‥体感検温してみてわかりました。お湯が熱すぎてそのままでは入れません!(身体が冷えていたのも一因でしょうが)。たぶん余裕の46度オーバーだったと思われます。まぁ空冷方式の湯ざましというのもありますが、ここは素直に「非常に良い成分」とやらの井戸水で加水しました。

ご覧のとおり黄土色系のお湯。そこそこの塩味ですが金気はごく薄い感じで土類系の臭いあり。湯ざわりはキシ系ですがそれもそれほど強くはありません。基本的に「濃いめ」なので浸かりすぎには注意しましょう(笑)。続いては露天風呂へ。



こちらは内風呂と違った薄めの色合いです。笹濁りウグイス色の湯ですが源泉は同じです。どうやらこちらは湯を毎回入れ替えるのではなく加水された源泉を常時投入しているものと思われ、その加水ぶん色が薄くなっているのかなと。

確かにそのぶんあっさりした湯ざわりになっています。自分としてはこれも悪くないかなと思います。湯温は41.5度あたりで多少ぬるめですが長湯もできますからねぇ。


さて「非難」されたくはありませんので(笑)そろそろ上がりましょう。気がついたら持ち時間(1h)をほぼ使い切るような感じで湯をタンノーしてました。なお退館時、おしんこどんはお約束の「マーキング」を施しておりましたっけ(右上画像マウスオン)。

ここからは岩木山方面に向かっていくのですが、アップルロード方面ってほとんど飲食店がなかった気がしますのでここらでお昼ごはんといたしましょう。というわけでググった上で‥





こちらのお店はメインロードから外れた新興住宅街の中にあり、ネット情報(というかナビ)なしにはまず気づくことのできない立地です。便利な世の中になったものだよなぁとしみじみ。



というわけでいっただきまぁーす!あ、ビールを頼んだのはおしんこどんですので念のため(笑)。自分は「自分が飲めないときに人が飲む」ことについては全然気にしませんというか、むしろ「あんたは飲みなさいよ」と逆にけしかけるタイプだったりします。どうせ宿に着いたらすぐ飲むしね。

食後には自家焙煎のコーヒー(おしんこどんはエスプレッソ)をいただき、はい、美味しかったですごちそうさま!

このあとナビを次の目的地にセットしたところ、あれれアップルロード経由ではなく県道28号線経由なのね。しかもこの28号、道路改修が進み実に快適ロードとなっておりました。画像はありませんが。



そのあと脇道に入り、いよいよ岩木山が近づいてきました。横道に入るとしっかり凍結路ですが。そして‥





駐車場には奥に1台の車が止まっているだけで(しかもこの日は動いた形跡なし)、おそらくはこちらの管理人さんの車でしょう。ということは貸し切り状態ということか、はたまた「本日休業」というやつか?でも暖簾が下がってますし大丈夫そうでしょう。戸を開けてこんにちはと声を掛けると、女性が出てきたので料金(300円)をお支払いします。



でも料金箱も設置されていたので、不在の場合も入浴は可能のようです。



ここ旬楽さんは食堂(夜は居酒屋)が経営のメインのようです。ボードを見るにおつまみも結構充実してますが、宿泊が出来るわけでもないですし、飲んだ帰りはタクシーか代行を呼ばないと帰れないよなぁ。それでも一度は「居酒屋&入浴」行動を完遂してみたいものです。

ではではそんなわけでいざお風呂へと突き進みましょう邁進しましょう!



予想通り男女とも貸し切りモードです。この日は土曜日でしたが、さすがにこの時期となると観光客(というかここの場合は「温泉ファン」というべきでしょうか)も少ないんでしょう。ま、それを狙ってこの時期の訪問を決めたわけですが。よぉっし、入浴するぞ入浴するぞ解脱するぞ!(何か違う)。





身体を洗った上でいざザブリ。体感42度の湯がオーバーフローして惜しげもなく流れていきます!しばらく誰も入っていなかったようで(駐車場に他車の轍もありませんでしたし)、ペッカペカの新鮮湯です。

お湯はご覧のとおりの笹濁り系で、はっきりとしたキシ感。薄塩ダシ系の湯で金気もそこそこ。近隣には百沢温泉もありますが,そちらよりもかえって湯段温泉の湯に近い感じかなと(あくまで主観ですが)。



換気は抜群で湯気のこもりは皆無です。というか、換気が良すぎて少し寒いくらいでしたが、それはそれ、まさに頭寒足熱ですから気持ちいいんですよ。

なお先達の訪問記によると湯口のパイプが上向きの打たせ湯方式投入だったり、はたまたパイプそのものを外されていて源泉直接投入だったりと、時期によって投入方式が変わっているようです。この日は内部直接投入式でした。源泉量豊富とはいえ寒いこの時期ですから、浴槽内の湯を対流させることによって湯温の安定化を図っているようです。湯守の知恵ですねぇ。



おしんこどんとほぼ同時に上がり、ここで「生!」と声を上げたくなりますが理性のおもむくままに自制し(苦笑)、岩木山を眺めつつクールダウン。はぁ、ここの湯も再訪必至ですな。

さてこの日の泊まりは嶽温泉なのですが(泊まるのは初めて)、もうここまで来ればあと一投足というところ。というわけで宿に行く前にもう1湯、行ってみましょうそうしましょう!



県道3号線はもう完全に圧雪路となっていました。除雪の幅も十分だし真っ直ぐな道が続くのですが、ご覧のとおりマイルドな走りを心がけました。まぁ交通量も極少でしたしね。



嶽温泉の入口を通り過ぎ、やってきたのはその先にある「羽黒温泉 ペンションワンダーランド」!ここの湯がまた嶽の湯とは全く素性が違ってイイという話なので是非にというわけです。

ん?しかし?駐車場とおぼしき場所の除雪が全くなされていませんが?え?どういうこと?



建物前の看板は「営業中」「空室有」となっています。そして玄関に上がる階段には細いながら人の出入りがあるようです。そんなわけでとりあえず宿の前に車を止めて様子を見に行くことに。

冬囲いの入口ドア、開きました。で、その先のドアに手をやろうとした瞬間、その下にある段ボール箱に目が行きました。そこには‥



あちゃーご不在メッセージ付きの荷物が!もちろんその先のドアは施錠されておりました。なるほど入口の階段に付けられた足跡、それは宅配業者さんのものだったわけですね(苦笑)。

そんなわけで羽黒温泉は痛恨のロスト!ほんの数軒しかない小さな温泉街たる羽黒温泉、いまや日帰り入浴ができるのはここだけのようなので気合いを入れてきたわけですが残念。ちなみにこの日以降に入浴した記事をどこかで見た記憶があるので、たぶんほんの短期間お休みだっただけなんでしょうね。ま、次回訪問の宿題というか命題というか、とにかく理由付けができたのでこれはこれでしょうがないです。

で、このあと「嶽のお宿に直行」するか、それとも「湯段の新栄館に足を延ばす」かちょっと考えましたが、結局直行することに。こういう時最近の自分は端折っちゃう傾向があります。今このページをタイプしながら「何で行かなかったんだろう?」とわれながら不思議に思うくらいですからね。

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