Kenyaにゃ負けないっ!Etosha National Park!



重くてすみません。動物たち大集合の図。

さてさて、Twyfelfonteinを後にしたTakema&おしんこどんは、いよいよナミビア最大の目的地であるEtosha(エトーシャ)National Park(NP)へとたどり着いたのでございます。なんといっても「野生動物がいて砂漠もある」というのが、この旅行の最重要課題だった我々、このNPで出会える動物たちの数はそのままこのたびの満足度指数に直結するかもしれない(笑)。で、いざ行ってみると、たぁ〜しかにいろんな動物がいたわけで、ここから数ページはその動物たちの特集とさせていただきます。

まずはこの国立公園の概要をば。

【Etosha National Park】

地図:こち(http://www.horizon.fr/namibia/acarteetosha.html)をご参照下さい。当然Takemaが製作したものではありませんが、約75KBの詳細地図(Etosha Detailed Map)はプリントアウトして現地に持っていっても使えるすぐれものです。

とある英語版のガイドブックに「One of the world's great game park」という紹介のされ方がされている通り、世界有数の野生動物生息地域といえます。日本ではほとんど紹介されていない場所ですが、ナミビアという国自体が知られていない現状ではやむを得ないことかもしれません。

首都WindhoekからはB1国道(もちろん舗装、路面状況良好)を北へ400km弱で、この公園の中心ともいえるOkaukuejoに到着することができます。首都からは早発ちで十分に一日で移動できる距離です。公園内に入るのにはPermissionが必要ですが、公園入口ゲートで申請し、中の事務所で(宿のチェックインと一緒に)料金の支払いをすることになります。なお、その時の書類は公園から出るときに必要となりますから捨てないように。



これはNamutoni側のゲート。ちなみにゲートの内部では
民芸品としてはバッタもん、されどユニークでついほほえんでしまう系の
おみやげが売られてたぞ。集金係はゲートの係員。でもユニークさに免じて許しちゃお。

このNPは23000平方キロ以上の広さを誇っており(ただし西側エリアは個人旅行者には未開放)、特に乾期には広大なEtosha Pan(湿地)が干上がることから、動物たちは水を求めて自然の(または人口の)水場(Waterhole)に集まってきます。水場で待っていれば動物のほうから近づいてきてくれるというわけで、ここで動物を見るには乾期の7-8月が一番と言われる所以です。ただし、自然の水場の中には干上がっているところもあるので、水場の表示があっても何もいないことがあるのは仕方ないことですな。自然公園内の宿舎近くの水場は干上がっていませんから、基本的には敷地内からいながらにして動物が眺められるというわけです(例外あり、後述)。



公園内の道路は未舗装、規制速度は60km/hに規制されている。
まあ動物がいつ出てくるかわからないから無難なスピードだ。
道の分岐には必ずこのような標識があるから、
地図さえ持っていれば迷うことはない。

ただし宿泊エリアを除く公園内では、車から降りて出歩くことは禁止されています。1時間も車の中にいると「あー車から降りて身体を伸ばしたい〜!」と思うかもしれませんが、我慢我慢。ただし、ところどころに「Picnic Area」と呼ばれる、フェンスに囲まれた休憩場所があり、その中だけは自由に歩く&休憩することができます(トイレあり、基本的に清潔)。



このゲート内のみ自由に歩き回ることができる。
「籠の中の鳥」は我々だということをお忘れなく。

次に公園内の宿舎について。Etosha NP内には3ヶ所の宿泊エリアがあります。それ以外の勝手な場所での野宿やキャンプは一切認められていません。各エリアにはテントサイトはもちろん、長屋形式のシャレーや一軒家形式のロッジまでいろいろな施設があり。さらにそれぞれのキャンプには食料品を売る売店、GS、レストラン、さらにプールまでもがあり、宿の予約さえ事前にしておけば(これは必須)、手ぶらで行っても何とかなるといっても過言ではありません。

ただこれらの宿舎エリアは、いわば「動物世界にせり出した前進基地」のようなもので、あくまで主役は「動物」。各エリアから外に出られるのは「日の出から日没まで」と定められていて、夜間はゲートが閉められて外出ができなくなります。当然日没後に公園入口に到着しても入るのは不可能ですから、Etoshaに向かう場合は早着きを前提に計画しましょ。

