- その13 さてさていよいよ千葉に帰ります -



このお出かけ最後の湯は、思いがけず?いいお湯で満足。
(上画像は公式サイトからお借りしています)


(2024年7月26日-8月2日 その13)

さてかなり早めですが夕ごはん行動を展開し前進します(自衛隊的な言い回し)。17:00から営業ということだったので口開けでの突入です。



お宿からほど近いところにある「ありまや」さん。しかしすでにお客さんが入っています。席はテーブル、小上がり、カウンターを含めて30-40席くらいの中規模のお店です(間口は狭いですが奥が広い)。「2名、予約なし」であることを伝えるとカウンターに案内されました。

実は右上画像に見えている空きテーブルはすでに予約で押さえられており、30分ほど後に来たお客さんには「スミマセン、満席です」のコールが多発していたのでありました。うむ、いつもの「早め行動」が今回も功を奏したぞ(お昼ごはん処には11時台に入店するのがポリシーです)。





ビールといえばこういうおつまみでしょ。しかしさすがにマジ還暦夫婦なので、これ系ばかりでは胃もたれする‥というか飽きます。





しっかり冷えたお酒にはやっぱりお刺身でしょう。うん、美味しい!ちなみにまだ予約の団体さんが来ていなかったこともあるのでしょうが、いろいろなお料理はかなり素早く提供されていました(早すぎかも(笑))。店員さんの動きもキビキビとしていていい感じでした。



そう、その提供の早さゆえお刺身と生ハムサラダ、さらに天ぷらはほぼ同時に到着し、「うわー、天ぷらは熱いうちに食べたいがお酒ならお刺身も捨てがたい、しかしそうなるとサラダはいつ食べればいいんだ?」的葛藤に陥ったわけであります(大笑)。

そしてそれらの目途が立ちようやく落ち着いたところで「〆のおにぎりとお茶漬け」をいただき大満足!お宿の夕食は「すき焼き」の一択だったので(牛 or 鶏)、やっぱりこういう方がいいや。



お腹も満ちて宿に戻る前にまた先ほどのビアガーデンに行ってみると、



この時間(まだ暗くない)でこれだけの席が埋まっているということは、もしかして予約制だったのかも?だとすればますますこちらでの夕ごはんは無理だったことになります。ま、もう満ちてるからどうでもいいや(笑)。



暗くなってきたころお宿に戻り、部屋でしばし休憩です。そういえば部屋を撮影していなかったのですが、10畳+広縁付きで居心地はよく、エアコンもきちんと効いていて快適に過ごせました。それにしてもこの道沿いのお店(炭酸煎餅店もあるし昔ながらの用品店も)は閉まるのが早く、ゆえにこの時まだ18:30くらいだったのにもう人通りがほとんどなくてびっくり。到着時はわいわい系だったのに。さてゆったり休憩のあとは‥





お風呂へは卓球場を通っていきます(笑)。で、いよいよ浴場のエントランスへ。扉は両開きふうになっていて何だか不思議な感じ。すぐ脇にはウォーターサーバーがありますが紙コップの設置はなく、「宿泊客は部屋に設置された紙コップをお持ち下さい」とのことでした。うーむこういうところをあまり○○らないほうが印象はいいと思うのですがねぇ(日帰り料金も1000円することだし)。ま、水をボトルに詰めていくような輩もいるんでしょうかね。

さてここから先は「撮影禁止」の貼り紙がありましたので自分の撮影画像はありません。というわけで、公式サイト及び自分が予約した「じゃらん」サイトに掲載されていた画像をお借りして紹介しましょう。脱衣場からはやや長い階段を下りていきます。




公式サイトの画像をお借りしています。こちらは女湯)




(上下とも、じゃらんサイトの画像をお借りしています)





体感推定で46度くらいでしたっけ。まぁ入れなくはないですが(自分の最高入浴温度は48.7度の湯でした@福島県湯の花温泉石の湯共同浴場)、一般の方々にコレハ如何なものでしょう?この日はインバウンド白人の方も泊まっていたようですが‥


