- その8 天売島を原付2種バイクでぐるり、本土に戻ったあとは旭温泉入浴 - 数時間前に海から見上げた海鳥観察舎にも行ってきましたよ。風が強い日はちょっと怖いかも。 |
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(2018年7-8月 その8) |
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ちなみにヘルメットの記載が実に何ともいえない味わいです。 |
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あ、ちなみに天売島といえばオロロン鳥が有名で、フェリーの名前も「おろろん2」だったりするわけですが、現在天売島で営巣繁殖するオロロン鳥(ウミガラス)はほんの数十羽しかいないのだとか。ニシンとともにオロロン鳥も来なくなったということか?でもウトウはバンバン来ているんですが。捕食対象となる魚の種類が違うんでしょうね。 |
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途中の商店(の自販機)で飲み物を補給します。2軒ある商店、なぜかどちらも町の端っこエリアにあるのはなぜ? |
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おしんこどん、しっかりいつもの「自分をミラーに映し込んで撮る」を実践しています。で、その左上画像と比較してほしい右上画像、ウミネコの営巣地エリアの道路!まぁ何ともフンで白くまだらになっていますわ。ま、これが白いからまだいいようなもので、もし茶色だったりしたら気分的には(以下記載自粛)。 |
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もちろんウミネコの営巣地はここだけではなく、八戸市の蕪島とかも有名です。ただ、天売島のウミネコ営巣はその数を減らしつつあるんだとか。それがカラスやカモメによる営巣地襲撃によるものなのか、それとも周辺海域の資源減少によるものなのか、それはわかりませんが‥。 |
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もちろんウミネコが道路で営巣しているわけでもなく道路の下部(海側)がメインの営巣地だと思います。左上画像のように給餌している姿はイイですね。でもヒナがここまで大きくなれば多少なりとも対応できるでしょうが、まだ抱卵時などにコロニーが襲撃されて「壊滅」することもあるようなので話は簡単ではないですね。それもみな「生きるため」の所業なのですから。 |
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われわれのバイクが通り過ぎると再び道路上に親ウミネコが。でもちょっと離れると1羽もいません。 |
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前日の夕方に訪問した赤岩園地、この時間には誰もおらず静かなもんでした(ウトウの親鳥はもう海に出ちゃってるし巣立ち前のヒナは巣穴に隠れているはず)。でもね、明るいからこそ見えてしまうものもあるわけで‥。 |
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もっともこのようなことは自然界でごく普通に日々起こっているわけですから改めて記す必要すらないことかも知れません。「たまたま見ちゃったから」というだけなので。 |
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まだまだ知られていませんが夕陽を見るにも絶妙な場所ですし(ただしウトウ繁殖時期はツアー以外日没時の訪問自粛なのだとか)、このご時世ゆえ海外の皆さんに伝えればガンガンやってくるように思います。アイスランドにもこんなに整備された展望台はなかったし。 |
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ちなみに右上画像、おしんこどんがY字の足上げをやっているのがおわかりでしょうか(笑)。 |
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さて昼間はウトウも他の鳥も(カラスも含めて)いないので、景色をタンノーしたら移動します。赤岩園地からはそこそこの登りが続き、バイクでよかったねというところです。やがて天売島の最高地点近くを通過しますが、そこには踏み分け道も通じていないみたいでちょっと残念。ちょっと刈り払って道を付け、入口に「天売島最高所ポイントこちら」的な看板を置いておけば、ここを通る観光客はほぼ100%立ち寄ると思うんですが(笑)。 |
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続いてやって来たのは海鳥観察舎。朝方に漁船の上から目にしたあの建物です。四輪の駐車場から先は舗装された歩道になっていたので、焼尻島と同じく二輪は入れるかなと思ってそのまま進んでいったところ、後半は階段になってましてあれま。というわけでそこにバイクを止めて歩いて行きました(ちなみにわれわれ以外観光客の姿はありませんでした)。 |
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ご覧のとおり結構エグイ突端部分に建てられています。風も強いし、工事の人も大変だったでしょう。あ、おしんこどんは最初入口扉を開き戸だと思って無理矢理手前に引いてましたがご覧のとおり引き戸です気をつけましょう。 |
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無人無料の施設ですが、内部には望遠鏡も設置されていて海鳥を‥でもちょっと遠くてあまりよくわかりませんでした。なるほど現在オロロン鳥の現繁殖地は赤岩の断崖下部なんですね(上からは見えない)。観察舎の下の海では漁船の乗組員さんが何か作業していましたが‥海水汲みって?(右上画像マウスオン)。 |
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バイクを止めた場所まで歩いて帰ります。空が広いなー。 再び進んだ先にもう1箇所展望台があったのでこれまた立ち寄り。 こちらからも観察舎がよく見えます。飛んでいるのはウミネコじゃなくてオオセグロカモメですね。 |
