2020/3 早春の南東北お出かけ編

- その6 駒の湯お手伝い、焼肉、まつばら山荘、そして帰る!-



毎度の栗駒山。われわれの定番撮影地から。

何とか太陽が出ているうちに栗駒エリアまでやってこられました。雪はやっぱりかなり少ない感じで、まだ3月下旬なのに路面にはほぼ雪なしというだけでなく、道路サイドにも雪がないところがほとんどで拍子抜けというか。

この「翌日」は駒の湯温泉湯守ご夫妻のお手伝いなのです。もちろんこの日はもう夕方なのでこのままお宿に入ります。いつもの通り、こちらの‥



くりこま荘さんにお世話になります。何と何と、駐車場に雪がありません!

この駐車スペースは実はくりこま荘さんのものではなく、かつてあったキャンプ場の駐車場等も兼ねた公共スペースなのですが(だからこれだけ広いし、非常時のヘリポートをも兼ねているとか何とか)、そんなことはともかくとしてとにかく雪が少ないのです!たとえば2017/3とか2018/3の訪問記を見れば雪の少なさがおわかりでしょうか(リンク先は駒の湯での撮影画像ですが)。

ただ念のため申し上げれば、駒の湯に至る急坂下り道は日当たりのいいくりこま荘周辺に比べ北斜面ゆえ雪解けが遅いんですけれどね。このあと湯守に連絡を入れて「明朝9時に(ご自宅に)伺います」というわけで、今日は飲むぞぉ!(別に昨日も飲んでましたし明日も飲みますけれど)。






なおこちらのお宿の夕ごはんは量が多めなので(われわれは基本的に少食民族)、今回は「量を少なめでお願いします」とリクエストしておきました(デフォルトだと〆ご飯がイワナ天丼なのでかなり苦しい)。

ああー、でも「弁慶」は出てくるわけですね。美味しいんですがお腹的にはこれでもいっぱいです。次回宿泊時はこれもなしでいいかなとおしんこどんと話しました。





いつもながらの新湯温泉、加温湯とはいえイイ感じです(なお画像は翌朝撮影のもの)。家族風呂は内湯と露天風呂があるので楽しめます。ちなみに内湯がこんなふうに透明湯の場合は基本的にアチチなので攪拌のみならず加水しないと(笑)。



朝風呂、朝ごはんをいただいた上でチェックアウト、駒の湯湯守ご夫妻自宅へと向かいます。

今回のお手伝いは薪作り。3月下旬なのにまだ?と思う方もおられるかと思いますが、薪は乾燥させてなんぼのもの、来シーズンに使用する薪を今のうち作っておかなければというわけです。





今回はほとんど写真を撮っていなかったので、湯守ご夫妻が撮ってくれた画像をお借りします。なお今回は駒の湯の温泉施設には行っておりません。ゆえに「湯の花まみれ入浴」等はありませんでしたので念のため(笑)。



薪割り作業、一番何もない時の画像ですが(笑)。



大型スノーモービルを別の場所に移動します。これはご夫妻だけでは無理!

というわけで少しだけでもお役には立ったのかなと。このあとGWには臨時番頭&ガーデン保守作業におじゃまするつもりだったのですが、くそヘタレ新型コロナCovid-19とやらで叶わぬ夢となりました。われわれ、日本、いや世界をぐっちゃぐちゃにしやがりましたねぇ新型コロナウイルスくっそぉ!

15:00過ぎまでそこそこお手伝いをしたあとご夫妻にお別れを告げ、いつものパターンで鳴子へと向かいます。



この日の泊まりは「まつばら山荘」さん。立ち寄り湯は1度だけ訪問したことがありますが(湯上がり時フォロワーさんに「確保」されたのは懐かしい思い出です(大笑)、宿泊はもちろん初めてです。予約電話時には新型コロナのご時世ゆえ「素泊まりなら」ということでしたがもちろん問題ありません。

さてそれでは例の焼肉屋さんに行ってみましょうかね。そこそこ遠いというか、たぶん阿部旅館さんからよりも遠いよなぁこりゃと思いつつ、とぼとぼと歩いていきます。いやわかった上での宿予約でしたし。

というのも、ずっと以前に阿部旅館さんにおじゃました際、女将さんから伺った言葉が今も耳に残っているのです。「うちに泊まっていただくのはもちろん嬉しいんですが、周辺のいろんな宿にも泊まって下さいね。宿それぞれの良さがあると思いますし」。‥なるほど。

