- その3 真湯温泉コテージ宿泊、翌日は駒の湯お手伝いに -



今回は結局栗駒山を周回するルート取りとなりました。

(2024年5月2-6日 その3)

そんなわけで栗原市栗駒岩ヶ崎(旧栗駒町中心部)のエリアへ。駒の湯の麓に位置するこのエリアは旧栗駒町の中心部ですので結構栄えています(なかなか味のある佇まい)。いろいろ調べてみると飲食店も多いんですが、今回はまだお腹も減っていないので今宵と明日ごはんの買い出し行動です。



まずはスーパーへ。ここは駐車場が広くていいですし、品揃えもそこそこいいので最近よく立ち寄ります。

続いては右上画像の関川酒店へ。ええっと、こちらのお店に立ち寄るのは初めてなのですが、今回はこちらのお店で「サッポロ樽生10L」を予約しておりまして、それをピックアップせんというわけです。何と板氷をサービスしていただきまして、よしそれでは今宵の宿泊地に‥いやその前に海鮮お土産ほかを駒の湯にお渡しにいかなくては。



耕英地区へと上がってきました。もうあと少し。



というわけで駒の湯へ。とはいえこの日の泊まりはこの近隣ではなく、お土産(おしんこどんが着物をリフォームしたワンピース&閖上で購入した海鮮物)をお渡しするだけです。翌日、9時過ぎにあらためて(お手伝いで)おじゃますることを確認した上で駒の湯をあとにしました。







駒の湯から約40分、この日のお宿は真湯温泉のコテージです。この日から連泊で中高年野郎5人が泊まります。一番若いCさんは相変わらずマグロ行動でまだ到着していませんでしたが(バイクで長く走っていないと死んでしまうと思われます)、あとの皆さんは早くも到着済みでした(自分の到着だって15時ちょい過ぎだったのに!)。

到着後、まずはとりあえず「設置」です。え、何をって、これに決まっているじゃないですか!





なおコロナ禍の関係でしばらく使っていなかったサーバーなので、もちろん事前に手入れをしておきましたよ。


しっかり2回浸け置きしたうえで3回フル通水させておきました。BSCによると「汚れた茶色の水が出てきます」ということでしたが、最初の洗浄からまったく汚れていない透明水だったわけでした。これまでちゃんと洗浄は出来ていたわけですね。そしてこの日も最初に水通しをしてもちろん透明水、というわけでそそくさと生樽に接続したというわけです。

これまでGWでは単泊&人数の少なさもあり生サーバーを持ち込まなかったわけですが、今回はコテージ連泊(寒くもない)というわけでいざ!投入となりました。美味しかった。でもやっぱり晴れた屋外(バラギ)での旨さにはかなわなかったかな。やはり生ビールの味わいは場所を選びますね。



さて真湯コテージ宿泊客は真湯温泉も入り放題となるわけですが、この「放題」というのが微妙なところです。というのも、そもそも温泉の営業時間が10:00-19:00で、受付終了はその30分前の18:30。15:00にチェックインして1度は入るにしても、18:30までに「さてもう一度」という気になるかは微妙です。

しかもコテージのチェックアウトは10:00まで、と同時に温泉営業が開始‥ということは実質的には滞在中に湯に浸かれるのは1回だけとなる可能性が大です。実際自分も初日は1回だけ利用し、2日目に至っては入りませんでした(別の湯に浸かってきていたので)。でもせめて、週末や連休中だけはあと1時間延長営業するか、または宿泊客のみ9時から入れるようにするかなどのサービスがあるとありがたいのですが(個人的には後者)。



上画像は「いちのせき観光Navi」サイトからの引用です。
(上画像をクリックすると公式サイトが開きます)。








しかし以前のキャンプ時代は夕ご飯となるとみんなコンロと鍋を持ち出してきて‥という感じでしたが、今回は右上画像のうどんだけが「現地調理」されたものでしたね。ご馳走様でした。

あ、そうそう、コテージには「お風呂」もあるのでしたが、約1名「真湯=水道水使用風呂(右上画像マウスオーバーで別画像に変わります)」に喜んで浸かっていた御仁がおられたことをここにご報告いたします。好き者ですねぇ(この方は温泉にも入浴済み)。



