![]() - その4 またも秋田県側へと反時計回りでぐるり - ![]() 真人公園の池に花筏が。桜花が最後に彩る風情です。 ![]() ![]() |
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(2025年5月2日-6日 その4) |
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![]() ![]() 休憩スペースもありますが、ちょっと落ち着けないかな感が。 |
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男湯内風呂には先客さんがおられたのですが、内風呂には目もくれず露天へ直行するTakemaでありました‥が、内鍵が掛かってる?いや内鍵なんだから開ければいいのさということで外へ出てみると、露天風呂のほぼ全面に保温シートが被せられておりました。 |
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今回宿泊したコテージは「かわせみ」という6人用のコテージで、このコテージ村では2棟しかない大型のものです(予約して下さった温泉師匠に感謝)。エントランス部には喫煙指定スペースもありTakemaも安心です(苦笑)。 |
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そんなわけで、真湯のゲートが開くのを待って須川峠へと上がっていきます(この時期は夜間通行止め)。ゲート開放時間から10分ほど待って出発したのは当然「大名行列の一員となりたくはなかった」からです(笑)。 |
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こちらは前日の栗駒神水に比べてかなり整備されており、駐車区画も設けられた舗装駐車場もあることからそこそこの車が立ち寄るのですが、この日は先を急ぐ人が多いのか(急いでも峠付近以外には何もないのですが)通過車が多かった気がします。おかげでゆっくり12Lを汲めたわけですが。 |
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![]() ![]() はい、また雪が増えてきたぁ。 ![]() ![]() |
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さて須川峠へ。このエリアには2つの温泉宿(須川高原温泉・栗駒山荘)があり、このGWに合わせて営業を開始するはずだった‥のですが、このうち須川高原山荘は雪害で複数箇所の修繕が必要になったため、2025のGW期間は宿泊・日帰り営業とも休止状態でした。本来ならこちらの中浴場にて「あつ湯で喝!」といきたかったのですが残念。 |
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![]() 「うん、秋田側の方が雪が多いな。」 ![]() ![]() |
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下り始めてしばしで、栗駒山周辺3つめの湧水汲み場「栗駒仙人水」に到着です。こちらには水汲み用の駐車スペースがなく、また上り線には登坂車線と走行車線があることから、交通状況によっては水汲み自体が結構危なっかしい感じの場所でもあります(自分たちの訪問時はガラガラでしたが。車、1-2台が通ったかなという感じ)。 |
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下るにつれて雪もなくなり、やがて工事中の成瀬ダムが見えてきました。上流側からだと橋の上がベストですが橋上は基本駐停車禁止のはずなので、最徐行で撮った画像がこれ。でも、下流側にはちゃんと見学所があるのを知っていましたのでさらに下っていき、見学地への分岐を左折したところで‥ |
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でもまぁそれほどひどい降り方ではなかったので展望台へ。 |
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![]() ![]() ![]() ![]() (これは昨年2024年GWに撮影したものです。まっ平らですよね) ![]() ![]() |
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その後雨脚はさらに強くなり本降りに。そんな中でもカッパを着用したライダーの方々が果敢に峠を目指して上っていきますが‥車外温度計は12度を示していますから、雪残る上部ではもっと寒いでしょうね。大変だぁ(元ツーリングライダーのTakemaによる人ごと発言)。 |
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![]() ![]() 集落エリアに入ってもまだ桜が見頃です。寒いんだな。 |
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もっとも東成瀬の役場近くまで下ってくると如実に春の気配が色濃くなってくると同時に雨が止みました。とはいえ特に立ち寄るべき場所もなくてどんどん進み横手市(旧増田町)に入りました。それじゃということで、昨年ラーメン(まさかの十文字系)を食べた真人公園へ。桜がまだ残っていないかなぁとの淡い期待からですがどんなものか‥。 |
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![]() ![]() ![]() (右上画像はほぼ唯一残っていたトイレ前の桜花) ![]() ![]() |
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ですが、おしんこどんが池のほうに歩いていくのでついて行ってみると、何と、池の約半分が花筏で埋め尽くされておりました。散ったばかりなのかまだ花の色が何とか保たれておりいい感じです(日が射していればもっと‥)。池にはボートが出ており当然ながら花筏の上を進んでいくので、花筏にはボートが通ったあとのライン系模様ができます。ちょうどカフェラテの「ラテアート」みたいな感じです(うまい喩えだな=自画自賛)。 |
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このあとは、一部の人にはとみに有名&利用頻度が高かったであろう「雄平フルーツライン」(広域農道)経由で北上して横手市の中心部へ。 |
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すぐさま到着。外観は地味ですが店内は落ち着いた雰囲気です。でももしかしたら居抜き店舗利用のお店だったのかも(使っていないカウンター席がありましたのでそう思った次第)。もちろん最初のお客となり、ベーコンペペロンチーノとフォルマッジオポモドーロ(チーズとトマトのパスタ)を注文しました。 |
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サラダ付きで税込み850円と900円とお値段もよしよし具もたっぷり。食後のコーヒーは別料金ですが全然問題なしでした。ご主人によるワンオペだったので混んでいるときには待ち時間も長くなりそうですが、なかなかのんびりできました。 |
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実は今回同宿しているうちのお一人であるライダーC氏は横手出身でありまして、それこそフレンドールのパンも横手焼きそばのお店も「日常使い」をしてきたそうです。いわく「どちらも『ごくごく普通』のお店だったんですけれどね」とのことでした。有名になるってすごいことなんですね。御殿が建っちゃうんじゃないか? |