では次に、公園内の宿泊スポットそれぞれについて。
《 Okaukuejo 》

首都ウィンドゥークから来ると必然的に一番近いここに泊まることになるのが普通。規模的には3ヶ所の中で一番大きく郵便局などもあり、当然宿泊者収容数も一番多いように思える。売店での食料品の品揃えもここが一番。ただし所詮コンビニくらいの大きさの店なので、ここで手に入れられる食料には限界がある。あらかじめ途中の町のスーパーなどで入手しておくに越したことはない。キャンプでない限り各部屋には冷蔵庫もある。なお、ここのテントサイトはオーバーランドトラックなどのお客なども多数利用するために結構混んでいてウルサイ。キャンプを張るならエリアの端っこを選ぼう。ついでに、キャンピングエリア内には巨大な鳥の巣があるので必見。

ここのエリアの脇にある水場には、日中夜間を問わず様々な動物たちがひっきりなしにやってくる。正直言って、公園内を車で回らずにこの水場を見渡せるベンチに一日座っているだけでも十分満足できるだろう。できればそういう日を1日取れるような日程にしておけば最高だ。シマウマやオリックス、クドゥや水牛(正確には違うけれど)、さらには象の大群までも現れる。わたしらは保冷ボックスにビールと焼酎(!)入れてきて、売店で買いこんだハムをおつまみにしながらゆっくりくつろぎバージョンで優雅な午後のひとときを過ごしたぞ。また、夜にはRhino(サイ)も現れるので、暗くなったからといって部屋の中で酒ばっかり飲んでいてはいけない(笑)。


 

Okaukuejoの水場はこんなにも近いところにある(左)。
しかも、地平線に沈む夕日もばっちりだ。
《 Halali 》

OkaukuejoとNamutoniとの間にあり、規模的には3つの中で一番小さいように思える。その分落ちついた雰囲気で、連泊して昼間っからビールでも飲みながらのんびりすれば「あーEtoshaにいるんだなあ」と実感できること請け合い。ただ、水場がやや施設から遠い。もちろん歩いていける距離だが、昼間に立ち寄るだけの時は車で行くのもいいかもしれない(駐車場はそれほど広くない)。また見晴らしはそれほどいいとは言えないが、まぁ気にするほどのことでもない。

売店の品揃えはやはり一番シンプル。レストランは他と同じ値段なのでまぁ内容も似たものどうしと思われる。自分たちはここに泊まっていないのであまりよくはわからないが、じっくり落ちつくのにはここが結構おすすめかも。エリア的にも中心部に位置しているので、Okaukuejo方面にもNamutoni方面にも日帰りで出かけられる。




Halaliの敷地内にあるコテージ群。昼間だったせいもあるのだろうが、
とても静かでいい印象を持った。各部屋にはシャワー、トイレはもちろん冷蔵庫も完備。

《 Namutoni 》

公園の一番東側に位置する。19世紀、ドイツ軍がここに基地とでもいうべき城壁を築いたのがこの地の発端で、そのため現在でも復元された「城」が威容を誇っている。周辺のかなり近いところにいくつも水場があるので、夕刻の結構ギリギリまで各スポットで動物を見ていられるのは嬉しいところ。特に絶滅危惧種に指定されているDik dikにはこのあたりでしかお目にかかることができないのではあるまいか。

ただしNamutoniにも弱点はある。というか、Okaukuejoの夜を過ごした人にはあまりにも物足りなさが残る。それは「Waterholeに動物が来ない!」ということだ。ここの水場のすぐ先には道路が平行して通っており、そのため動物たちは警戒するわけだし、さらにはその向こうにもいくつか水場があるわけだから無理してここまでやってくる動物はあまりにも少ないのだ。2泊したけれど、この水場に現れたのはこの公園での定番Springbok(公園内にはたくさん生息)が数匹、それとお掃除やさんのジャッカルだけだった。ゾウはおろか、オリックスすら現れない淋しさにやや唖然。ここの水場に多くを期待するのは無理というものだろう。観察施設が立派なだけに残念。

 

うちらの泊まったコテージは、なぜか2bedroom、4人用のゼータク部屋。ドアの外にベンチまで
あって嬉しかった(左)。右の写真は水場観察舎。しかして実態は…なぁ〜んも来ないよ。

ちなみに、公園内に約40箇所ある水場(天然・人工問わず)のうち宿泊エリア併設の水場を除いた中で、今回一番動物が多かった場所は‥何と、公園の一番北東側に位置する「Andoni」という水場でした。行き止まりの場所だけあって訪れる人もまばらですが、100頭くらいの動物たちが水場周辺にたむろしていてなかなかに壮観でしたよ。時間があれば足を延ばしてみてください。


それでは、次のページからは各動物の特集といたしましょ。