(その時のページはこちら

なお湯の色は上澄みこそ右上画像のような「そこそこ透明湯」でした。というのもこちらの金泉湯は空気に触れるとソッコーで酸化するらしく、「熱いので浴槽の上部のみを漂う新鮮湯だけは透明度を保っている」というわけです。これも源泉から近いお宿ならではということなのでしょう。

ただ翌朝、湯温を下げるために「全身を使って攪拌」したところ、もう何というか、熱め適温になった代わりに湯の色がとてつもなく濃くなり、さらには湯花も舞い上がって表面部分の透明度もゼロになりました。イメージとしてはからへという感じでしょうか。

お風呂には都合4回浸かりました(夜2朝2)。いやぁ心地よく疲れましたわ(濃い湯なので)。



さていよいよこのお出かけ最終日です。朝イチの湯のあと朝ごはんをいただき(まぁ適量というか自分にはちょっと多い)、チェックアウト前にもう一湯、その前にちょっとお散歩しました。金の湯の足湯、湯は止められていたのかなぁ?(確認しませんでした)。



というわけで、おしんこどんが炭酸煎餅をお土産にしたい、されど駐車スペースはなしということで、購入が完了したら車をお店前に移動してピックアップということにして事なきを得ました。んでもってマソリンガンタンのあと、西宮北ICからちょこっと戻って新名神へ。中国道は比較的市街地を通るので混むかなと思ったからなのですがたぶん正解だったと思います。



神戸JCTから新名神へ。一気に行くぞぉ!



しかし高槻の界隈はまだ新名神が繋がっておらず、名神高速に入ることになります。ほどなく「左ルート」と「右ルート」に別れるのはよくある話ですが‥





右上画像のように、左ルートだけ大渋滞中です。

これにはある構造上の理由がありまして、左ルートはこの先大山崎JCTで京都縦貫自動車道(北行き)および京滋バイパス(南行き)と接続しているのですが、この時はそのどちらかで事故等があったのでしょう(交通量的には京滋バイパスかな)。いっぽう、右ルートは大山崎JCTには接続しておらずそのままスルーします。ゆえに右ルートはみごとにガラガラだったというわけなのです。

これを少しでも解消するには「右ルートからもJCTを利用できるように」すればいいのですが、どうも「そうは問屋が卸さない」というのが実情のようで、





「右ルートと左ルート」。たぶん最初に運用が開始されたのは東名高速の大井松田-御殿場間だと思いますが(いま調べたら1991年運用開始でした)、従来の上下線をそのまま活用でき、コスト的にも安上がりなのは当然ですが、いかんせんもともとの道路だけに新たな接続にはどうしても制限がかかってしまいます。

たとえば上記東名上り線でいけば「鮎沢PAには左ルート(もともとの上り車線)からしか行かれない」とか、下り線だと「大井松田ICから乗ると左ルートにしか合流できない」というのがこれです。

ただ、PA利用や合流に制限がかかるのはまだそれほど大きな問題ではありません。でもJCTとなると話は別です。大山崎JCTの場合、交差部ではなくそれより南側に(ある意味無理矢理)周回部を設置しているところを見るに、何か土地利用の制限が絡んでいる(いた)のでしょう。そうだとするとますます右ルートからの分岐車線及び合流車線の構築は困難になります。そもそも車線追加を前提とした設計になっていないのですから当然ですよね。

この状況を解決するのには‥



2024現在、新名神の高槻JCT-大津JCTの開通予定は2027年度となっているようです(工事そのものは難航しているようですが)。自分は千葉県市川市に長年住み続け、小学生の頃から「外環ハンタイ!」の大人たちを見続けましたが、その大人たちが(おそらく)世を去って)からようやくできた外環道千葉区間およびR298、計8車線の南北貫通道路の開通により市内の渋滞がとてつもなく減ったことを目の当たりにしました。この左ルート問題は高速区間の話ですが渋滞云々については同じです。頑張れネクスコ西日本!