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おかげでもともとの販売個数もそれほど多くなかったにもかかわらず5個を買えました。ただ上画像を見ればわかる通りナッツの量がちょっとメタセコイア系であるような‥いやいや言うまい言うまい(もう言った)。 |
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さて少し上で「広域農道は便利」と書いたにもかかわらず、その舌の根も乾かぬうちに(「言った」わけじゃないからこの表現は不適当ですがスルーよろしく哀愁)有料の高速道路(湯沢ICまで)に乗っかります。だって明らかに農道より(次の目的地までは)早いんだもん。 |
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ぬる目の源泉(39.9度@調査時)が浴槽に注がれ、そして音もなく湯縁からオーバーフローしています。聞こえるのはすぐ下を流れる沢音ばかりで、それこそ「時が止まっている」感を強く感じつつの入浴は最高です。湯の注ぎ方も実に独特で、 |
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![]() ![]() (まったく意味不明ですが思いは伝わるかと。) ![]() ![]() |
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ぬる目のお湯ということもありここでは長湯が大吉、しかも他のお客さんがいなければ「トド(寝)だってママもOKさ♪」という感じです。おしんこどんは浴後に「ここは今度泊まりに来たいね」と話していましたがさもありなんです。いや以前からその思いは自分にもあるのですが、「ついついもっと遠く(の湯)を見て(考えて)しまう」のですよね。 |
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先に上がって(それでもそこそこ長風呂)橋を渡り、駐車場でケムリ行動をしていたらおしんこどんが顔を出したのでパチリ。自分はたぶん4回目の訪問だと思うのですが、基本的にいつも(たまたま)貸し切りで利用できています。しかもこの日はGW後半の中日にもかかわらずというわけでラッキー以外の何物でもありません。あ、自分が駐車場に戻ったときに次のお客さん(われわれと同年齢っぽいご夫婦)が到着しました。「今ならお風呂は男女とも貸し切りモードですよ」とお伝えするとご夫婦の目が輝いたことを今も覚えています。もしかしてコアな温泉ファンだった?(笑)。 |
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このあとは下道経由、またも前日と同じルート(県道51号)経由で岩手の真湯温泉コテージへと進みます。桁倉沼(旧木地山キャンプ場)のあたりは一番標高が高いので、それこそ春もみじとまではいえないまでも黄色や薄オレンジの葉も見受けられました。 |
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混浴ゆえ先客さんもおしんこどんも何かと気を遣うはずということで、今回は1990年代半ばの訪問以来ひっさびさに温泉街エリアの共同浴場に入ることにしました。 |
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話を戻して小安峡温泉街の共同浴場ですが、いつだったかの建て替えを機にかけ流しの湯使いに変わったということを聞いていました(2010年かな?)。それならばということで今回の訪問となったわけです。確かに建物は新しく、すぐ奥には源泉井もあって蒸気が吹き出ていました。この状況から考えて共同湯源泉は造成泉かな?(造成泉=蒸気に山水を通して湯にする@これもれっきとした温泉であり各地にあります。関東でメジャーなところでは箱根仙石原温泉とかもそうです)。 |
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でも、かけ湯をした時に「あれ、それほど熱くない」と感じました。いや湯温高めではありますが、小安峡の湯としては何だか無難な感じです。実は恥ずかしながら小安峡温泉の湯宿には泊まったことも日帰り利用したこともないのですが(とことん山には泊まりましたが)、たぶん宿湯もこんな感じなのかな?と勝手に想像してしまうほど無難な湯温(デジ温度計で43.1度表示)でした。 |
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ただしとても気になったのがこの湯樋でありまして、どう見ても後付けですし、先人のサイトを検索してみると予想通りかつては存在していなかった様子です。 |
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湯口は向かって右側手前にありますが、湯樋の取り付け部はどうにもの無理矢理感(笑)。投入口を分けて浴槽内の湯温ムラを少しでも解消しようという意図から後付けされた構造物だと思われますが、実際のところ湯樋経由で投入されていた湯量はほんの僅かでした(上の上画像を見てもらえばわかると思います)。なお湯樋の途中には流量調整用のゲート板が見えています。 |
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![]() (理由についてご存じの方、是非ご教授下さい)。 |
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お湯のインパクトは元湯(山神の湯)のほうがやや強い感じでしたが、強い主張なくあっさりと浸かれる、よい一湯でした。 |
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共同浴場のすぐ近くに源泉井がありましたが湯漏れはなく湯気が舞い上がっていました(右上画像のあたりからも湯気が上がっていましたが全然写っていませんね)。 |
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前日は通過した湯浜峠ですがこの日は休憩。栗駒山もしっかり見えています。この栗駒山界隈には駒の湯温泉を含めてもう何十回も来ていますが、もと山屋であるにもかかわらずこのお山にはいまだに登ったことがないんです。いいかげん元気なうちに登っておきたいなぁ(脊柱管狭窄由来の痛みを何とかしなきゃですが)。 |
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![]() ![]() ところで峠の駐車場には立派なベンチ付き 喫煙所が。ただし屋根なしの謎施設です。 |
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山を下ってくると季節が早送りされるのは前日と同様です。この日はショートカットルートで戻ったので‥ |
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![]() ![]() (この時期でないと稼働していない可能性大)。 |
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というわけで真湯コテージに戻り、前夜と同じメンバーでそれぞれ本日の報告会という名の飲み会。ところで樽生ビールですが、何だかどうやっても泡ばかりになってしまっていたのはなぜなぜなーぜ?とはいえ全部飲み干して樽も空になりましたが、翌朝の撤収時に理由がわかりました。実は炭酸ガス(ボンベ)を完全に使い切り、ガスが空っぽになっていたのでありました。 |
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