ナミビア旅行総括、というよりはおまけです。

[その1 各地域入域料その他]  書き忘れていたからここでまとめて書いておきます。

※すべて2001/8月現在の料金です(N$1=約15.5円)。
項   目 料金(トータル) 備   考
ナミブ砂漠 Dune45、ソーサスフレイ方面入域料 N$45 1日、2名+車のトータル料金
ナミブ砂漠 ソーサスフレイシャトル N$57.5 1人分、2WD駐車場〜ソーサスフレイ往復料金
ナミブ砂漠 バルーンサファリ搭乗 N$1800 1人分、バルーン搭乗+朝食付き料金
Swakopmund ウェルウィチアドライブ入域料 N$35 1日、2名+車のトータル料金
Cape Cross アザラシコロニー入域料 N$30 1日、1人$10×2+車$10のトータル料金
Twyfelfontein Rock Painting入域料 N$35 2人分+ガイド料込みのトータル料金
Petrified Forest 入域料 N$10 1人N$5×2。
Etosha Okaukuejo入域+宿泊費 N$130 2泊分宿泊費含む。
Etosha Namutoni入域+宿泊費 N$130 2泊分宿泊費含む
(参考)Etoshaの夕食代 N$70 1人$70、ビュッフェ形式というのはどこも同じ。
Lake Otjikoto 入域料 N$7 1人分。これはちょっとボッタクリ系?
Dinosaurs Footprints 入域料 N$30 1日、1人$10×2+車$10のトータル料金
Cape Peninsula 1day Tour ZR310 1人分。食事、入場料別。
Boulders Beach Penguin Colony入域料 ZR10 1人分。
[その2 今回行か(け)なかったエリアについて]

‥ 南部エリア ‥

今回の旅行では、日程の都合上泣く泣く南部を割愛しました。これ以上早回りすると駆け足過ぎて疲れるだけと思われたので。大西洋沿いのもう一つの街であるLuderitz周辺には、かつての鉱山町がゴーストタウンとしてそのまま残されていたり、またKeetmanshoop方面には「世界第2位の規模(謙虚だな)」といわれるFishriver Canyonなどがあったり、さらにその近くにはAi-Ais Hot Springsがあったりと、それなりに見どころも多いようです。Keetmanshoop方面には毎日夜行列車(昼の旅客便はない)が走っていますから、Windhoekを夜行で出て朝Keetmanshoopに着き、そこでレンタカーを借りる(AVISなどの営業所あり)ことにすれば、それほど無理なく南部を回った上で何とかナミブ砂漠エリアまで北上することができるような気がします。

‥ 東部エリア ‥

ナミビア東部、隣国ボツワナとの国境付近にはナミビアのもう一つの砂漠であるカラハリ砂漠が広がっています。こちらは石のごろごろした砂漠ということで砂漠そのものにはさほど魅力がないようですが、あのニカウさん(映画「ブッシュマン」)の故郷がここカラハリのあたりだと聞くと、何とも言えず行きたい気持ちにさせられます。ただ、やはり道路状態は悪く、2WDで奥深く分け入るのは無理だとのこと。核心部まで入るのには日数も多くかかるということですから、日程に余裕がないときびしいかもしれません。

‥ 北部エリア ‥

北部はいまだ激しい内戦が続くアンゴラと国境を接しているせいか、あまり治安が良くないと聞きます。ただ、ここで言いたい北部とはアンゴラ国境地帯そのものではなく、北西部に広がるKaokolandのこと。この地域には文明世界とあえて一線を画すことにより自分たちのアイデンティティを守ろうとするHimba(ヒンバ)族が住んでいます。以下にこのHimba族についての説明を引用しておきます。
The Himba still eschew the modern world, and the missionary 'modesty police' never managed to persuade Himba woman not to go topless. As a result, they maintain their lovely and distinctive traditional dress of multi-layered goat-leather miniskirts and ochre-and-mud-encrusted iron, leather and shell jewellery. Their skin is also smeared with a mixture of butter, ash, and ochre, ostensibly to keep it young-looking.
(Lonely Planet)

このような対象、すなわちいわゆる「文明」と一線を画す志向を持つ民族は世界各地に点在し、たとえばアジアでいけばタイ北部メーホンソン付近の「首長族」がこれにあたるかもしれません。しかしその首長族の村がすっかり「観光地」となった今(TVなどでもたびたび取り上げられていますし、自分も行きたいと思ってますし)、このHimba族がどのような道をたどるのか(たどっているのか)、その点についてはかなり興味深い部分です。まぁ、今回は日程の関係で行けなかったわけで、次回(あるのかどうか)への「宿題」ですな。
‥ その他 ‥

当然その他にも行き残した場所は数多くあります。スピッツコッペにも行かれなかったし、すぐ脇を通りながら時間の関係で足を延ばせなかったWhite Lady Painting、何でも金持ちが集結しているとかいうGross Barmen Hot Springs、そして動物層の厚いというWaterburg Plateau Parkなどなど。今回のナミビア旅行は情報収集がままならなかった割には結構いろいろな場所を訪れることができたとは思いますが、ま、「次回」はもっとシブい場所に行きたいなあ、そんなふうに思っています。

だらだらと、あまりにも長い1コンテンツを組み立ててしまいましたが、最後まで読んでいただき有り難うございました。これらのページが、読んで下さったあなたのナミビア旅行への一つのきっかけになれば幸いです。なお、不明な点、質問等がありましたら何なりとご連絡下さい。また「おい、これはお前の思いこみに過ぎないぞ」というような誤解を招く点などがありましたらご指摘いただければ幸いです。

「良いナミビア旅行を!」

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