[もくじページへ戻る] - なめこ蕎麦を食したあとは松尾芭蕉の足跡を辿るの巻 - これですよこれ、このなめこ蕎麦を食べたくて食べたくて。 |
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(2020年10月30日~11月1日 その3) |
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まぁこればっかりはしょうがないです。肘折ではアウトドアの行動予定もありましたが(この日は)断念。ゆえにまずはお蕎麦屋さんを目指しましょう。 |
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というわけで「寿屋」さんに到着したのは10:30。10:00に営業開始とのことでしたが一部に「コロナ禍の関係で営業時間縮小中」との情報もありどうかなと思っておりました。でも到着してみるとすでに暖簾が掛けられておりよっしゃ! |
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(@kotobukisobaさんのインスタ画像を引用させていただきました) |
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この日はここまで粗食というかパン1つとコーヒーだけで我慢してきたわけですし!(この後の行動の関係で早めのランチが必要だったので、10:30に入店できたのは幸いでした)。 |
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そんなわけでなめこそばと天ざるを注文。店内にはすでに薪ストーブが稼働中。 |
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まだ早い時間でしたから店内はまだガラガラです(当然)。お座敷からは銅山川に流れ込む支流が見渡せますが、2020/7下旬の豪雨でこちらのお店の界隈は‥ |
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(@kotobukisobaさんインスタ画像を引用させていただきました) |
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なお奇跡的に!寿屋さんは店内への被害ほぼゼロだったそうです(玄関に水が入ったくらいだったとか)。ということは「まさにぎりぎり」だったようですね。なお対岸の「いで湯館」はエントランスを高い位置に置いていたにもかかわらず(そもそもの立地が低かったために)床上浸水だったそうです。そして寿屋さん真横の金山橋は基礎をやられて(洗掘されてしまい)2020/10現在車両通行止めとなっています。架け替えしかないでしょうし多額の費用はかかるでしょうが、大蔵村にとって「外からのお金が入ってくる」貴重な税収源たる肘折温泉郷ですから、間違いなく修復 or 架け替えは行われるかなと存じます。だってこのご時世に「廃業する宿がない湯治温泉郷」って数少ないわけですよ。 |
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そんなわけでネズミ男Takemaのもとになめこそば降臨っ! |
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なお厚揚げの「ざぶとん」(250円)も注文。しかし、こんなものをいただきつつもお酒が飲めないのは残念無念ながら、まぁこの後も運転する行動計画を立てたのは自分なのですからやむを得ません。次回は追加料金をお支払いしてもいいから「ネギだく」をリクエストしたい! |
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残念ながら露天風呂は営業休止中でしたが‥(右上画像マウスオーバー) |
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自分が湯から上がるのとほぼ入れ替わりで何人か入ってきました。いいタイミング。 |
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さてこのあとはいったん肘折から離れて最上川まで下がるのですが、何と!通行するつもりバリバリだった県道57号が途中道路決壊により全面通行止めとな! |
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いったんは県道に進みましたが、仕方ない、R458で‥え、え、でも時間が! |
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実はこのあと、最上川の船下りを予約していたのですが、予約時のお知らせには出航の20分前までに受付を済ませることと書かれていたのです。しかしナビを見ると予想到着時刻は‥出航のほんの数分前!こりゃやばい、バビューンと走らないと! |
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しかし、肘折温泉を出てすぐに5-6台の車列最後尾へ。どうやら先頭車両の軽自動車が時速30km台でのんびりと安全走行しているらしく‥うーん、これは困った‥ん、この先にはR458唯一ともいえる直線路があったはず‥(以下略)。 |
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というわけで、無事に間に合いましたとさ(10分前に到着、連絡済み)。この日は平日でしたからガラガラかと思っていましたが、そこそこ多くの人たちがいてちょっとびっくり。また定期運航便は1日3本しかないのですが、それ以外に団体さんによる貸し切り運行も多いようです。コロナ禍でもそこそこの人出があるわけで、GoTo所以なのか、それとも紅葉時期だからなのか。 |
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というわけで出発です。ここ最上峡の区間は両側に山が迫り川幅が狭まるため、以前から治水に苦労している場所であるようです。右上画像は昭和(戦前)の増水水位のようですが、平成の世になってもまだまだ大増水が続いていたことがあとになってわかりました。 |
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(さすがに開けっ放しにするとちと寒い) |
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紅葉の盛りにはあと1週間くらいかかりそうな感じですが、船内ガイドさんいわく「それまでに天気が荒れようものならみんな散っちゃいますからね」とのこと。でも今年は台風の直撃上陸もなかったし、8月はしっかり暑かったので色付きもいいだろうなぁと。 |
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それにしても失敗したのが座る位置でありまして、われわれは何の気なしに進行左側の席に陣取ったわけですが、外の景色を撮ろうとすると基本的に逆光となりますし、それに左岸側にはR47が走っているわけでどうしても人工物が写り込んでしまいます。というわけで、 |
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カワウや鴨たちもところどころで見られました。この最上峡には魚もたくさん生息しているのだそうで、当然水鳥たちもそれを目当てにここにやってきているのでしょう。 |
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ジャスト1時間の乗船で草薙の船着き場に到着です。船を下り、階段を登っていく途中にさりげなくそれはありました。 |
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五月雨ではなく八月の前線豪雨を集めて速し最上川というところでしょうか。この時は古口(乗船場所)付近の観測所で8.53mの水位(上昇)を観測したのだとか。もっとも、過去最大の水位は出発時に目にした昭和19年豪雨の時で、その時は8.95mまで水が上がったようです。当時は堤防もまだ低かっただろうし相当な被害が出たんだろうなぁ。 |
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そんなわけで戻ってきました。車に乗り換えて‥ |
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え、無駄な動きが多いんじゃないかって?ええまぁそう言われればその通りなんですが、いや、一度は寿屋のお蕎麦を食べてみたかったのでこうなったというわけです(しかし帰宅後確認してみたら2006年に1度食べていたようでした(この時です)。薪ストーブが同じものなのでそれとわかった次第)。 |
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というわけでチェックイン。まだ時間的にも早いのでお風呂も貸し切りモードかなと。この続きは次ページにて。 |
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