- その3 南相馬から飯舘村、まきばのジャージー経由で飯坂温泉へ -



飯舘村の道の駅「までい館」で楽王カフェオレ休憩です♪

(2018/8/29-31)その3

このあとはさらに北上して原町区の道の駅南相馬へ。地元産のお米を買うつもり満々で行ったのですがここで大ボケをかましたTakema。それはつまりこういうことです。お米の棚まで行き、産地と精米日を確認するまではいつものことだったんですが‥



ハイ、よい子の皆さんならすかさずこのボケの意味がわかりますね。すぐ上にあるようにこの旅行は2018年(平成30年)の8月末のものです。ということは‥



というわけです。何考えてたんでしょ自分(苦笑)。なおこのボケスカ勘違いについては、道の駅から車を走らせて10分くらい進んだところで自ら気づき、車を運転しながら思わず「バカだなぁおれ!」と叫んでしまいましたとさ。



お買い物行脚はさらに続き、鹿島区の若松味噌醤油店さんへ。わが家のお味噌汁は震災後からこちらのお味噌を使っているのですが、しばらくこの界隈を昼間に通ることがなかったので購入できず品切れ状態でした。というわけでいつもの青ばた味噌を購入。若松さんのお味噌は常磐道の南相馬鹿島SAや先ほどの道の駅でも販売しているのですが、この青ばた味噌は販売ラインアップから外れているのか、こちらのお店に来ないと手に入らないんですよ。

時折買いにくるのでご主人ご夫婦も「あれ、千葉の方ですよね」と顔を覚えてくださっています。いつものようにしばし世間話(あ、冷たいお茶、ごちそうさまでした)。それにしても、震災前にはこの地域と完全に縁のなかった自分が(広野町より北の浜通りには来たことがなかった)、そこそこ足繁く通うようになったわけですから不思議なものです。

で、ここからは内陸に向かいます。県道267号を西に向かい、さらに県道12号を進んでいくと飯舘村。この道は1度通ったことがありますが、当時はまだ「通れるようになった」ばかりで沿道には何もありませんでした。でも今は‥







天井から吊られている花々は造花ではなく本物です。ここ飯舘村は震災前酪農(牛の飼育)が盛んな場所でしたが、かの原発事故によりその流れはいったん絶ちきられました。その後一部地域を除き避難指示は解除され再び牛の放牧も始まってはいますが、農業の再興に向けて村が目を付けたのが「花卉(かき)栽培」というわけです。風評被害の影響が少ない(はず)というのがその理由ですが、確かに「口にするわけではない」ですから‥

あ、関係ないですが右上画像の酪王カフェオレ、ガラス瓶入りだったんですが、飲んでいくうちに気づきました。瓶に平仮名で「ふくしま」って書いてあるんですね(右上画像マウスオン)。あ゛、知らなかったのは自分だけ??失礼しましたぁっ!

閑話休題。花はもちろんいいんですが、せっかくここに来たんだから何か買いたいですよね。飯舘産の何かを。というわけで直売所へ。




(一部は県内周辺町村産のものでしたが)

しかしなぁ、おみやげがカボチャとかインゲンというのもどうだかなぁ(Takema母が趣味で畑をやっているので、わが家では「野菜は自動的に向こうからやってくる」システムなのです)。と思っていたところで!





というわけで気をよくして出発です。このまま県道12号を西進すれば川俣町方面に行くわけですが、この日の泊まりのこともあるのでここはいったん北上。村内の道路沿いには各所に線量計が設置されているのですが‥





今のところしょうがないのかも知れませんが。ただ線量計については撤去の動きがあるようです(でも撤去反対の人もおられるようなのでトントン拍子には進まないかも)。

右上画像のような風景、そうそうこれこそTakemaにとってここ阿武隈の山村の原風景なんですよ。残念ながら緑に見えているのはお米ではなく雑草なのですが(牧草だったらすみません)。

北上して飯舘村を抜け伊達市に入ります。霊山(りょうぜん)地区‥ん、トイウコトハ!




(ところでこのイラスト、「自産自消」ってことでしょうかね)



平日だったので定休日というオチが一番怖かったのですが大丈夫、「年中無休」だそうです!しかも、それほど交通量の多い道路でもないのに(R115沿いではありますが、先年並行する無料高速「東北中央道」が開通しちゃいましたから)、通る車の半分くらいがここに立ち寄るような感じで、平日の午後にもかかわらず常にお客さんがいるような感じでした。すごいな。

で、ここから先は霊山飯舘ICからその「東北中央道」を利用して一気に福島市方面へと向かいます。この日のお宿確保は平日の1人泊ということで案外に難渋し(想定していた選択肢の宿にみな断られてしまい)、うーむと考えた末‥



