またも小おでかけは千葉県内
(2013年12月10日) このところ日帰りでのお出かけは千葉県内ばかりだったりするんですが、12/1(日)も再び千葉メインでした。この時期は1年の中でもお仕事が書き入れ時でして、前日も遅くまで持ち帰り仕事に精を出しておりました(だから宴会のお誘いもやむなく‥)でも夜なべした結果目途が立ったので「それじゃゆっくり出て帰ってこられる千葉だな」と考えたわけです。 目的は海鮮丼と温泉なのでまたも銚子方面‥というのもマンネリなので、食事は小見川の気になっていたお店で食べて、そこから茨城に入り北浦温泉(未湯)と海石花温泉をハシゴして帰ってこようと決めました。出発は10:00少し前と実にのんびりです。 |
で、11:00過ぎに小見川駅近くのこちらに到着。入ってみて思ったのですが、こちらのお食事処「魚平」さんの建物、道路に面した側こそ改装されていますが奥の方はといえば‥もしかして以前は「駅前の商人宿」だったのかなと思わせるような風情です(両上画像マウスオン)。いや、なかなかいい感じですしそれはそれで問題ないのですが(ちなみに最近改装したばかりのようです)。 さて海鮮丼です。某氏から「Takemaのお出かけランチは圧倒的に蕎麦か海鮮丼だね」と見抜かれていたのですがその通りなのです(昼飯がラーメンであることはそれこそ滅多にない)。で、こちらのお店の人気ナンバー1もやはり海鮮丼なのですが、少食Takemaからすると「料理写真を見ているだけでもうお腹がいっぱいになりそうな」ボリュームです。うーむ丼は食べたし、さりとてお腹いっぱいでむーむー系は避けたいし‥。 と、その下にそんなTakemaの嗜好を満足させる一品「ミニ海鮮丼」とやらがあるではありませんか!聞けば、「どんぶりが大きめ茶碗に変わり、また具材が3品程度減る感じ」なのだとか。よーし今日のところはそれいってみましょう! |
こ、これはコレハ!しかしさすがにミニ、ご飯の量が控えめなのでちょっとお刺身がだぶつくほどであり、Takema的には十二分に満足できました。この日は1人だったのでこれだけですが、今度来るときにはおしんこどんとレギュラーとミニとで比較してみましょうかね。 |
なお併設のお魚屋さんもなかなかの品揃えで、何らの脈絡なく「毛ガニを買って帰るか?」と考えてしまいました(買いませんでしたが)。あらためてネットで調べてみると、こちらでの仕入れは特に銚子港にこだわっているのではないとのことで、その理由として「多くの魚種を一定量ずつ仕入れるとなるとやはりモノが集まる都会の市場の方が安定しているから」なのだそうです。観光客相手ではない一般の魚屋さんとしてスタートしたそうですからある種当然かも知れません。 あ、ちなみにこのお店の真向かいには「すゞめ焼」とのヒジョーに気になる文字が燦然と輝く高岡商店がありました(右上画像マウスオン)。実はTakema、この看板を見た瞬間に「地域の物事を詳しく知らない人間がいかにも陥りそうな勘違いの袋小路」に入りこんでしまったのですが(わかるでしょ)、すゞめ焼とはそのものズバリの焼き物ではなく、川魚の小魚を串に刺してたれで焼いたモノなのだとか(違ったらごめんなさい)。いずれにせよ次回はこのお店にも顔を出してみようっと(単独行動だと何かと億劫がるんです)。 |
さて続いては利根川を越えて茨城に入ります。震災後に来てみたら近隣の鹿行(ろっこう)大橋が落橋して大変なことになっていたこちら周辺、でも実はその日が月曜だったので単なる定休日で入れなかっただけの北浦荘にやってきました。こちらも茶系の湯だということですが‥ |
