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その2 天狗温泉立ち寄りのあと来馬温泉へ。



ここの温泉、未訪問だったのです。存外に良き哉。

(2021年12月25日-29日 その2)

さてそんなわけで千葉県市川市のわが家を出て出発です。土曜の朝7:00くらいの出発でしたから通常(の土曜日)であれば関越道の下りはスキー客ほかの車で渋滞するのが常なのですが、仕事納め直前の土日というのはそこそこ空いているはずという予測の通り流れはスムーズでした。



というか、上信越道に入ったらご覧のとおりのガラガラです。



横川SAも実に静か。ここ、ガーデンがあったんですね知りませんでした。

朝を抜いてきたものでお腹が減っており、昼食前に小腹をとも思ったのですが、なぜかコロッケとかの軽いスナック系がなくしっかり一食系ものしかなかったのでパスすることに。ガーデンは初夏以降になるとそこそこ綺麗な感じになるのかなと期待。

横川SAでの時間調整も終わり、佐久北ICから北上して目指すは天狗温泉。上にも書きましたがこれまで未訪問でしたしろくに調べたこともなかったのですが「加熱かけ流しの茶濁り湯」となればねぇ!というわけで喜び勇んで上っていきますが‥



何だかいやぁな感じにガスってます。路面はなぜか舗装路とダート路が交互に出てきまして、これはなぜ?私道なのかなぁ?



さらに上っていくとガスが取れて晴れ間がのぞいてきて一安心。しかしこの途中には何やら都会や外資の資本も入り込んでいる様子です(両上画像ともマウスオーバーで別画像に変わります)。まぁ軽井沢のすぐ近くですからさもありなんという気もしますが、やっぱり「ブランド」エリアなんですねぇ(皮肉です)。

まぁ自分にはこのエリアの土地取得など縁もゆかりもなさそうなのでとりあえずこの先の温泉に浸からせてもらえればそれでOKです。というわけで‥





あ、もちろん雪だるまくん(われわれの中では「雪ちゃん」というネーミングです)はこの直前におしんこどんがしつらえたもの。ちゃんとどっかと座って手を伸ばしてますね(笑)。こちらのお宿の日帰り入浴は11:00開始というわけで時間調整をしていたわけで、駐車場到着は10:50頃とまさに絶妙!そのわずかな待ち時間にこの「雪ちゃん」が製作されたというわけです。

それにしても、「あさま山荘」というとついつい「朝のNHKニュース中継で鉄球がズドーン!」のあの連合赤軍事件を思い出してしまいます(もちろんこちらのお宿とは無関係、全然別の場所にあった保養所です)。自分は当時まだ小学生でしたが、朝7時のニュースであのズドーンを目にして、幼心にも「いったい何でこんなことが起きているんだろう?」と不思議に思いつつ真剣にTV画面に目を凝らしていたことを思い出します。

ある意味「よくこの宿名でやっているよなぁ」と。というわけで調べてみると昭和32年に観光開発会社が創業し、それを現在の経営者の方々が引き継いでいるようです。要はずっと以前からこの名前でやっているというわけであっちのほうが後付けネームなのね。

でも意外だったのが現在の温泉引き湯は平成7年からということ。ただし「復活させた」ということは最初の頃はやはり温泉を引いていたということなのでしょうが‥。

前置きが長くなりました。入館&入浴といたしましょう。



(実は入浴後に撮った画像ですが)何だかなかなかいいエントランスの雰囲気です(あまり整然としていないのがかえって好みです)。この日は土曜日とはいえ午前中の日帰り入浴スタート時ということもあって他にお客さんはいませんでした。うむ、これは期待しちゃうぞ。



と、脱衣途中のタイミングでスマホに直電!電話元を見れば明日宿泊予定のお宿からでありました。いわく‥(以下概略)。



しかしこのあとわれわれが千葉から出発済みで、この日は長野北部に宿泊予定であることをお伝えすると‥



荒天予報ゆえとはいえ富山の法林寺温泉さん、実に有り難い御指南!もちろんそのとおりに変更させていただきました(無事到着できるかどうかは翌日の天候次第です)。

あ、ここまでまだ浅間山荘の脱衣場です(半裸状態にて)。さて、いざお風呂へ!





