- 2019GW旅行記(2) 青森まで北上後はもちろん温泉、海鮮、また温泉!



久々に訪問しました新郷村の「キリストの墓」。しかしここに辿り着くまでには雪の不安が。

(2019年4月26日夜-5月6日 その2)

さて世間的に2019GWの10連休は4/27(土)からだったのですがTakemaはその前日、4/26(金)もお休みでありました。しかしおしんこどんが外せない予定を入れていたこともあり、結局はその金曜日の18:00ちょい過ぎに千葉を出発したわけです。さすがにその時間だけに下り線は空いていましてずんずん進み‥



ここのお蕎麦屋はそこそこヨロシイので、これからも立ち寄ることもあるかなと。シラウオのミニ丼も付いていて満足度高しでした(ツユはもう少し一考の余地があるような気もしますが、嗜好の違いもあるのでまぁしょうがないかな)。ここからはずんずんと北上し、ならはのPAで休憩したあとは一気に上がって金成PAへ。GW初日未明とはいえさすがにこの時間にここまで上がってくる首都圏族はほぼいないとみえて駐車場も空いていました(そりゃそうだ)。

しかしおそらくはこうしているうちにも徐々に迫り来るであろう「首都圏&仙台圏族の北上軍団」にビビり(苦笑)、もう少し北上しておこうと考えて紫波SAへ。さすがに空いていましたね、たぶんもう大丈夫なはずです(気分の問題ですが)。しかしここで大問題が生じておりました。というのも‥



いや普段はGW前のタイヤ履き替えなどしていなかったんですよ。ただ今シーズンは3月に最初の車検というわけで「ではついでに」とタイヤを積み込んでの車検をお願いしちゃったわけですんで大失敗。3月末もそれで失敗したし、まさかこのGWでもこれで北上を阻まれるとは!というわけで眠くなったこともあるし‥



でもね、雨といっても何だかアヤシイ粒なんですよね。大休止した上でまぁこのくらいなら大丈夫かなと考えつつもここからは慎重に進みます。西根ICまで進んでしまうと国道から離れてしまうので滝沢ICで下りました。



ここからは国道4号線を北上するわけですが、その昔に記憶していた峠、大中山のあたりの峠の鉄路はその昔SLが重連で越えていたんだよなぁ、まぁたぶん大丈夫だろうと思いつつR4を進んだわけですが‥





ただここから下っていくと雪も止んできてとりあえず安心です。金田一温泉を越えた先の道の駅で一休みして、さらに進んだあたりのコンビニでトイレ休憩です。



コンビニ裏の桜はほぼ満開でした。有名じゃないけれど健気に咲くこういう桜って好きです。



道の駅さんのへにはご覧のようなオブジェが。故馬場のぼる氏の出身地なのだそうで。

しかし肝心の道の駅はまだオープン時間前だったのでトイレ休憩だけ。確か以前立ち寄った際には食事場所のテーブルにメダカか何かがいたような気がするんですが確認できませんでした。

さてこのあとはあの温泉を目指します。ページトップで「キリストの墓」を掲げておいたのでもうおわかりでしょう、そう、目指すは「野沢温泉」です!

野沢温泉。長野県の有名温泉郷と同名ですがまったく別です青森県です。前回訪問時は平日だったので(この時です)残念ながら手前の施設にしか入れなかったのですが、この日は営業日であることをしっかり調べておきましたのでね、かけ流しの湯をタンノーしようではありませんかというわけです!



しかし道中、桜に雪が積もってますがな!



路面は大丈夫でしたが、予想外の雪景色でありました。



さてそんなわけで野沢温泉に到着です。うわー先客さん多いなー(この時点で浴室画像撮影はほぼ断念)。路駐なのですが、この時この施設から奥は冬季閉鎖区間だったので何の問題もありません(夏場はどうなのでしょうか?通行量は決して多くないはずなので同じかな?)。



火水金曜日はやっていないのです。そこそこハードル高し。

というわけでGW最初の「入浴」です。先客さんが3名おられたのでもちろん湯画像はありません。皆さん何も話さずある人は目をつぶり、またある人は上方の一点を見つめながらただひたすら湯に浸かるばかり、お湯は「やわらかい」としかいいようがないややぬるめ湯で、「そりゃ確かに『恍惚の人』チックになるよなぁ」と妙に納得するばかり。お湯のイメージとしては秋田県湯沢市の湯の沢温泉日勝館にかなり近いかなと思います。まったりしちゃうんですよ、ハイ。



湯上がりにパチリ(入浴料金は390円でした)。この温泉の少し下には「万人向け」の新郷温泉館があるんですが、あちらは規模が大きい関係で、源泉は同じながら循環式の湯使いなんですよね。それにしても、新郷村は人口2000人台の小規模自治体なのに、こんなに近くに2つの温泉を維持してるって‥いわゆる「平成の大合併」においても周辺自治体から合併を拒否されてしまったようですが、頑張ってほしいものです。

ところでどうでもいいことなんですが、この2つの温泉施設のある場所の地名が「温泉沢」なのはなるほどとして、村役場の立地する地名が「風呂前」なんですね。どういういわれの地名なんでしょうか(謎)。



