二輪ETCがやってきた!(その2 取り付け編1)

もうすぐもうすぐっ!
− 二輪車用ETC取付前夜 −



ん?この箱は‥もしかしてもしかするっ!

最近は(冬ということもあって)バイクはもっぱら通勤グにしか使っていないTakemaですが、思い起こせば数年前まではもっとバリバリとバイクでお出かけしていたんですよね。

ではなぜバイクで遠出をしなくなったのか?といえば、確かに「バイクより車の方が楽だから」というとってもわかりやすい事実も否定はしませんが、実はお出かけ先の特徴の変化にも理由があるわけです。つまり、このところの温泉がらみから考えるに「どうしても最後は林道に分け入る可能性を否定は出来ない=CBR1100XXスーパーロードスポーツバイクではあまりにも厳しい」という現実をどうしても無視できなかったわけですね。

しかし、だからといってバイクへの興味を失いつつあるというわけでは決してありません!ほらほらその証拠に、「バイク遠乗り復活大作戦」の第一歩が進みつつあります。二輪車用ETC車載器が(バイク屋さんに)到着しました!

二輪車ETC。何と待ちわびたことでしょう。扇(元)国土交通大臣が「遅くとも来年度中には二輪ETCの運用を開始する」と発言してからもう何年の歳月が流れたことでしょう。しかし、まだ「一般モニターによる試験運用」段階ではありますが、しかもまだ首都圏のごく一部区間での運用のみではありますが、ようやく「山は動き始めた」と言ってよさそうな流れになってきました。



箱を開けてみると‥うーむ、うわさ通り‥。

さて話は変わってこの二輪用車載器一式、はっきりいって大きいです。本体は防振用のクッションおよび防水のための蓋が付いていることもあってまさに「弁当箱」(ただし内部に使われている機械そのものは四輪用のものを流用しているとか何とか?)。アンテナも「これ、二輪用に新しく開発したとは思えんな」ということばがぴったりの「堂々たる大きさ」です。

そして問題はこの大きさだけではありません。取り付けてもらうバイク屋さんによれば、今回のモニター用機器についてはお上(自動二輪車ノンストップ自動料金支払システム試行運用事務局)からいろいろと制約を突きつけられており、中でも「アンテナは運転者よりも前の位置に取り付けるが、必ずボルト止めをしなければならない」というのが最大のネックだとか。つまり、ケーブル等で締め付け固定することはまかり成らんということです。

となれば「ハンドル周りにくくりつけよ」といっているに等しいのですが、CBR1100の場合、ハンドルにくくりつけるのはかなり厳しいかと思われます。「ここかなぁ、いやここではウィンドスクリーンと干渉してしまう‥」というように。

「じゃ、どこにどうやって付けるのがいいのさ?」という問いに関し、お上は「それはバイクの形状がそれぞれに違うので一概には言えません。モニター本人と話し合い、そのバイクにもっとも適していると思われる位置に取り付けてください。」という基本姿勢なのだそうで。さらに各取り付け店には「どのように取り付けたのかを撮影し、事務局まで提出」という義務があるのだとか。

うーむ、自分たちでは考えず当事者に考えさせ、その考えた結果だけはしっかり吸い上げるとは‥(呆笑)。



大きさと厚みはそれぞれこんな感じです。うーむ、一時代昔を感じさせますね(笑)。

まぁ本体はシート下に収納するとして(そのためには現在シート下に設置してある盗難防止アラームキットを移動しなければなりませんけれど)、問題はアンテナとインジケーターをどこに付けるかということになってきます。いかに車両本体に穴を開けずにうまく固定するか。バイク屋さんにとっても知恵&腕の見せ所でしょう。

ちなみにTakemaは見栄えはほとんど気にしないたちなので(快適さは気にしますが)、ある提案をいたしました。その取り付け位置が可能かどうかはまだわかりませんが、まぁとにかくやってみるだけやってみましょうという結論に達しました。どうなることやら。

なお、実際の作業は今週火曜日以降に行われるはずです。取り付け後またこちらで皆様に報告できるかと思いますので、その時までもう少しお待ち下さいませ。

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