加温湯なので浴槽内からの投入もあり湯面が落ち着いていないのは致し方ありませんが、掛け流しているのでオーバーフローもしっかりあります。それにしても源泉温度は8.5度(単純鉄(Ⅱ)冷鉱泉)ということで、源泉を沸かすコストたるや‥。

そしてこの茶濁り湯!お湯から塩素臭は全く感じられずややキシ感ありの湯ざわりで、予想通りの金気臭も合わせて実にヨロシイ気持ちいい!



なお実際の湯色は右側画像の感じです(画像加工は一切なしなので)。

というわけで本日の一番湯をタンノーいたしました。湯から上がって玄関口まで戻ってくると、浅間登山(前掛山)から下りてきた男性が靴を脱ぎ始めていました。上部は結構なラッセルだったのではないでしょうか?お疲れさまです(自分はこんな日のトップランナーにはなりたくないなぁ、過去にはこんなこともありました@こちら)。

さて山を下りそろそろきっちりお昼ごはんとなればお蕎麦です。とりあえず目星を付けていたこちらへ。看板が目立たないので気をつけないとかなりの確率で通過してしまいそうな‥「自然の恵みそばと、カフェ 凱 Toki」





お蕎麦はしっかり美味しく、天ぷらの揚げも別に悪くない。あえていえばツユがいまいちだったかもしれません。ちょっとお洒落系を狙っているのでしょうが、自分としてはあまり印象に残らない感じでした。いや、「普通に美味しかった」んですけれどね。

このあとは再び高速に乗り長野ICで下りて、かつての「オリンピック道路」(長野-白馬)へと進みます。まだ有料区間が残っているんですねぇ(知らなかった)。白馬でガソリンを給油し(ここから先、翌日富山に抜けるまでに何があるかわかりませんからね。海外でのレンタカー旅行もそうですが、基本的に「1日の終わり(または翌日の出発)エリアではだいたい給油」しています。地元界隈ではさすがにしていませんが。

さてしかし、白馬からさらに北上するといよいよ雪が本降りになってきました!



あーヤバヤバ、千葉県人からすると「これはいやよいやよイヤなのよ」系の路面になってきました。あとは「今シーズンで使用終了予定スタッドレスタイヤ装着のわがフォレスター」を信じるしかありません(運転手Takemaはビビラーなので徐行運転)。

この日の宿には早めに到着しそうなので、もともとその前に行こうと思っていた少し先、あちらの温泉を目指します。し、しかぁし!



走行中の撮影画像なので肝心の分岐部分が見えていませんが、「営業中」の幟乱立とは裏腹に、分岐部分から先にはまったく轍もありませんでした。まぁ、この天気だしオーナーさんも早めに撤収しちゃったんだろうなということでこちらも撤収することに。なお小谷村サイトによると「冬期営業は積雪の状況によるによる」ということでした。さすがにやってないっしょ、だってですね、



ま、事前に予測はされていましたし。でも来ちゃったんだからあとは何とかバンバンするしかありません。そういえば計画時点では小谷温泉の山田旅館もいいなぁと思っていたのですが、2021/22の冬期シーズンは宿泊なしとのことで断念した次第です(このご時世ですしね)。でももしOKだったら、あの往復の急坂をスタッドレスだけでバンバンできたのでしょうか?