さておしんこどんは「雪を見れば『雪ちゃん』(雪だるま)を作りたがる)」人なのです。というわけでボンネット上に乗せ、そのまま発進したわけですが、その結果を含め、東北道-野沢温泉への道-雪ちゃんの粘り腰&最期を記録した動画をご覧下さいませ。



このあとは、以前も訪問した「キリストの里公園」へ。ご存じの通りイエスキリストはゴルゴダの丘ではなくここ新郷村戸来にて果てたというわけで(あくまで異説であり、村の公式サイトも「突拍子もない説」「イエス・キリストの墓であるかは判断を預けるとしても」というような表現を用い、むやみに宗教的聖地であるような記載はしていません。そりゃそうですよね)、まぁある意味B級観光地としての集客を目的にしているようではあります。で、自分としてはこういうの好きなんですからやっぱり来ちゃいますよ(まんまと策にはまるの図)。ちなみに村内には「ピラミッド」まであるというのですからたまりません(今回も行かなかったことを今になって後悔)。

車を止めて坂を上っていくと‥





以前訪問した時と特に変わりはありませんでしたが、やっぱり夏と冬とでは趣が違いますね(冬のほうがいい感じ)。もちろんエルサレム市とはいい感じの関係であることを示すヘブライ語の記載も健在でした。



この場所にはなぜか「短歌ポスト」なるものが設置されており、優秀作品は右上画像のように石に刻まれて永く詠み手の栄誉を称えるということになっているようです。「『はやて』来て」という初句からは、この短歌がもう何年も前の作品であることがうかがえますが(鉄っちゃんならご存じの通り、2019/6現在、東北新幹線を走る「はやて」の本数は激減で青息吐息の状態なのです)。

今回は資料館(右上画像マウスオン)には立ち寄らず、次の目的地である八戸を目指します。いや、単純に「お昼ごはんを食べよう」ということなんですけれどね。



というわけで八食センターへ。あれれ、以前は寿司屋さんがあったような気がするんですが記憶違いだったのかなぁ(あとで調べたら市場棟ではなく「厨スタジアム」という別棟にあったのでした)、ここはラーメン系が多かったです。でも、ということはこの食堂エリアが「観光客目当てではなく地元民の利用を想定している」証左であるわけで、これはこれでいいのかなぁとも思います。

というわけで純然たる観光客であるわれわれが向かったのは、そう、「海鮮焼きモノ」のブースでありました!



ここは「市場内のお店で買ってきたものを焼いて食べられる」エリアでありまして、その手順については「受付で席確保(炭代350円)」-「お店で焼くモノを買ってくる」-「当然ですが焼いて食べる」-「片付けはセルフで」(番号札を受付に返却)という流れです。上画像はとりあえず席を確保した段階でのもの、さて、買いに行きますか!



左上画像のように単品で頼むのも問題なくOKのようなのですが、店によっては右上画像のように「焼くことを前提にしたサンプル品」を並べているところもあります。ちなみに右上画像の海鮮品を購入したのですが、サンプルをそのまま出すのではなく、注文を入れると牡蠣もホタテも全て新しいものをさばいて提供してもらいました。良心的。あ、お肉もしっかり買ってきましたよ。





とはいえTakemaが手にしているのはノンアルコールの品ですがね(おしんこどんはもちろんビールを所望)。なお正午前(11:30)に席を確保したわれわれは余裕の着席でしたが、正午を回ってからはもう席待ちの列ができていました。そりゃそうだ、10連休の初日ですからね。ランチは早めに越したことはありませんという鉄則通りにゆったり完食。



何だかどこかの焼肉屋さんでよく見る画像かもしれませんが(笑)。

自販機やロッカーもオリジナルのラッピングが施されていてなかなかです。八食センター、栄えてますなぁと安心した上で次の場所に向かいます。



続いてやってきたのは六戸町にある「六戸ヘルスセンター」。実は目指していた温泉がやっていなさそうだったので急遽調べた上で来てみた湯であります。この平成の世に(この日はまだ2019/4月でした)、「ヘルスセンター」を標榜する施設が新規ピカピカの施設であるはずがない!と踏んだわけですが、まぁそれは間違いなしで、そこそこの風格のある日帰り施設でした。

先客さんがおられたので浴室画像はなしですが、そこそこのツル感のあるいい感じの透明湯、毎日の湯として使っている方は羨ましいなぁ。ちなみに宿泊用の別館もあるようなのですが(宿泊客専用の浴室もあるらしく、大御所の方々?はそちらを狙うようです)、外から見ていると障子紙が剥がれたままになっている部屋も見えたりして、あの部屋だけ使っていないのか、それとも宿泊営業をやめたのか?ネットで調べる限り宿泊営業中止の情報は見られないかわりに、2017年以降の宿泊記録も見られないので‥(詳しい方、是非お教え下さい)。

お湯は「ナトリウム-塩化物泉」、自分はさっきの海鮮焼きモノのニオイを払拭すべく頭から湯をかぶってサパーリといたしました。



右側はボケ画像で申しわけありませんが、ちゃんと生花の飾りがあちこちに。

さてこのところの拙サイト旅行記は、よくいえば「読みでがある」(そういえばこのあと駒の湯で声をかけられた方にそう言われました)、でも逆の意味でいえば「各ページが長すぎる」んですよね(冗長であるかどうかはともかくとして)。というわけでこのページはここまで!しかしまだまだこの日の行動は続くのです(まだ実質的な初日ですが)。

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