その2 まずは夕方便で帯広IN、英気を養います。



(2022年2月9日-12日 その2)

出発は2/9(水)の午後でした。2/11(金)は建国記念の日=祝日だったわけですが、わたしは今年度は木曜がお休みでしたし(曜日は毎年変わるのですが)、幸いこの水曜日も午前勤務だったので堂々と午後から出発できたわけです。

浜松町からのモノレールは日中午後ということもありガラガラ。いやそれでもコロナ前を思いおこせばこんなに空いているモノレールに乗ったことはほとんど記憶にありません。やはりコロナのクソ野郎が大きく影響しているのは間違いないと思います。早く終息してほしいと思うと同時に、もし完全に終息したらそのあとの反動たる観光需要の伸びはすごいことになるだろうなとも考えるわけで、どこもかしこも満員満席御礼&怒涛の渋滞、それもキビシイ話ではありますが、青息吐息の観光地にはそんな特需も必要なのだろうとも思うわけです。



とりあえず出発前に乾杯!この日の千歳便はいろいろグダグダだったようですが、われわれは日高-夕張山地を隔てた十勝帯広空港にエントリーを予定していました。あとから聞いた話ですが、冬期の北海道でも就航率が高いのは「一に旭川、二に帯広」なのだそうです(知らなかった)。圧倒的に就航数が多い札幌千歳は‥確かにこの冬だけでもかなり欠航していましたっけ。

そういえば、どなたかがネット上で書いていたのが「旭川を第二の道都として位置づけ、それに基づいた整備をすべき」ということでした。確かにそうかもしれません。札幌-旭川のラインは人口軸としてもゆるぎないエリアですし、旭川は平地も広く開発余地もあり、また道内北部の拠点都市としても申し分のない場所です(というか旭川以北は人口が少ないため、そのためにも拠点となる都市の整備は必要かと)。



ええっと、「話長きはジジイのあかし」なので本題に戻ります。今回はエアドゥ@ANAのお仲間=スターアライアンスグループ利用というわけです。スターアライアンスのマイレージはそこそこ貯まっているのですが、それを使っての海外 by ビジネスクラスっていつになることやらです。あ、おしんこどんは貯まりが少ないので帰りはエコノミーとかね(笑)。



機内は3列席の真ん中はほとんど空いている感じで、だいたい6-7割ちょいの搭乗率でしょうか。平日ど真ん中の夕方便なので客層は明らかにビジネス客多数です。あ、ホタテのスープは美味しかったぞ。というわけで定刻少し早めに到着です。



左上画像、ばん馬のリアル度とデフォルメ牛のコントラストがなかなか(笑)。



バスは2台止まっていますが、1台目が路線バス(十勝バス)、2台目は市内ホテルを回るバス(北海道拓殖バス)となっています。地元客と観光・ビジネス客とを分けているわけでなかなか面白いオペレーションです。というか、地元客と外来客との間での利便性に関する相違があったのかも知れませんが。



というわけで約45分で本日の宿(連泊します)であるふく井ホテルへ。これで3度目の宿泊ですが、その理由はやっぱり温泉。駅前周辺の多くのホテルは「天然温泉付き」を標榜していますが、そのほとんどはローリーでの温泉搬入&循環利用で、純粋に自家源泉を掛け流しているのはこちらだけなのです。駅から離れれば他にもかけ流し湯のホテルはありますが、この翌日も、そして翌々日も朝8時前後にバスを利用しますから、帯広駅及び駅前のバスターミナルまで徒歩2分くらいという利便性も捨てがたいわけです。

それと今回はもう1つポイントがあります。2022/2現在、北海道も「まん延防止措置」が発せられていて、飲食店は21時終了(アルコールの提供は20時まで)となっていました。それだけならともかく、そもそも休業している飲食店も多いようで(たとえば近隣の「北の屋台」村は全面休業のようでした)、そうなると、下手をすれば‥



お酒だって缶ビールとかじゃなくてちゃんと飲みたいしねぇ。というわけでホテルに確認してみると、2Fのレストランは21:30L.O.で営業しているとのこと(お酒類の提供は20:00で終了)。よし、これで食いっぱぐれはないぞ!

ちなみに空港連絡バスのふく井ホテル到着予定時刻は19:27。チェックイン後にさっさと移動すれば20:00前に入店できそう=お酒も注文できそうな目途を立てていました。そして‥




(飲みきれなかったので部屋持ち込みでペットボトルに入れ替えました)。




(右上画像マウスオーバーで「〆のおにぎり画像」に変わります。)



夕食後はもちろんお風呂へ。このご時世ゆえに利用人数にも制限が掛けられており、この時は「男性:11名、女性:8名」となっていました。ただ以前はもっと厳しかったみたいです(男8女6)。

なお浴場内は撮禁ですので今回の湯画像はありません。ゆえに、2011年初訪問時(この時です)の画像を以下に貼っておきましょう。11年前の画像ですが、現在もほぼ同じ感じかと。



あ、床は現在別色のものに張り替えられているかなと。

念入りかけ湯の上で浴槽へ。あれ?「ツル」感のある湯の記憶はありましたが、何だか「ツルツル」にパワーアップしてませんか?(笑)。オーバーフローが常時流れている場所などでは転ばないように注意しながら歩かないとコケてしまいそうです。うす茶系のモール泉、今回の滞在中にもちろん何度もタンノーいたしました!

さて翌朝は朝風呂タンノー後、6:30から営業スタートの朝食会場(=昨日のレストラン)へと向かいました。8時前のバスに乗らなきゃいけないので早め行動というわけです。



さて、ふく井ホテルの朝食には定評があります。よくあるビュッフェ形式ではなく、4種の定食(和定食・洋定食・おかゆ定食・コンチネンタル)から選ぶようになっており、その都度出来たてを提供してくれます(コーヒー等はセルフサービス)。この朝はTakemaが左の洋定食、おしんこどんは右のコンチネンタルでしたが、洋定食、見た目よりもボリュームがあり完食にはちょっと骨が折れました。

対するコンチネンタルはフルーツたっぷりで量は控えめ(フルーツの中にドラゴンフルーツなども載っていてちょっとびっくり)。もう1泊しますから、明日の朝はコンチネンタルだなと心に決めたTakemaでありました(笑)。

さてそれではいよいよ本日のメインイベント、「然別湖コタン」に向かうことにいたしましょう!


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