Twyfelfontein Country Lodge。うわっすごいなここ!





何だか近代的なのか懐かしい風景なのかよくわかりかねるお宿。
でもその実態は、オープンしてまだ9ヶ月の新しい「リゾート」。

さて、夕闇迫る宿に着いて驚いた。なんだかえらく「立派な」宿なのですのだ。全56室というからかなり大きな施設には違いないのだけれど、チェックインを終えると、専従の係員がウェルカムドリンクサービスの場所まで案内、そこで一緒に座りながら施設の紹介などをしてくれるという案配。その間にレストランなどの入った母家から、荷物はそこから少し離れた宿泊棟まで運ばれていくというのも何とも心憎い。お〜い、あんましにゼータクすぎるよぉ。

夕食はビュッフェ形式ゆえ変に形式張らないのが良かったりするわけです。なんといっても勝手に取ってこられるものね。さらにワインも(ちなみにすべて南アフリカ産)リッチにオーダーしてしまっても「安い」。一番高い赤ワインを頼んでもだいたい1500円くらい。ちなみに、白ワインはだいたい800円くらいですな。バーもプールもあるようなゼータク宿での値段とは思えない。なに、ナミビアにはナミビアの「相場」があるじゃないですかって?確かにそうなんですが、こと短期旅行に関する限り、自分が旅行者の視点でしか物事を見られないことに気がついてからはあんましそういうの気にしなくなりましたね。もちろん厳しい品定めはしているつもりですが。



うちらの席担当のMartinさん。着ているのはこの宿の制服。
テイスティングから始まるワインの儀式は相変わらず苦手のTakemaでした。

さらにこの宿の雰囲気は何とも言えず素晴らしい。わらぶきの屋根ゆえ、客室の天井は高く、パブやレストランの建物もご覧の通りで開放感は最高。窓際の席からは平原がずずずぅっと見渡せて、朝食を食べながらも「あぁ、ええなあ」と満足感にひたれること請け合い。まだオープンして間がないため、ナミビアを訪れる日本人もここにはごくまれに来るくらいとか。

    

ちなみに、右側の写真、大きな岩と岩の間をくぐり抜けられそうな場所がありますが、
何とあそこがこの宿のメインエントランス。自然を存分に生かした施設の
雰囲気を、入口から表現してしまおうということのようです。

当然周囲は乾いた大地なのですが、またもこのような宿ゆえに当然のごとくプールもあり。おしんこどんはしっかり泳いでました。わたしゃ海パンなしのため、ひたすら生ビール飲みまくりつつ、リゾートの午後を過ごしていたわけですね。

 

朝起きたら、部屋の前の大岩に鳥がとまっていた。まだ月も出ていたのでついパシャ。
そして朝食はこんな絶景の場所でとるわけです。うーん、似合わぬくらいゼータク!

さて、お次はいよいよこのエリア最大の見どころ、古代サン人による壁画のページといたしましょ。