それからは鳴子界隈宿泊ではできるだけばらけて泊まるようにしています。ただし「GWラストには必ず阿部旅館さん」というのが自分の決めごとでありました。しかし2020GWに関しては残念ながら予約をキャンセルせざるを得ませんでしたが(当然)。

なお、その後4月に入り、まつばら山荘さんも4/8から休業(5月中旬現在休業継続中)となりました。

さてしかし3月当時に話を戻しましょう。到着後のお風呂‥は先客さんがおられたのと、「どうせこのあと焼肉アブラ臭まみれになるんだし」ということでパスすることとして、とりあえず暗くなる前に歩いていきます。



陸羽東線が江合川を越える橋梁は堤防上の歩道との高さがこれくらい。あ、でもちゃんと右側(堤防外側)に別歩道が設けられていました。それならばこっちは封鎖しちゃえばいいのにとも思いますが‥。

いつもの橋を渡る頃には街灯が点灯しておりました。いつもの時間(18:00過ぎ)ではありますが、GWよりもまだ日が短いですからねぇ。







正統派のお肉系はもちろんいただきましたが(いちおう焼肉屋さんなので当然)、



予想通り注文していない海鮮系も。あ、右上画像は地産地消のザリガニです(笑)。

帰路はマスターに送っていただき、その後当然のごとくお風呂をタンノー。どうやら宿泊はわれわれだけだったようなので、お風呂画像は翌朝に。







モール系の茶色い湯がどんどん投入されていて、湯ざわりもツル~ツルツル感があります。重曹泉の熱めの湯に別源泉の湯を合わせることで、加水もなく大量かけ流しというわけです。この日の湯温は気持ちぬるめで、おかげでゆっくりと浸かることが出来ました。



ご覧のとおりのドバドバ投入。多くの湯花が舞っておりました。

なお浴室入口には、「浴槽内の撮影は他のお客さまがいないときのみ可能です」と明記された掲示がありました。うん、こうやってはっきり書いてくれるとありがたいです。もとより私は先客さんありの場合は一切撮影はしませんが。



すぐ裏手に陸羽東線の踏切がありますが、列車の音はまったく気になりませんでした。

そんなわけで実にのんびりできました。また泊まりに来たいなぁ。なおこんな時期なので、少しでも売り上げに貢献できればと源泉水を箱買いしましたよ。まつばら山荘さんや阿部旅館さんに限らず、状況が落ち着いたらまた泊まりに行きますからがんばって下さいませ!



さていよいよこの日は帰宅日。そんなわけでいつものように大栗だんごやらしそ巻を購入です。



久方ぶりに潟沼を訪問。ここは噴気だけなんですよねぇ(対岸には行きませんでした(笑))。



さらに道の駅でジェラートをいただきます。定番行動ですね。

さて古川ICから高速に乗って南下します。朝はサンドイッチくらいしか食べていないのでどこかでお昼ごはんを‥ここしばらくは名取の「漁亭 浜や」さんで閖上赤貝丼というパターンが多かったのですが、今回はちょっと趣向を変えて‥





ここで「全く趣向が変わっていないというか、いつも通りじゃないか!」とツッコム方は、これまでの拙サイトをよくお読みいただいているわけで、本当にありがとうございます。そう、われわれのお出かけ先の定番は「山では蕎麦、海近くでは海鮮モノ」なのですよ。ここで「趣向を変えて」と書いたのは「海近くなのにあえてお蕎麦」というところにあったわけです!(苦しい言い訳)。

こちらのお店「そば亭 山彼方」(名取市)では平日限定20食の「そば亭ランチ」(1000円)があるのですが、この日は到着がランチタイムど真ん中の12:30過ぎだったこともありすでに完売のようでした。というわけで基本のお蕎麦をいただきましょう。



というわけで天せいろ冷たい鳥そばを注文。どちらも美味しくいただきましてごちそうさま。この後は姉妹店のお隣でパンを購入したりした上で名取中央ICから高速に乗って真っ直ぐ帰りましたとさ。

この11日後、かの新型コロナ緊急事態宣言が発令され、千葉県などは5月中旬現在もまだ解除されていないわけです。まぁこの時のわれわれにも「気の緩み」はあったかもしれません。いずれにせよ、われわれが原因で感染を広めることはなかったはずなのでお許し下さい。4月以降は毎日体温を測っていますが全日36度台ですし。

それにしても、このコロナ禍がいったいいつ頃、どういう形で収束してくれるのか、また社会がどういう形に変化していくのかはまだ見通しが立ちません。いずれにせよ、早く落ち着いてほしいぞ!

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