旅の終わりに巻いたもの、それは‥。

いよいよ象乗りも終わろうとするその時、おしんこどんはあるものを見つけてどうも気になっていた様子。「あれ、いいなぁ」という何気ない一言。そのあと食堂でビールなど飲んでいるときにも、「やっぱりこんな所まで来たんだから巻かなくちゃね」などという話。まぁいいでしょおやりなさいと言うTakemaなのであったが、「ホントにいいの?でもなぁ」などと妙に煮え切らないのですね。それでもまぁ、意を決したらしくその場へと向かったのであります。

ところで、ここまで書いた「東南アジア 巻く」というキーワードでピピーンときた人はかなりいい勘というかいろんな経験をなさっている方ですね。そう、このあたりで「巻く」といえばあれしかありません。そう、生き物ですな。しかも太くて長いあいつです(笑)。

そう、これ@大蛇でございます。しっかし、Takemaもいろんな所でヘビを巻かせようとする商売人を見たことがあるけれど、ここのはぶっとい!サイズからして違うのですよ。上の写真だけ見るとそう太いようには見えないんだけれど、中下半身あたりの太さは見事というか圧巻です。ヘビ巻き100Bというのはとてつもなく高いですが、それにしてもたまげました。


こうやって、何と5人がかりでわっせわっせとゲージから運び出します。長さもかなりのもんなのね。Takemaもシンガポール動物園でヘビ巻きしたことはあるけれど、サイズ的には全然小さかったぞ。これを見てますます嬉しそうにコーフンするおしんこどんなのでありました。やるなぁ、というわけで、「支えるだけでも大変だった」という首巻きおしんこどんの図でございます。


悦楽のあまりに恍惚としか言いようのない幸せそうな表情を浮かべるおしんこどん。そうそう、君はこれをやるために生まれてきたといっても過言じゃないのですよ。
さて時間もちょうどいい頃合いになったということで、名残はつきねど村を去ることに。チェンライの街までは今度こそ勝手知ったる道ですぐに着いちゃいます。帰国まで入れないからしっかりシャワーを浴び、まとめておいた荷物を運び出せばもう準備完了。いよいよ帰国の途につかなければなりません。トゥクトゥクでチェンライの空港へ、そして相変わらず焼畑の煙で視界の悪いタイ北部の空をしゅっと通り抜け、バンコクのドンムアン空港へ。ここではかなり時間が余るので鉄道駅の反対側にいつの間にかできていた食堂群へ。そして最後のビアシン(笑)。

折しも夕方、駅にはこれから一晩かけてずっと遠くへと向かう夜行列車が到着しては出発していきます。気がつけば今回のラオス行きもこの夜行列車から始まったんだなぁ。うーむ、また行きたいぞラオス。その時まであまり変わらないでほしいとは思うけれど、そうもいかないのかなぁ。

というわけで、ラオス編これにて完結です。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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