[もくじページへ戻る] - 湯っくりと肘折の湯をタンノーし、翌朝は地蔵倉ロストのあと赤倉の湯も - 松屋さんといえば洞窟風呂ですね。この日最初の貸し切り入浴客でした。 |
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(2020年10月30日~11月1日 その4) |
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チェックインはまだまだ早めの15:30ころ。この日宿泊の人はまだほとんど到着していないと思われ、16:00からの洞窟風呂(30分貸し切り)もバッチリ予約完了。さてそれでは、まずは内風呂から行ってみましょうかね。 |
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湯がオーバフローしている部分以外の床面は乾いていましたから、本日最初の湯客かなと思われます。もちろんかけ流しの湯使いなのですが、源泉温度が65.3度と高いので加水か低温湯のブレンドで湯温を下げているのでしょう。ただ自分としてはもう0.5度くらい高いと嬉しいかなという感じではあります。温度チェックはしませんでしたが体感では41度台前半かなと。まぁこのくらいのほうが湯治湯としてはいいのかもしれませんが。 |
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続いてはこちらのお宿の売りである「洞窟風呂」へ。御覧のような素掘りのトンネルを進んでいきます。天井に蛍光灯ではなくポイントごとに固定照明という使い方はお宿のこだわりなのでしょうね。とにかく数十mテクテクと歩いていきます。 |
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というわけでこちらもタンノー。同じ源泉なのでしょうが、何だかこちらの方が好みだったのは浴槽が小さいことで湯温が微妙に高かったからなのでしょうか。宿泊中もう一度入りました。ただ内湯・洞窟湯ともに、肘折の湯としてはややインパクトに欠けるお湯だったような気もします(万人受けするともいうのでしょうが)。 |
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夕食前にちょこっとお散歩。村営バス「おおくらくん1号」が通過していきます。もっとも時刻表によるとこのバスは客扱いなしの回送のようです。金曜日の夜ということで各宿ともお客さんは少ないのかと思いきや、翌朝の朝市には結構な数のお客さんが。やっぱり長逗留の湯治客もそこそこおられるのかな、貧乏性であちこち行きたがる自分ですがそのうち連泊したいものです。 |
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夕食はなかなかのボリュームで(全部写りきっていません)、お櫃のごはんには手が出ませんでした。だってねぇ、最後にお蕎麦が登場してくることを考えたらそりゃ無理ですって。 |
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古川在住の温泉師匠なら好みかと(笑)。かといってわれわれも「更科系が好き」と考えているわけでもなく中庸が一番かなと考える次第です。なおツユは鰹出汁の主張がちょっと強めに出ていて、もう少しマイルドだと好みだったかと。いずれにせよ美味しくいただきました。ごちそうさまでしたぁ! |
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そんなわけで朝市へ。キノコの旬ではありますが、いかんせん帰宅するのがこの翌日夜というわけで(食材として使うのは実質的に2日後の夕食かと)、涙をのんで購入はパスしました。うまそうなキノコ、売っていたんだけれどなぁ。 |
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薬師神社入り口から出発。確かに「地蔵倉1.3km」と書かれてはいますし。 |
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でもねぇ、以前訪問したのは14年も前の2006年ゆえ、道中の記憶が消えておりました。神社からスタートしたことは覚えており、そこからずっと登りだったはず。 |
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だからこうやって登っているうちは全然疑問を感じることもありませんでした。 |
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しかし‥いきなり真っ平らな場所に出てびっくり。こんな平場の記憶全然ないぞ、ずんずん登ったあとは急斜面のトラバースになるんじゃなかったっけ?しかもこの平地には軽トラ等も(反対側から)入ってきている様子で、そ、そんな道だったっけ?確かずっと歩道(山道)だったと思うのだけれど? |
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(青丸の地点あたりでおかしいなと思い引き返したわけです) |
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それにしても、こんなに遠かったっけ地蔵倉?というかこれなら車であの交差点まで進んでおけばあとはほど近かったのに‥というわけで2006年の訪問ページ(こちら)をあらためて確認していたら、まぁこの時はアクティブでしたね、全部やってる(大笑)。まったく記憶になかったのですが寿屋さんは今回が二度目の訪問だったことが判明してたまげた次第(薪ストーブが同じなので間違いない)。食べたことがないと思っていたのにぃ、もうこれは温泉アルツというか旅行アルツですな。 |