飯坂温泉、前回に引き続き再びお世話になりましたほりえや旅館さん

ちなみに当日昼間の予約時に「朝食付きで」お願いしていました。それは「アレをナニしたい」からなのですが、まぁその話は後述するとしてまずはチェックイン&お風呂です!(この日は朝から1湯も入っていないのです)。



鯖湖湯の隣に立地するロケーション絶好、かつ木造3階建ての風情あるお宿なのは前回宿泊時(この時です)に知っていましたが、通されたのは二間続きで合わせて12畳のお部屋でびっくり!トイレは共同ですが部屋のすぐ近くにあり、また近くの部屋はこの日空いていたようでしたのでほぼ専用のようなものでした(笑)。

さてそれではお風呂ですお風呂♪え、鯖湖湯?いやそれもいいですが、湯汚れなく新鮮なお宿の内湯のほうがいいですよね!(実はこの泊まりで鯖湖湯に行かなかったというのはここだけのヒミツです)。







なるほど、暑いこの時期は源泉の投入をぐっと絞り込むことで湯温の上昇を出来るだけ抑えているようです(翌日入った共同湯も投入湯を逃がしていたので湯温はやや熱めながら適温でした)。しかしそうなると、鯖湖湯のようにお客さんがひっきりなしの浴場は湯汚れが心配‥ちなみにこちらの浴室はタイルが乾ききっていたことからこの日の宿泊者1番湯だったかと。

ちなみに高温源泉を扱う宿で、「こんなに可愛い空冷設備」を見たのは初めてでした(大笑)。お宿のご家族には小さなお子さんがいらっしゃいますからね♪

さてこの時の入浴ではあえて身体や髪(少ないにしても=自虐)を洗うことはしませんでした。だってさ、このあと‥





円盤餃子。実はそのスタートは戦後になってかららしいのですが、そんな起源というか由来はどうでもいいです。ただ、地元福島民友新聞の記事に「以前はサラリーマンがコップ酒を引っかけて食べるものだったのに、今や円盤餃子は県外から家族連れが食べにくる人気グルメ」(ソースはこちら)というのがありまして、



としたわけなのです。ちなみに「円盤餃子食べたいから飯坂お泊まり」というグルメ的思いはなく、「飯坂お泊まり決定、じゃ、あの円盤餃子いってみよう」という流れが正しいです。もちろん「どのお店が云々」とかいうこだわりもなく、歩いて行かれる場所にある有名店の「照井」さんへ。足湯があるのがご愛敬。



「結構混むらしく週末とかは行列も」ということだったので開店時間からさほど経っていない時間に入店したのですが、あに図らんや先客は2組だけ。うち1組1名の若き女性は(隣のテーブルだった)餃子を待ちつつすでに焼酎?のロックを手にしていて、何だか「古き時代を再現」なさっておりました。というか今ふうの演歌かな(笑)。壁には安倍首相が円盤餃子を手にしている写真も飾られていました。でもさすがに飲まなかったんだろうな。

さてそんなわけで生ビールと円盤餃子+1品を注文したわけですが‥





やや小さめの餃子が「よく焼け」の状態で供されました。ぱくり。うん、美味しいです。サイズはちょうどいいし皮はパリパリ(でも自分的にはパリパリじゃなくてもいいんですが)。ただ、量はともかくずっと同じ味が続くことを考えるとハーフで良かったなというところです。しかしですね、

「もう1品」と思って頼んだピリ辛メンマ(右上画像マウスオン)、餃子と合わせるおつまみとしては合っていませんでしたね。美味しいんだけれど味わいの傾向が似通っていましたんで(あと思ったより量が多かった)。最初は野菜炒めにしようと思ったんですが、他の人が頼んでいたものを見たらこれまた結構な量だったんで‥やっぱり冷や奴にしておくのが吉だったかも。

というわけで、次回は小皿おつまみの充実していそうなお店で再チャレンジですな。



このあとは少しお散歩した上で(飯坂温泉駅併設のコンビニに行ったともいう)宿に戻りましたが、翌朝の散歩時に「あー、ここにも居酒屋さんがあったんだ」と気づきました。実はちょっと飲み足らなかったわけで(生ビールとサワーをそれぞれ1杯ずつ)、これもまた次回への宿題とした次第です(笑)。



お宿帰着後はしっかり身体を洗うべく小さい方のお風呂へ(ほりえやさんのお風呂は男女の区別なく早い者勝ちの貸し切り方式です)。こちらも湯の投入量は絞られていますが、湯をざんざん汲んで身体を洗い流しました(お客さんの数からしてたぶん大丈夫だったかと)。

そんなわけでおやすみなさいの帽子屋さんでした(わかる人にしかわからない)。

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