明けて翌朝もいいお天気。この日はそれぞれ自由行動で(いつものこと)、Takemaは駒の湯のお手伝いへと向かいます。朝ごはんはサンドイッチとおとうコーヒーという定番です。さて出発しましょう。



途中、長くステンバスが置かれていた場所へ。かなりしっかり刈り払いもなされたようで、もうここにバスタブが置かれることはないでしょうが、温泉のぬる湯は相変わらず怒涛の勢いで流し捨てられておりました。湯温はご覧のとおりで、わかりきってはいましたが夏向きの湯温ですね(笑)。

途中、「矢櫃ダム」と書かれた案内板があったのでちょっと寄り道。道はすぐに行き止まりだったので、小さい広場に車を駐めて見学です。







越流式アーチダムの真上を国道橋が通過するという構造もすごいです。このダムは昭和28年に竣工とのことですが、常時越流しているということは大雨などの際の治水には役立ちません。砂防系の目的により構築されたのでしょうか?

それはともかく、なかなかいい絵面ですね。水しぶきもそこそこ上がっていて虹も出ています。国道橋や人道橋の影からは逃れられませんが、このダムを見るなら午前中が必須です。それにしても知らなかったですわここ。



そして、前日に引き続き栗原市の耕英地区へ。



山脈(やまなみ)ハウス手前の水芭蕉は‥もうキャベツ化しつつありました。



駒の湯へ。右上画像は昨年植樹したエリアです。奥の細い軍団。



さてこの日のお手伝いは、ウッドデッキや湯小屋外壁のペンキ塗りです。部材を長保ちさせる養生目的での塗り作業なのでそれほど濃いペイントではありませんが、これをやるとやらぬとでは保ちが全然違うはずなので。まずはデッキから。

で、自分の作業中は画像も撮れないのですが(当然)、今回は湯守の奥さまが(知らないうちに)撮影してくださっていたので、そちらを転載させてもらうことにしました。








手すりや湯小屋外壁はオレンジ系の塗料を使います。



作業半ばでお昼ごはん。筍尽くしでウマウマでした。



というわけで午後3時過ぎに作業一旦終了となりました。まだ時間もあるので次のタスクがあるだろうと思いつつもちょっとガーデンのほうに回ってみると‥





ただ今年も一般営業はなさらないとのことなので、この幕を目にする方も会員および関係者の方々ばかりになるのだろうとは思いますが、それにしても「一歩前へ」という感じがとても嬉しいです。



このあとはお手伝い人の役得でお風呂をいただくことに。ここで全部身体を洗い、今宵の真湯温泉は入らなくてもいいやということにしました。え、いやちょっと待てよ。


(このフレーズがわかる人はそこそこの年齢層)

というわけで湯守にお声がけしてお掃除セットを持ってきてもらいました。というわけで「趣味と実益を兼ねた?」お風呂掃除、開始です。



ちなみにお掃除前の浴槽底部は湯花で真っ白です。








湯から上がると、湯守が「これから配管掃除をやります(が、Takemaさんは時間もそろそろだし)」とおっしゃるので、「それでは完了までお手伝いします」と申し上げました。いや、作業自体はシンプルなのですが、以前その掃除道具が配管の途中で詰まったことがあったんですこの時です)。

そうなると配管を区間ごとに外して云々となるわけですがこの作業はお一人だとはなはだ大変、というわけで「保安要員」として待機することにしたわけです。いや、何もなければ単純に湯の排出口で眺めているだけなんですけれど(笑)。






ええっと、お気づきになりましたか?動画の途中で1匹のカエルが透明水側から湯花で真っ白になった温泉水エリアに入ってきたことを。透明側とは温度も泉質も全然違うことに文字通り「肌で気づいた」のか、すぐさま上がりすぐ脇で休んでおりました。アカガエルですね。



配管掃除も無事終了し(結局見ていただけ)、駐車場もすっかり日が陰りました。そろそろ真湯へと戻ります。湯守ご夫妻にお別れを告げて、慰霊碑の上あたりでお別れのクラクション。駒の湯からは約40分で真湯へ到着しました。



そして生ビールとウニめかぶ(松原さんでいただいたもの)からこの日の宴(というか夕ごはん)もスタートしたというわけです。

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