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町に戻る前に砂利道を進んで天売島灯台へ向かいましたが、あいにく外壁工事中で足場が組まれていました。案内板によると(右上画像マウスオン)赤岩灯台と合わせて昭和43年に設置されたようです。近くには好漁場である武蔵堆があるため漁船が多く航行するのだとか。 |
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最後に「海の宇宙館」に立ち寄ります。ここは天売島の海鳥の写真を中心とした展示館なのですが、何と私設なんですね。入場無料、中ではコーヒーも注文できるし、すぐ裏はキャンプ場になっていて、どうやらこの地で「沈没(=旅を中断し長期滞在を始めること)」したと思われるキャンパーさんもいたりしてなかなかいい感じです(笑)。ここで海鳥手ぬぐいを購入した上でいざ港へ。 |
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港には前日のウトウ見学ツアーのガイドさんがおられて、「どうぞどうぞ撮りますよ」というわけでW顔出し(笑)。 |
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そんなわけでいざ羽幌行きの船に乗り込むわけでありますが、気がつけば全区間ともこの「おろろん2」の利用となり、一度も高速船のお世話にはならなかったわけです。せめて1区間だけでも「高速感」を味わってみたかったような‥。 |
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というわけで天売島を離れ、フェリーは一路!焼尻島へと向かいます(もちろん経由するだけなので下船はしませんよ)。それにしてもガラガラだなぁ。利礼航路なんかだと団体さんが乗っていたりして賑やかなんですが(五月蝿いともいう)、島の経済のためにももうちょっと観光客を誘致したいところです。まぁキャパの問題などいろいろとあるでしょうが。 |
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相変わらずウミウたちには無視されつつも船は順調に進み、定刻12:10に羽幌港に戻ってきました。駐車場まで戻ってみると‥ |
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「痛車」ならぬ「痛ミニバス」ですからね、沿岸バスの勇気と慧眼とに敬意を払います。というか、是非都内で「萌えっ子ラッピングバス」をプロモーション走行させてほしいものです。「沿岸バスの知名度が一気に上昇し全国区デビュー!」間違いなしだと思うのですが‥。 |
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状況がよくわからないまま入店したわれわれですが、こちらの「吉里吉里」さんはカフェ兼民宿で、1975年に炭鉱閉山後多くあった空き屋を改装しカフェとして営業を始めたそうです。1988年、現在の場所に移ってから民宿も始めたとのことで、それってミツバチ族(死語?)の走りの頃ですよね。 |
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そうそう羽幌といえば甘エビなんですよねというわけで、甘エビのパスタとアンチョビのピザを注文。甘エビは先端部が切りそろえられており「きっちり頭からガブッといってね殻を残さないでね」というお店の声が聞こえてきそうです(笑)。アンチョビのピザは‥「酒肴に最適」とあるんですが困ったなぁちくしょう(大笑)。 |
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羽幌町内のダム管理事務所で有明ダムのカードを手に入れたあと、一路北上して遠別町の内陸にある旭温泉へ。ここ、たぶん20年以上ぶりじゃないかな?確かその時は冷たい雨が降っていて身体冷え冷え、で、赤湯に浸かって温まったけれど、またさっきまで着ていた半濡れ服&びしょ濡れカッパを着てさらに北上したという記憶が断片的に残ってます。 |
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入浴券を買う段になっていやな予感。この日は平日でしたが「26(ふろ)の日ポイント4倍」ですと!道理で車の数が多いわけです。浴室も混んでそうだなぁ(はい、大盛況でした)。 |
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というわけでお風呂画像はありません。それにしてもまさかの浴槽棟新築でむちゃくちゃきれい&設備の整ったお風呂になっていましたわ。実はここがこの日の宿泊地候補ナンバー1だったのですがあっさり「満室です」と断られていたのです。 |
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入浴後はさらに北上して遠別町内の「道の駅 富士見」に立ち寄りましたが、正直なところ外観に中身(運営)が負けている感じでした(残念)。で近隣のセイコマでガラナ購入。いや別に好きなわけじゃないんですがせっかくだし。 |
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田んぼの隅っこには何やら見慣れない幼虫が何匹もうごめいておりました。何だこれ?ムカデ or ヤスデでもなさそうだし‥ネットで調べてみたところ、一番近そうなのは「ガムシの幼虫」なのかなと。そうだとすると水草などを食べる虫なので害虫ではなさそうです。 |
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さて音威子府道の駅でトイレを拝借し、やって来たのは「天塩川温泉」。実はキャンプでもう5回くらいは泊まってるんじゃないかと思う定番宿泊地であります。ここしか空いていなかったといえば聞こえはいいですが、たとえば美深温泉とかには問い合わせすらしませんでした。やっぱり自分はここの静かな環境が気に入っているのでしょう。 |
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ただ、左上画像に写っている車外計の通り夕方17:00を回っているにもかかわらず気温は30度近いというこの日、しかも湿気も多く風もなかったんですよ。すぐ上のキャンプ場(ちなみに無料)にも行ってみましたが、6張りくらいだったかな、うちわであおぎつつビール等を摂取しておられたようです。確かに蒸し暑かったです。というわけでわれわれは初めてお宿施設にチェックイン。 |
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