- 2018GW(2) 栗駒の駒の湯温泉到着、早速お手伝い開始です。-



千葉からでも、夜通し走れば朝には着くのさ栗駒山の山懐に♪

いざ出発です。今年のシフトは土曜日出勤なので、仕事から帰ってきて仮眠して土曜の深夜出発というところですが、自宅で比較的眠れたので案外途中の仮眠も少なくて走れたなぁ。出発は土曜日の22時でありました。近くのコンビニで飲み物と軽食を買い込んで‥



休憩なしで一気にやって来たのが常磐道南相馬鹿島SA。

ここまででも270kmちょい走ってきたわけですから、それほど眠くなくとも休憩は必要です(ちなみにTakema自宅から駒の湯までは片道約450km)。まぁこの夜の常磐道は車も少なかったのでここまで一気にやってきたわけですが。で、ここでおしんこどんとともに約1hほど仮眠。うとうとレベルの仮眠しかできなかったのですが、自宅で眠っておいたことで大丈夫だったのかな。



上画像はそのあと進んだ上で仮眠した長者原SAでの夜明け画像ですが、こちらでもそこそこ寝ましたかね(40分強)。明るくなってきたところで再出発です。それにしても「眠くなってきたから休憩」というのではなく「そろそろ休憩して寝ようか」という前提行動はやはりアドレナリンのなさしむわざなのでしょうか?

築館ICで高速を下りてしばし国道を北上です。この先にこの界隈では貴重な朝ごはん場があるんです。



栗原市役所からほど近いところにある24h営業のファミレス「Joyful」。ありがたい存在です。

このあと山(駒の湯)に上がるわれわれとしてはコンビニおにぎりよりもやっぱりあったかご飯のほうが嬉しいわけで、最近は結構ここを利用してます。昼間はそこそこ混んでいるのでしょうが、われわれが利用するのは朝5時とか6時とかですからいつでもガラガラなんですけれどね(苦笑)。



そんなに大した朝ごはんに見えないのは気のせいです。やっぱりあったかご飯はいいって!

で、途中から県道ではなく市道を上がっていきます。だってこっちの方が景色がいいもんね。





そう、いまだにこのお山に登ったことがないTakemaなのであります。これだけ何度も麓まで来ているのに(苦笑)。いわゆる百名山も61座を踏破しているTakemaなのですが、ここ栗駒山はもちろん、千葉から近いところでは筑波山もいまだ未踏だったりするわけです。その割に北海道の幌尻岳とかニペソツ岳とかははるか昔に登っていたりするわけですが(笑)。

と、このあたりでTakema&おしんこどんに共通の「熱い思い」が生じたことをはっきりと申し上げないわけにはいきません!それは「登山に対する熱い思い」とかいうものではなくもっとわかりやすい、つまり‥



ええっと、この生理的欲求、自分としてはかなり「熱かった」んですけれど!というわけで坂を下りて県道沿いのお手洗いへ。もしもまだ冬期閉鎖中だったりしたら大焦りしたと思うのですが、幸いなことにすでにちゃんと利用可能、しかも洋式暖房便座だったのにはびっくりいたしました@関係各位に感謝。何より間に合ってヨカッタですわ(笑)。



しかしびっくりしたのは今年の春の訪れの早さ。まだGW前半だというのに行者滝脇駐車スペースの桜もすでにほぼ終わりかけており、結局このGWでは遅咲きの八重桜を見ることが出来ただけでした。こんな年もあるんですねぇ。



このあと少し戻って再び市道経由で駒の湯を目指します。このあたりに車を駐めて少し散策です。おそらく私有地だと思うので深入りはしませんでしたが‥





ある程度の高地に咲く花ですが、こちらは本来の時期通りの開花かな。そんなわけで耕英十字路へと向かいます。



で、十字路のすぐ上にはミズバショウの群落があるので行ってみました。実はひと月前に駒の湯を訪問していた際、早くもミズバショウの開花が始まっていたのを記録しており(このページです)、たぶんもうキャベツのオバケ軍団になっているんだろうなと覚悟はしていたわけなのです。が、しかし!右上画像のように木道の左側はキャベツ化していましたが、右側はまだ十分に見られる感じ。おそらくは雪が溶けるタイミングが違ったのでしょう。そんなわけで、







ちなみにミズバショウのほかにコバイケイソウの群落もありました。

このあとはいよいよ駒の湯温泉へ。坂を下りていくと、それとお気づきになった湯守@ご主人が遠くから手を振って下さいました。はいはーい、このGW前半もお手伝いという名のお世話になりますよー!