(しっかり渋滞していました。5kmくらい)





というわけで京都府南部を走り‥となると、



実はこのあと(数日仕事をしたあと)「夏休みお出かけ後編」にて東北道をひた走って奈良に帰省する予定でしたので(何だか言っていることが無茶苦茶ですが事実なので念のため)、今回はそのまま千葉まで帰ります。でもさぁ、



と、Takemaの中の温泉精霊が語りかけてきたのです。まぁそれはヨロシイとして(お昼ごはんもついでに食べたいし)、この新名神界隈でそこそこの湯使いの温泉といえば‥



最初に湯の山温泉を考えましたが、かけ流しのグリーンホテルは前にも訪問(宿泊)してるしなぁ(この時です)、どこかないかと調べたところ、何だか思いがけない施設がヒットしました。



何やらそこそこ新しい複合施設「AQUAIGNIS(アクアイグニス)」の一角にある温泉で、完全かけ流しのアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)、しかも複合施設ゆえレストランも複数あり「ママもこれなら(お昼ごはんも)OKさ!」というわけなのです(意味不明の方はスルーして下さい)。



「AQUA」ゆえ水をコンセプトにした施設で、広い池に沿う形で施設が点在しています。ただこれだけ日当たりがいいのに池の底の石に苔の付着が一切なく、また魚もいないことを考えると、そこそこの消毒剤が投入されているのではないかと推察されます(どうでもいい話ですが)。ちなみにすぐ脇には新名神が高架で通り抜けています。菰野ICからそこそこ近くて便利です。

最初は洋食系を考えていたのですがどうもイマイチに感じたので和食にしました。



Takemaはざる蕎麦、おしんこどんは海鮮ばらちらし丼を注文。お蕎麦は機械で打っていると思いますがなかなか美味しかったです。ばらちらしはほとんどつまみませんでしたが、やっぱり赤だしのお味噌汁はいいですね。で、追加でプリンにてお昼ごはんしゅうりょーう!



さて続いては温泉です。たまたま撮った2枚の画像が(別画像なので当然切れていますが)現地の景色を如実に表しているので画像間のスペースなしで載せてみました。このウッディな外観の建物が温泉施設「片岡温泉」だなんてびっくりです。



ただしウッディなのは外観正面だけで、内部は実に洒落た立派なものです。土日祝は800円の入浴料もこの日は平日だったので600円と割安でラッキーでしたし、休憩スペースも広くて快適。こりゃグリーンホテルの日帰り利用客もそこそこ取られたのではないでしょうか?(あちらも値上げして平日800円、土日祝900円になったし)。

この日はお昼時ということもあり広いお風呂も5-6人しか入っていませんでしたが撮禁ですので自前画像はありません。でもね、





ちなみに上画像は露天風呂ですが、すぐ手前にほぼ同じサイズの内風呂もあり、そちらを区切る扉も全て開け放たれていたことから開放感は抜群でした。また左手の壁沿いを歩いた先には屋根掛けのある寝湯(8人定員)と、さらに奥には6-7人は同時に浸かれそうな桶湯もありました。それら全ての湯もシャワーもかけ流しということですごいなぁ。

少し山の上の湯の山温泉は一部の宿しかかけ流しになっていませんが、やはり湯も重力に従ってそこそこ下に溜まるのかな?こちらの湯は地下1200mからの動力揚湯とのことです。泉源は湯の山温泉とは別なのかも。でもあんまり気合いを入れて揚げないでね枯れちゃうからね(しみじみ)。



というわけで駐車場から近鉄電車(湯の山線)を見届けたあとは関西エリアに別れを告げ(三重は中京だっていうツッコミは無視)、一気に進んで海老名SAへ(いや、さすがに何度か休憩しました)。



まだ明るい時間なので自宅に戻ってから夕ご飯でもいいのですが、自分もおしんこどんも旅疲れの中ごはん作りは云々というわけでこちらで食事を済ませた上で自宅に戻った次第です。おしんこどんはカツカレー。ちなみに自宅以外でカレーを食べることはほぼないTakemaですが、これって変なのかなぁ?まぁラーメンも(自宅以外では)せいぜい1-2か月に一度という感じですが。

そんなわけでこのあとは土曜日日曜日のお仕事イベントをそれぞれに済ませたあと‥


(このロゴをクリックすると後編ページに進みます)。

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