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早めに断念して下ってきたので時間が余りました。よってくだんのお餅を3つ買い(2-3日は保つとのことだったので)、ついでに温泉公園方面へ行ってみることに。 |
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こんなにモウモウとしてましたっけ?工事中だからなのでしょう。 川向こうのあの場所にはその昔「葉山館」が。そして銅山川沿いは今も仮復旧状態。 |
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そして朝ごはんとなりました。ええっと、ありがたくはあるのですが、左上画像の朝食で十分だと思うのです。なぜか別皿で「ちょこっと洋食」が付いてきましたよ(しかも卵焼きはかなーり厚手)。まぁ完食しましたがかなりお腹いっぱい、自分の普段の朝食の3-4食分以上かと(笑)。 |
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先客さんがおられたので湯画像はありません。その代わり洗濯湯場画像をね。 |
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上ノ湯もかつての記憶ではもう少し熱かったように思うのですが、これは気のせいかな(案外湯上がりにホカホカ感が続かない冷え湯感は以前と同じでした)。 |
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チェックアウト後は少し離れた駐車場まで宿の車で送ってもらい、さてこの日は駒の湯温泉へと向かいます。午後はお手伝いの‥はずなのですが(謎笑)。 |
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(川水が濁っているのは工事の関係です) |
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色付いた木々を眺めつつ先を進みます。下界は低い雲に覆われており雲海モードだったことがわかりますが、その上には青空が広がっておりこの日このあとの好天を予告しています。 |
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新庄に出てそのままR47を直進。途中コメリに立ち寄ったのは「土」を購入するためでした。駒の湯の「おしんこどんガーデン」のためにね。で、今回鳴子温泉は「通過点」としたわけですが(鳴子峡の紅葉に伴う混雑を避けるため)、それにしても道中どこかの湯に浸かっておきたいなと考えるのは当然の助動詞べしというわけです。 |
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赤倉温泉エリアでもかなり奥の方に位置するお宿で、場所を知らなければたどり着けないエリアにあります。というか、自分も前日に検索するまでは全然知らなかったのですが(苦笑)。 |
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大浴場は混浴で、脱衣場だけ別というあの仕様(事情を知らないと女性がびっくりするやつです)。ただし女性専用の浴室もあるようなので宿泊時には案内があるはずです(この日は「お二人ご一緒でよろしいですか?」と確認されました。夫婦なのでもちろん問題なしの公認貸し切りです。 |
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すごいなと思ったのがお湯で、左上画像奥の「いかにも湯が投入されていそうな石組み」は今は使われておらず、源泉は脱衣場側から見て右手前側1箇所からの投入です(かなり熱い)。で、公式サイトの記載によると「約20畳」の浴槽なのですが‥ |
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(これほど広い浴槽内の湯温を均一に保つのは大変なはず)。 |
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もしかしたら浴槽底部や側方部からも源泉の投入があったのかも知れませんが(いずれにせよ循環はありません)、しばらく誰も入った形跡のない湯にもかかわらず浴槽下部がぬるいということもありませんでして、何とも不思議でした(いい意味で)。 |
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湯上がりにお声掛けして「いいお湯でした」と申し上げると、何とご主人が缶コーヒーを2本お持ちいただきサービス。ありがたくいただきました(感謝)。 |
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はい、鳴子峡散策の駐車場を先頭に下り線は大渋滞!鳴子、東鳴子もまだまだ渋滞で、たぶん川渡温泉あたりまで連なっていたのではないでしょうか(未確認)。それにしても、首都圏ならいざ知らず、仙台圏であればもっといろいろな紅葉の名所(マイ名所を見つけるのも楽しい)があるでしょうに、何でまた鳴子峡に集中するのかなぁ。実に不思議です。 |
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