営業時間前の到着なので、まずはお風呂掃除から開始なのですが‥昨年までと何かが違う、否、先月までとも何かが違う‥。おわかりでしょうか、エントランスが変わりました!昨年までは右上画像の幟がひらひらしているところにスロープがあったわけですが、そのスロープが撤去され、直接母屋に入るルートに変更されました。

聞けば、お客さんと直接コミュニケーションしたいというご意向からなのだとか。あと現実的な話として「浴室の状況@湯から上がったのかを確認したい」ということもあるようです。確かに‥。男女浴室とも4人も入ればキツキツですので、お客さんが出入り時に必ず受付前を通るようにすれば確認は容易です。通路が狭いという問題はありますが、繁忙期以外はそれほど問題にもならないでしょうし、そんな時でも単純に譲り合えばいいだけのことですし。



まだ本格オープン2日目ということで、温泉の看板も設置が間に合っていませんでした。



そして湯小屋と母屋の間には広い屋根付きのデッキが出来ていました。実はこの数日前にとりあえず完成したばかりで、まだこのあと多少の工事が残っているようでした。しかしこれで雨の日の湯上がりもゆったり寛げますね。なおこのあとテーブル等も設置されるはず?



というわけでまずはお風呂掃除です。営業時間中はもちろん怒涛のオーバーフローをさせているわけですが、夜の間もそのままにしておくと、湯花がそれこそ満漢全色系に?洗い場側にも広がってしまうわけで、最近は営業終了後に湯を逃がして右上画像のようにしているようです。確かにこの方が朝のお掃除が楽ですし(実感)。

お掃除を終えたあとTakemaはお店番(プランターへの水やりとかも含みますが)、そしておしんこどんは本領発揮の園芸稼業、すなわち「おしんこどんガーデンのさらなる拡大事業」に挑むわけなのでありました。



まずは昨年構築したガーデンの手入れです。まだこの時期は水仙が咲き始めたくらいですが(右上画像マウスオン)。

まずは、いずれ栄養になるとはいえ堆肥になるまでにはまだまだ時間がかかる枯れ葉を除去しています。園芸用土のほうが今の段階ではダイレクト養分となりますからね(あ、多少の肥料を撒けばもっとよかったのか?)。



さてこの日ですが、関係団体による植樹作業が行われておりました。わたしら夫婦は参加しなかったのですが(そもそも関係者じゃないですし)、作業終了後お越しになった市会議員さんにいろいろなことを「陳情」していたTakemaでありました。

とにかくランチひとつとっても、この地区のどこで何が食べられるのかもわからないというのはあまりに不親切ではないかということです。ネットもいいですが運転中には見られませんし、看板を出すにしても「登山もあれもこれもの情報満載」ではボケるんです。十字路のあたりに「耕英地区の食事&温泉(観光)情報」に特化した大標識などを設置してはなどとも進言しました。幸いなことに議員さんは湯守経由で間接的に自分のことをご存じだったので、ここぞとばかりにいろいろ申し上げちゃいました(失礼しました)。

また駒の湯の同じお手伝い(分野は違いますが)の大学生の皆さんともいろいろお話をいたしました。個人的に持続性という点での不安はありますが、真剣に考えてくれているのは間違いない話ですから、この流れを受け継いでいかれればと。



手伝い人とはいえ賄いご飯はいただくことになります(自前で持参の方もおられるようですが)。さ、お腹も満ちたあとは番頭&ガーデン業務に邁進しましょう!



おしんこどんは新たなガーデンスペースを作り始めています。上画像だけを見ると「もっと大きなスコップとかで掘ればいいじゃないか?」と思われるかもしれません。しかし話はそう簡単ではないのです。

この場所は2008年6月14日、土石流により完全に埋まった場所です。その後この場所は整地され、その上に今の駒の湯が建てられたわけですが、それはあくまで「整地」であり表面を整備しただけに過ぎません。つまり掘り進めるにつれてかつての土石流の土砂が顔を出してくるはずというわけです。大石とかも含めて。

つまり、スコップで一気に掘ろうと思っても掘れず(すぐにそこそこの大きさの石が出てくる)、少しずつ掘り起こしていくと出てくるそこそこの大きさの石、その回りの土をシャベルで除去し、そして「よいしょ!」と石を除去!という手間がかかるようなのです。なぜかおしんこどんはそういうのの技術に長けています。開拓農家出身というわけでもないのに何でだろうなぁ(笑)。



山の上ですから風は比較的強く、湯守ご夫婦のアイデアによる過去の駒の湯幟吊りもまるで鯉のぼりのようにはためきまくっておりました(笑)。でもこれでいいんですよ、一歩一歩前に進んでいく駒の湯のひとコマがこの風景なのだと思うのです。



駒の湯近くには山が迫っており、それが北側であることから比較的雪が残りやすいようです。大学生の助っ人さんが雪をほじってミニ雪だるまを作ってくれましたんで、「手(だけ)タレ(ント)になってね」というわけで左上画像を撮影したあたりでこの日の作業もタイムアップ。

実は16:00頃になっていったん山を下り、岩ヶ崎でガーデン植え付け用の花とか木ほかを買ってきたわけですが、さすがに植え付けは翌日ですね。







で、なぜか6本の手が?助っ人大学生じゃない福島のあの方々(笑)と乾杯!



バッケ(フキノトウ)天ぷら、肉野菜炒め(野菜多し)、そしてTakema母収穫のエンドウマメの夕ごはん♪



軽く?飲んだあと、お風呂に入ってさっぱりと。湯口温度は37.5-37.6度。ちなみに明朝の掃除の手間を考え、湯上がり後は右上画像のように浴槽の排湯量を落としておきました。ではではおやすみなさいまた明日!

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