こうやってみると、「神聖な宗教施設に勝手に入りこんでポーズを取るなどいかんイカンっ!」とおしかりを受けるかもしれませんが、ここは「パーク=公園」。この口は展望台への入口になっているわけですね。
さて、イミグレからのミニバスを降り(この時Takemaは大きなミスをしでかしていたのですが、もとよりこの時は知る由もありません)、さぁて憧れの?ブッダパークへ。しかしここでまた大きな問題が。実はまだラオスの現地通貨Kip(キープ or キップ)を持っていなかったわけですね。でもご心配なく、この国ではよほどの場所にでも行かない限りバーツ(&米ドル)も通用します。少なくとも我々の通過したエリアでは全く問題ありませんでした。ただし割高になることも多いのでその点は覚悟しましょ。

入園料は2000kipだということだったけれどバーツ払いではB10。今計算したら2000kip=約28.5円、B10=33円だからちと割高ですな。まぁほとんど気にせず、受付の小屋にバックパックを預かってもらって園内へ。


最初の写真の建物?はこのような巨大カボチャ状の形状をしています。どういう宗教上の意味があるのかは全くわからないけれど、内部は頂上にある樹木の根が伸びているような不可解な構造をしています。ついでにいえば内部は「もう完成させたつもりかもしれんけれどどう見ても途中でほったらかした」という感じの作り、また頂上方面に上がる階段は「いかにも手作りの不等段差&えらく急傾斜」だったりします。ちなみに頂上に伸びた木のオブジェには鉄バシゴがついており、強度はほとんど信頼できないとはいえ、やろうと思えば一応登れたりします(マウスオンしてね)。

そしてこの巨大&何なんだ的オブジェの先には、おおっ、寝ブッダが!


こうやって見ると何だかさすがに荘厳さというか貫禄というか、少なくとも「地元の方の信仰を尊重しなければな」という気分にさせられますが、あくまでここは公園、もともと寺などなかったところにコンクリート造りの仏もどきオブジェを置いているわけですから、ここに参詣しに来る人はいません(ちなみに見物に来た若い坊さん数人はいましたが、拝んでいるようには見えませんでした)。

しかし、裏に回ったあと、やはりこれまたこの公園のやっつけぶりを垣間見てしまいました。たぶん勘のいい方はもうお気づきになったんじゃないかと思いますが、この寝ブッダもまた完成途上というか、途中で工事をほったらかした口なんですね。そうそう、お決まりのマウスオンをよろしく。

背中側には、この寝ブッダの芯というか土台というか、茶色い煉瓦がいまだむき出しになったままです。あと少しなんだから表面だけでもコンクリで塗り固めればいいのにと思うのは、お金持ちの国日本から来た我々の単純な発想に過ぎないんでしょうか。しばし考えてしまいます。


よく見ると斜め後ろの像のポーズを真似するおしんこどんの図。実はわたくしTakemaも真似してみたんですが、じぇんじぇん似てませんでしたので、ここでわが妻の秀逸なる姿を皆様にお披露目したく、ここに公開(後悔?)する次第であります。
さてこの奥、メコン川沿いには簡単な食堂があり、まずはここにて憧れのビアラオ(Beer Lao、ラオスのオリジナルビール)を初体験!ついでに飯も食ってとりあえず幸せな気分に。



背後はメコン川、そしてタイ(ノンカイ)。
Takemaの手には憧れのビアラオ、ああ何たる幸せよ。

そしてブッダパーク前から出発するバスに乗り込む。ここが始発というわけじゃないようですが、なぜかパーク前でしばらく客待ちしているようなので焦らず乗れます。しかもかなりの頻発(15-20分くらいに1本)のようなので、運行時間内ならばビエンチャンからものんびり日帰りで来ることができるようです。ビエンチャンまでは約1時間、料金は1000Kip(約14円)。



これは旧型バス。新型は下半分が青色で、横に「日本の援助云々」と
書かれたロゴがはっきり記されています。

さて、いよいよビエンチャンへ。しかし到着後すぐにハプニング発覚!しまったぁ!