- 2019GW旅行記(10) 野湯訪問後鳴子ダムすだれ放流、焼肉、帰宅! - 湯底に足が付かないという源泉場。48度オーバーだったので全員入浴断念(笑)。 |
|
(2019年4月26日夜-5月6日 その10) |
|
|
|
某所から藪を漕いで某所へと向かいます。おしんこどんは初参戦。今回は温泉師匠に、何とその昔NHKの番組でご一緒したこともある某女史(もちろん私よりはるかに各所についてご存じです)が参戦!何と関東エリアから日帰り参戦という、その熱き「湯望」にはびっくりです(ちなみに焼肉タイムまでご一緒させていただきました)。 |
|
某女史は「ここに入る気満々」のようでしたが、端っこで測っても湯温が「48.1度」であることを知り即座に断念したようでした。いやー、そりゃ確かに無理ですわ(しかも足が付かないとの先達情報があれば特に)。あ、自分も断念しましたよ。あ、でも流れ出した先で掘ればよかったのかな? |
|
あー、この倒木三連はよく覚えてる‥ということはここだビンゴ! その手前ですが噴気地帯でやほっほーいというわけです。 |
|
しかし今シーズンはまだ誰も来ていなかったらしく?野湯湯船の輪郭こそありますがお湯はダダ漏れ&当然のごとく土砂の堆積で浅くなっています。そんなわけで、某女史とおしんこどんとで作業開始!(いや最初は自分もやってたんですよ)。 |
|
前回はそんな感覚もなかったのですが、今回は「深く掘り石をどける」という作業をやりすぎたせいか、結構「野湯湯船内でアチチ音頭を舞う」ことがありました(苦笑)。湯浴み着を着用していた某女史は「1枚の差で」そういうこともなかったようですが。 |
|
なおこのあと少し上に上がってみましたが、川幅は狭くなるし当然湯温は上がるしというわけで途中でやめました。え、源泉をチェックしなかったの?ハイ、面倒なのでやめた次第です(根性なし)。というか、この上に真水がない以上どう考えても浸かれないでしょうし。 |
|
|
|
温泉師匠&某女史が先に進んだあと、われわれだけになりましたんでおしんこどんも含めて湯をタンノーしました。成分由来の湯ざわり特徴は少なくたぶん泉質的にも単純泉だと思いますが(沢水も混じっているでしょうし)、それでもここはいいよなぁ。 |
|
上から俯瞰するとこんな感じです。小さく見えますがそこそこのサイズだし。 |
|
さて帰りはわれわれだけですが、勝手知ったる道?なので余裕です。でも今考えれば「あっちの噴湯」にも寄っておくんだったなぁ。 |
|
左上画像、湯の流れの中で偶然にできた造形の妙に感動しつつ、 道はないけれど好き勝手に歩いていく中でガクアジサイに出会ってちょっと嬉しいし、 この地層も何だか湯が云々と思いつつ、最後はご覧のとおりのヤブこぎで舗装路へ。 |
|
さて、温泉師匠一行はすでにあそこ(次なる目的地)に行っているはずなので、遅ればせながらわれわれもそちらへと向かいます。車を駐めて川を遡っていくと‥ |
|
|
|
先着の皆さんによる野湯快適入浴化作業中のようです。どうやら今シーズンはまだ誰も入っていなかったようで、豪快に鉄サビ系の色合いが流れていきます。こちらの湯は鉄系ですからねぇ。 |
|
|
|
というわけで作業完了の図。某女史は拙サイトのこちらの湯(川沿いに湯を引いた第二湯船(この時です)の画像を見て「こ、ここは絶対に行きたい!」と考えて今回の訪問となったそうなのです。まさか自分のサイトがこの道の達人を煽っていたとは(大笑)。 |
|
|
|
大きさはそれほどでもないのですがそこそこ深く、肩までとはいきませんが胸くらいまでは浸かることが出来ます。某女史はもちろんですが、ここで温泉師匠も「入浴の儀」。さっきの野湯には浸からなかったのにこちらには浸かる?どうやら師匠のこだわりで「尻湯系野湯」(無理矢理浸かる)にはあまりご興味というか「入欲」が湧かないのだそうな。自分は「野湯であれば尻湯腰湯でも問題なし」なのですが、なるほど野湯ファンにもそれぞれこだわりがあるということですね。あ、そもそもこの方面への興味が無い人にとってはいずれにせよどうでもいいことでしょうが(笑)。 |
|
|
|
さてこの後なんですが、鳴子ダムが「観光放水」をやっているということで見に行きましたよ。実は毎年GWに鳴子に泊まっているにもかかわらずちゃんと見たことがなかったんです。最初にダム管理事務所に行って令和限定のダムカードをゲットし、上から眺めますが位置の関係で放流は見えませんね(そりゃそうだ)。で、その界隈?に駐車したままダムを目指します。あれま、鳴子温泉からの車線は駐車場待ちの車が並んでます‥。 |
|
|
|
