いよいよ来たなぁ、Cape of Good Hope(喜望峰)!


中学の頃だったか、歴史の授業で「バスコダガマだかバーソロミューディアスだかがここ喜望峰に到達して云々」というのを習ったことを覚えている(いまだに名前が思い出せるくらいだから本当だ)。その頃はもちろんそんなところまでわざわざ旅行に行くとは思ってもみなかった場所だ。いやぁ、来ちゃったのね。

でも、ここ喜望峰(Cape of Good Hope)は本当のアフリカ最南端ではない。一番の南端はここから150kmほど東に行ったアグラス岬というところらしい。でも、ここ喜望峰には本当に多くの観光客(日本人のツアー客もいた)が訪れていた。アグラス岬の比ではないだろう。もちろん歴史上有名な場所ということもあるだろうし、ケープタウンから近いという地の利もあるだろうから。しかしそうなってくると、何とか次回はアグラス岬にも行ってみたくなる。

 

ケープタウン周辺では雨が降っていたのに、ここケープ岬周辺はしっかりと青空。なるほどガイドさんが言っていたように、近くても天候が全然違うというのは本当らしい。まぁ、天気が逆じゃなくて良かったということにしておこう。ちなみにケープ岬(Cape Point)と喜望峰(Cape of Good Hope)とは別の場所にあり、ほんのわずかケープ岬のほうが南にあるらしい。あれま、喜望峰は第3位だったのね。まあ大西洋を南下してくれば一番南に出っ張って見えるだろうことは想像に難くないし、カタイことは言いっこなしということだな。

駐車場から灯台のあるケープ岬の突端まで階段を登ってみる。風が強い。西側から吹く強い風だ。この風のせいでこの周辺(大西洋側)はいつも海が大荒れということらしい。東側に位置するペンギンコロニーの側は風もなく穏やかだ。なるほど、波も明らかに大西洋側のほうが強い。こりゃあ雨が降っていたら横なぐりでたまったもんじゃなかったぞ。

 

そのあとは「一応」有名な喜望峰まで。とはいっても本当の喜望峰突端に行くにはすぐ後ろの岩山を登らなければならないため、ほとんどの人がこの看板で写真を撮って到達記念にしているようだ。自分たちも時間の関係でそうするしかない。

他の観光客に頼んで写真を撮ってもらう。パシャ。この瞬間、長くて長くて、そうして短かったナミビア旅行(あえてこう言いたい)も終わったように思った。はぁお疲れさん。


最後にもう1ページ、このナミビア旅行の総括をば。