まもなく夕陽が沈む。この時ばかりは珍しく神妙な二人なのであった。
ちなみに着ているTシャツはペアルックとかじゃないからね(笑)。

さていよいよ夕陽見物だ。地平線に沈む夕陽というのは北海道あたりにいけば意外と簡単に見られそうなものだけれど、それが実はなかなか難しい。はるか遠くの山がじゃまになったりするし、ましてや地平線近くに雲がかかっていたりしたらぶちこわしだ。しかし、さいわいこのあたりは、ちょっといい場所さえ探せば障害物もない。ついでにここナミビアの乾期には雨が全く降らない。地表が乾いているので水蒸気が上がる絶対量も少ないので雲もできにくい(実はこのあととんでもない場所で曇ったりもしたのだけれどね)。というわけで、夕陽見物には絶好の場所なんだろうと思う。


まずはこんな車でビューポイントまで移動する。途中にはミーアキャット(だろうか)が直立不動でお出迎え。車を降りてすぐ近くの小山に登ると、そこがもう絶好の展望台だった。運転手さんは、車に積んできたクーラーボックスのふたを開け、「Pub is Open!」とのたまう。中には冷えたビールやジュースが一杯。なるほど良い考え(というか商売)だな、ということで早速注文する。

徐々に太陽の位置が低くなってきた。もうすぐだ。というわけで、サンセットの様子をお楽しみ下さい。撮影感覚が均等でなかったり、色合いが急に変わったりしてますが、ビール飲みながらだったから許してね(うそつけ、全然補正しなかっただけ。途中でフィルム交換してたし)。

翌日は早起きして、熱気球に乗っちゃいます。ケニア以来だな。でも高度600mオーバー、結構スリリングでおもしろかったぁ。砂漠の朝食もありますよ。