というわけで進んでいくと、「ダムの維持管理上抜かれた地下水」が流されている場所がありました。このパイプの設置具合(わざわざ触れる高さまでパイプを上に延ばしているかわりに、汲めないように外向きに流し、柵も設置しています。「触れるけれど汲めない」って‥。 |
|
|
|
うーむこれはなかなかヨロシイかと。見ている限りそこそこの人たちが撮影していた気がしました。おしんこどんは当然いつものポーズです。さて、いよいよすだれ放流見学! |
|
ちなみにダムに沿って鯉のぼりが渡されているのですが、渡されてからもう何日も経っているからかほとんどロープに絡んじゃって全然舞っていなかったのはご愛敬というべきでしょうか。まぁ中には‥ |
|
勢いあまって落下した鯉もおりました。回収はGW明けなのでしょう。 |
|
続いてはダムの真上からすだれ放流を見てみましょう。小さいお子さんの中にはビビって見るのを拒否している坊やもおりましたっけ(気持ちはわかります。自分も小学生まではそうでしたが、中学から山岳部に入って高所恐怖症を克服し、挙げ句の果てはバンジーまで=現在は活動休止中ですが)。 |
|
(いや開口部は高さ80mらしいですが細かいことは言いっこなしでね) |
|
これの何がすごいって、「水の造形美」なんですよ。すだれゆえに常に水が織りなす形が変わるわけで、それが延々と続く‥あ、これは動画で見ていただいた方がわかってもらいやすいかと思いますので‥ |
|
|
|
そんなわけで鳴子ダムすだれ放流をタンノーし、ダム上部の旧国道沿い駐車スペースに戻り、今宵の宿東鳴子阿部旅館を目指したわけですが‥ |
|
|
|
車列は延々と続いておりました。駐車場は広さも限られており、そんなにバンバン出入りがあるわけでもありませんから、こりゃ最後尾あたりの車はダムサイトの公開時間に間に合わなくなるのでは? |
|
あと、ダム見学用駐車場の分岐や場内には誘導員の方がおりましたが、上記画像の車列最後部には誰もいませんでした。もし万が一「旧道経由で鬼首方面へ」という考えて車でやってくると「反対車線を逆走」するしか方法がありません。あまりに危険です。このあたりの案内はどうなっているのかが気になりました。もしかしたら臨時看板等でその旨の案内はなされていたのかもしれませんが(そうであったと願います)。 |
|
ホントにこの日も天気が良くて何よりでした。令和GW、よかったねぇ(ふり返り)。 |
|
阿部旅館のワンちゃんは案外小心者なのですが、さすがに「飼い主さん」と「わくわくお散歩」ともなるとその嬉しさは格別らしく、ご覧のとおりの甘えっぷりでありました(笑)。それではわれわれも「約束の地」に向けて歩き出しましょう! |
|
|
|
というわけで「約束の八兆」に到着です。乾杯はしましたが、某女史は「間もなく列車の時刻が」ということで宴会要員(お酒飲まない)の車で鳴子御殿湯駅まで送迎。ん?でもしかし? |
|
うっかりは自分だけじゃないんだなと思いつつ、うまく受け渡せたことにも安堵して、さて飲みますか食いますか! |
|
「お肉の注文権」はありますが、焼きホヤは拒否権なしの提供です(笑)。 |
|
このホヤもほぼ臭みもなくておいしかったんですけれどねぇ、初めてのホヤ食いだった某氏はこの後のTakemaオフで「やっぱりあれ、わたしにはダメですわ」と本音を吐露して下さいました。でもね、来日10年の段階で「納豆?絶対無理だね」と宣言していたアメリカ人に下仁田納豆の工場にて出来たてを食べさせて、その時は「でも‥」といっていた彼が、いまや「海外に仕事で行くと納豆が手に入らなくて困る云々!」と豪語しているわけで。こういう場合、やっぱり現場@養殖漁船の船に乗ってもらう(超新鮮を味わう)のが一番なのかも知れませんね。 |
|
|
|
この後は海鮮系&冷麺で〆と致しました。何と青森のスチューベンワイン339もいただきました!(右上画像マウスオン)。 |
|
宿帰着後にはヨッパーの禁断たるお風呂にも浸かり、スカイラウンジでクールダウンして就寝。 |
|
さてGW10連休もいよいよ最終日、当然朝風呂から始めます。きっちり熱いですがコレでしゃきっとします(もちろん入浴前にも水分補給していますよ)。あれまぁ皆さんどんどん出発しちゃったっけ、結局最後の出発でした。 |
|
でも最後にやっぱり「なるまん」立ち寄りは必須だったりするわけで(笑)。 |
|
このあと関東方面へと一気に下るだけです。常磐道四倉PAでお昼ごはんというのはだいたい定番、今回も八兆でご一緒したご夫婦とニアミスしましたっけ(笑)。 |
|
|
|
四倉PAのバイク駐輪場が瓦屋根だというのは今回初めて気づきました。高速沿いに藤の花が多く咲いているのを見て、「あー、GWも終わったなぁ」としみじみ。もうあとはひたすら千葉に向かって帰るのみ! |
|
|