- その2 まずは会津経由で越後の湯めぐり -



一部の人にとっては超有名なお食事処。自分は2回目の訪問。

(2025年3月24日-28日 その2)

というわけで千葉から出発です。平日ということで渋滞を避けるべく早めに出発したのですが、それでもしっかり外環道の朝渋滞にハマりました。外環道、昔に比べて渋滞が酷くなったのはなぜだろう?それでも東北道に入ってからは順調に進み白河ICで一般道へ。



甲子トンネルを通り抜けてまずは会津に入ります。今回は「タイヤを(夏タイヤに)履き替えてから出かけるかどうか」というところで悩んだのですが、出発の数日前に道路のライブカメラを確認していたところ、このトンネルの会津側入口付近の路面が白くなっていたのを見て履き替えなし(スタッドレスのまま)を選択した次第です。結果として「雪道走行」はなかったのですが、それはあくまで「たまたま」であり、ひとたび雪に降られたら移動不可になってしまったはずですから、やっぱり正解だったかなと。



峠道はまだいつ雪が降ってもおかしくない風情でした。



というわけで道の駅しもごうにて小休止。まだ9時を少し回ったばかりということもあり閑散としていましたが、おしんこどんが「このヨーグルト、買いたい」ということで地元下郷産のヨーグルトを購入。家に持ち帰ってから食べたのですが、これがまたクリームチーズのようななかなかのお味で、今後も必ず購入すること決定です。この道はそこそこ通るしねぇ。

このあとはR121に合流&北上しました。目指すは久々の‥









残念無念でしたがしょうがないですね。それにしてもこの貼り紙、何だか新しいもの(昨日貼ったとか)には見えないような気もします。もしかして恒久的な営業時間変更なのかもしれません。そう思って調べてみると、やはり午後から営業との情報が散見されましたので念のため。



残念でしたが、駐車場前にぬるめの湯が流されており、ケロリン桶もあったのでこれもまた温泉なのでしょう。とりあえず手湯だけして強引に湯欲を満足させました(いや満足したわけではない)。

さてこのあとは新津方面に向かいつつ湯も‥なのですが、会津坂下から阿賀野川沿いにはあまり大きな町がなく、となるとお昼ごはん難民の可能性も‥ということになります。さらに、われわれのランチといえばお蕎麦が定番なのですが(海鮮系はとりあえず置いといて=内陸の会津盆地ですから)、坂下といえば桜肉(馬刺し)が有名ですね。お蕎麦にするか、桜肉にするか‥



というわけで車を走らせながら(おしんこどんが)検索検索。



その結果、やっぱり馬刺しということになりました。お蕎麦はどこでも食べられるけれど馬刺しは‥という理由からだったのですが、結果として今回のお出かけ中にお蕎麦を食したのは1回だけでしたっけ。

というわけでやってきたのは有名処の「坂下ドライブイン」でした。芦ノ牧にはフラれましたが、こちらは大丈夫(開店まで15分くらい待ちましたが)。というか左上画像の建物外観を見た瞬間、Takemaの中で何かがつながりました。それはつまり‥



そう、バイクでバンバン走りまくっていた時代に、たまたま食事をと思って入店したのがこちらのお店だったわけです。懐かしいなぁ。



開店前に、お隣の直売所(同一経営)を見て回りました。



というわけで、桜さしみ定食(モモとロース)をそれぞれ注文。桜の花びら形状のお皿がモモ肉、角皿がロースですが、やはり少し高いこともあり?2人とも「ロースのほうが!」という結論に達しました。ま、分け分けしながら食べたので問題はありませんでしたが。

さて、これでお昼ごはん問題は解決したので、会津坂下ICから磐越道に乗ってしまいました。特に急いでいるわけでもなかったのですが、ここから阿賀町(津川)あたりまではR49も山越えでカーブの多い道になるので、連続トンネルで山を越える高速道のほうが楽かなと考えたわけです。

