二輪ETCがやってきた!(その2 取り付け編1)

(2006年2月2日)

(前ページから続く)というわけでいよいよ取付です。前回のページにも書きましたが、今回のモニター試験運用を統括している「2005自動二輪車ノンストップ自動料金支払システム試行運用事務局」(うわー長い、長すぎ(笑))からは、このモニター機器の取付についてはいろいろと細かな指示が出されているわけです。

その指示の中でもTakemaのバイクにとって一番大きな問題なのは、「アンテナは運転者より前の位置に取り付けなければならず、かつその際接着による貼り付け及びテープ等による締め付け固定は不可、あくまでボルトによる固定をしなければならない」ということ。

運転者より前の位置でボルト固定ができる場所といえば‥ハンドル周りくらいしか思いつきません。でも、アップハンドルのネイキッドバイクならともかく、スーパーブラックバード(以下SBB)のノーマルハンドルアンテナ機器を固定するのはかなり厳しいのではないか、というような予想は猿にだってできそうなことです(何のこっちゃ)。

というわけで困っていたときに、バイク屋さんのメカニックの方(Hくん)がこんなアイデアを出してくださいました。



な、な、なるほど!ウィンドスクリーンを固定しているボルト部分を使って固定するということですね!うーん素晴らしいアイデアだっ!(狂喜)。スクリーンの外側ならハンドル操作その他はもちろん今まで通りだし、アンテナの感度も一番良さそうだし(笑)、いいこと尽くめじゃあーりませんか♪

ちなみにメカニックの方は「見た目」という点を気遣ってくださいますが、でもね、


というわけで取り付け位置決定です。というわけで「とにかくやってみてくださーい!塗装などをする必要はありません、取り付け金具むき出しで結構ですからーっ!」とお願いしてまいりました!

さて「てなわけで予定通りの場所に取り付けが完了しましたぁ!」という連絡を受けすぐさま(うそつけ電話をもらった2日後だろ)バイク屋さんに向かいました。さぁってどんな感じに?

おお、確かに「所定の位置」にアンテナが取り付けられています。うーむ、この場所に取り付けるというアイデアはやはり大正解でした。ちなみにアンテナの本体部分は水平から20度以内の範囲で傾けてもよいというお上からのお達しが出ているらしかったので、微妙に傾けてもらいました。



真横から見るとこんな感じ

ちなみにいい意味で驚いたことがひとぉつ。実はこの機器取り付けに関わる工賃は、なんと「2005自動二輪(長いので中略)事務局」、すなわち「お上」の負担なんですと!もちろん必要最低限以上の加工をした場合はその分の負担が必要なんでしょうけれど、いやぁなかなかやるじゃん「2005(以下略)」!

さて、続いて別の場所で撮った画像を見ていただきましょ。
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