幸いなことに今回のお宿は平地(笑)。1990年代後半、日帰りバイクツーリング中に立ち寄り入浴したことのある来馬温泉風雪荘に泊まります。たぶん四半世紀ぶりですねぇ(苦笑)。あの時は湯上がり後に「ここからバイクで千葉まで帰って明日は普通に出勤かぁ」と切ない気持ちになった記憶がありますが、絶望的でもなかったのが若さということなのでしょう。もちろん今は「Out of 論s!」ですじぇったいやりたくないっ!(苦笑)。



なお到着時のお宿駐車場はこんな感じでした。この段階では平穏(笑)。

ご覧の通り雪は降っていましたがまだまだ平気の平左(死語)。しかしこの時の予報では、



ここ来馬温泉はかろうじて長野県ですが、ほんのひと山越えればすぐに新潟県ですし、そもそも長野県北部エリアそのものが豪雪地帯ですからね。しかも先ほど翌日宿泊予定のお宿からあのようなお電話をいただいたことを考え合わせると、これはかなりヤバイ状況になりつつあるというわけです。でもねぇ‥




そう、もう開き直るしかありません。車にはスコップほかの脱出用品も積んでありますし、ガソリンは到着直前の白馬で満タン給油してありますからまぁ何とかなるでしょう。R148は糸魚川と長野・松本を結ぶ大幹線ですから除雪だってしっかりやるでしょうし(希望的観測)。そんなわけでいざお風呂に。







浴槽縁ほかが茶色くコーティングされていることからもわかるように、金気を含む炭酸水素塩泉で、マイルドな塩気もあります。わずかな炭酸味もあったかな。こちらの湯は自家源泉(35度)と北小谷源泉(75度)の2本をミックスして適温にしているそうで、仮に2源泉の成分が同じだとしても北小谷源泉の炭酸は吹っ飛んでいるでしょうし、温度的にも自家源泉の投入量のほうが多いでしょうから炭酸味は自家源泉由来でしょう。

なお全体の立ち寄り湯は拙サイト開設よりも何年か前の訪問でしたし、当時は温泉ファンというわけでもなかったので湯画像の撮影もしませんでしたが、それでも記憶の中で覚えているのは「もっとアワアワというか、投入される湯からシュワシュワを確認した記憶あり」ということでした。泉質が多少なりとも変わったのか、または時期が違うため(あの時はサマーシーズン)湯温の低い自家源泉がより多くブレンドされていたからかも知れません(たぶんそれ)。

なお宿のご主人は「うちのお湯は透明なんです」とおっしゃっていました。もちろん投入時はご覧のとおり透明ですが成分の酸化によりやや笹濁りになっていました(それほど濃いわけではありません)。湯上がりにはポカポカが続きます。そんなところで18:00となり夕ごはんへ。





地元の小谷錦を注文しましたが、これが美味しい!もちろん追加注文しました。こちらのお宿夕食は実に実に実に!美味しいのであります。





何というか、懐石系のお料理で、焼き物や揚げ物はでき次第サーブされます。最初から鍋に着火などというある意味無粋なこともありません。1つ1つの料理についての説明は省きますが(お聞きしたのですが忘れたともいいます)、いやぁそれぞれが美味しくて、しかも量も絶妙!(Takemaは少食中高年男子なのですが、そうでなくても「あー、ここでカサ増ししてるな」と感じるお宿ごはんは時々あります)。

最後にはご主人手打ちの蕎麦で〆とするのも素晴らしい!(なおご飯のお櫃もちゃんとサーブされますので念のため。わたしは食べませんでしたがおしんこどんはしっかりごはんをよそって完食)。

リピーターが多いお宿だとは聞いていましたが、それぞれの品々のグレードは高く「確かになぁ」と納得した次第です。機会があればまた泊まりたい、いや機会を作ってまた泊まりに来たい!

ちなみに18:00スタートの夕食でしたが‥





しばし部屋で休憩後は再びお風呂へ(当然の助動詞)。



お湯はさらに濁り度を増していました。四半世紀前の記憶は「透明湯」でしたが。

さてそんなわけで快適なミニ湯治ライフを楽しんでいたわけですがそれはあくまで旅館内の話で、外は「大雪警報発令中」でしたよね。でもいいや、明日のことは明日考えるしかないのですから!というわけでおやすみなさい♪


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