で、津川ICで高速を下り、ちょっと立ち寄り湯です。もうずいぶん前に立ち寄ったかのせ温泉が目的地でしたが、今調べてみたら前回(初訪問)は2008のGWでした(この時です)。記録に残しておくってスバラシイ(すぐに確認できる)。だから現在も細々ながら更新しているんですけれどね。







外観や内部の造りは17年の時を超えて特に変わりはないようでした。2Fの食堂には団体さんが入っていたのかワイワイと賑やかな声が聞こえていましたが、お風呂自体は先客さんが1人2人という感じで空いていました。撮禁なので湯画像はありませんが内湯の「あつ湯」も健在でした。

2007年と違ったのは、当時よりあつ湯耐性を身につけたTakemaが、かけ湯のあと案外あっさりとあつ湯浴槽に肩まで浸かれたということでしょうか。体感では47度後半くらいの湯温(表面)だったと思いますし、いざ浸かってみると浴槽底部付近の湯温が表面よりやや低かったので、ちょっと撹拌するとさらに快適になりました(それでも47度ジャストくらい)。

というわけで出発したわけですが、ふと道路脇に目をやると(脇見運転注意)、





あとで調べたところ、このダムは水力発電用として1928年に竣工した古いダムで、近代土木遺産にも選定されているようです。ちなみにダムカードは先ほどのかのせ温泉でも配布していたのだとか(あれま残念)。



還暦男のアップ画像なんぞ見たくもないと思うのでおしんこどん製作の雪ちゃん画像を載せておきますが、この雪ちゃん、この撮影の0.5秒後に落下、崩壊したことを付記しておきます(意味ないけど)。

このあとは阿賀町から下流の阿賀野市へと進み、R290を北上します。この道路沿いには五頭温泉郷(村杉・今板・出湯)や月岡温泉がありますが、村杉・今板は未湯ですし、出湯も華報寺共同湯には入ったことがなく、出湯の旧共同湯にしか入ったことがありません。というわけで今回は村杉の薬師の湯を目指すことにしました。

さて薬師の湯に到着しましたが、建物前の駐車場は満車で、そこそこひっきりなしにお客さんが出入りしています。ただし観光客らしき人は皆無といってよく、地元の方々に愛されている温泉のようです。

駐車場は坂を上がったところに広いスペースがあったのでそちらに駐めましたが、その脇に共同湯の名前の由来となった薬師堂がありましたのでお詣りすることに。



参道の入口には崩し字で「湯殿山」と記された石碑が。




もちろん上まで上がってお詣りしましたよ。で、駐車場の一番奥には温泉の源泉タンクがあるのですが、「源泉槽」と記されています。源泉温度が25度程度なので「水」(に近い)といえばそうなのですが、ここはせめて「水」という字は使わないでほしかったところです(どうでもいいことなんですが)。



共同浴場のすぐ上には源泉管理の施設があり、ここで源泉を飲むことも可能です。われわれも飲みましたが、まったく癖や味がなくミネラルウォーターのような感じでした。



お隣には足湯がありましたが、これから全身浴をするので今回はパス(足湯にはあまり興味なし)。で、いざ共同浴場へ。そこそこ混んでいましたが、その利用率の高さゆえか、浴室内にはうっすらと塩素臭が。決して強いレベルではありませんでしたが、やはり仕方ないかなと。

薬師の湯をあとに、続いては出湯温泉へ。とはいえ村杉温泉からは3kmも離れておらず、連続入湯はもう最近あまり‥なので、外からの見学のみにとどめました(欲がないなぁ)。



華報寺と出湯の両浴場を外からパチリ。

再びR290を北上していきますが(月岡温泉はスルー)、進むにつれて飯豊の山並みが見えてきました。と、ここで。







続いて胎内市に入りましたが、せっかくなので道の駅に立ち寄ることに。そういやこのあたりも米どころなんだし、せっかくなら美味しいお米を買おうじゃないか的思いがホーハイとして巻き起こり、地元米を2袋購入することに。なお、この翌朝さらなるお米が(以下後述)。

 

というわけで飯豊の山々を目にしつつ、この日のお泊まり地である高瀬温泉に到着です!

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