見るからに公共の福祉施設然とした造りで、だいぶ年季が入っていますがお客さんはそこそこ多くて(休日だし)、残念ながら浴室画像撮影は無理でした。右上画像マウスオンで掲示が拡大&明るく表示されますが、ちゃんと分析書の掲示もあり、それによると泉温16.6度、PH8.6のナトリウム−塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉だそうです。加熱かけ流しで利用されており、確かに加熱湯が大小2つの浴槽に常時投入されていました。でも掲示にある硫化水素臭はほぼ検知できませんでした(浴室内がシャンプー臭に覆われていたので鼻がバカになっていたからかも知れません)。 この日は温泉でぜーんぶ身体を洗って帰宅後 or 翌朝のシャワーはなしと決めていたのですが、混雑度を考えると次の海石花温泉の方がいいだろうと思ってここでは温まるだけにすることに。しかしどうもここでは期待していた浴感が得られずちょっと消化不良かなぁ。 さてそんなわけで海石花温泉までは‥結構時間がかかるんですね約50分。近隣の海岸沿い(左上画像)には風力発電設備が直線的に並んでいるので北側から見るとトゲの少ないウニというかガンガゼみたいである意味壮観です(笑)。しかしいざ海石花温泉に到着してみると‥門が閉まっていますしもちろん駐車場には車もなし。そしてその門扉には‥(左下画像マウスオン)、 |
ここは設備もいいしそこそこ空いてるし加熱かけ流し強食塩泉なので温まるし、細かなことをいえば洗い場と浴槽にも適度な距離があって石けんやシャンプーの飛沫が湯に飛び込んでくることもないし、湯上がりの冷水とかもきめ細かいサービスだし、実は前回&前々回とスタンプカードを忘れたのでレシートを保存しており、今回まとめて3回分スタンプしてもらおうと思って意気揚々とやって来たのにっ!‥無念であります。ちなみにこの訪問日は2013/12/1でしたが、12/10現在まだ休業中かと(電話してみましたが誰も出ないので)。 さてそれではどうする?犬吠埼界隈のホテル温泉にはあまり興味がないので‥ではあそこにしますかというわけでやって来たのはこちら! |
ちょうど1年前の同月にやって来ていた飯岡温泉グロリア(その時のページはこちら)。加温循環なんですが記憶通りなら空いてるし塩素臭くなかったし黒湯だしそこそこツル感もあったしというわけで印象は悪くなかったので、海石花がダメとわかったところで結構即座に訪問を決めていました。 湿気がこもる通路の先にある浴槽は循環による湯の動きがありますが、なーに露天に続くドアをしばらく開放しちゃえば問題ないんです!ちなみに湿気たっぷりの浴室でしたがタイルがそれでも乾いていた&浴室出入口のタオルがパリパリに乾いていたところを見るに、もしかしてまだ誰も入ってない?というのもこちらの温泉の公式日帰り入浴時間は15:00-なんですが、こちらに到着したのは14:30過ぎというフライング、それでももう準備が出来ていたからか「どうぞ大丈夫ですよ」と若いお兄さんがOKを出してくれたのですから! |
ざっと入浴前の儀式を執り行った上で湯に浸かってみると、あれれ前回の時よりも湯の鮮度が明らかによさそうな気がします。ツル感がツル+α感に進化している感じです(「ツルツル感」にはちょっと届かない)。というわけで「循環湯なれどこれはきちんとお湯を交換した上での一番湯である」と勝手に査定し、どうせ誰も来ないし「髪の毛も身体洗いも浴槽湯でやっちゃうことに決定!」。あ、両上画像マウスオンでそれぞれ別画像に変わります。 |
これは前回訪問時にもやった黒湯度チェック。他湯との比較はともかくかなり濃いです。ながら温泉よりも濃いな。
とってつけた感じの露天風呂はクールダウンの場として利用しました。ちなみにこちらのお宿、おそらく建設当初はリゾートホテルとして造られたのでしょうが、公式サイト内には「グロリア九十九里浜はビジネスホテルになりました」と宿としての公式見解があり、かつてあったプールなどもためらいなく閉鎖しての再起を図っているようです。なおサイト内には以前のリフォームに関してのTV収録動画もあるようですが、今は何となくひなび感が漂っています(でも自分としては今の方がいいのかなと)。 |
その露天風呂からは飯岡の漁港周辺が眺められます(左上画像マウスオン)。この日も観光客や家族連れが園地で楽しんでいました‥が!ここ飯岡はかの大震災により津波で大被害を受けた場所でもあるのです。この建物自体はやや高台に位置していたこともあり大きな被害はなかったようですが(想像)、この並びの(特に南側の)県道沿いには基礎部分だけを残した空き地が今も見られます。 2013年12月。Takemaの発言力は限りなく小さいんですがそれを承知でひと言だけね。 |
(今後その方面へのすべを模索していくつもりです)
ええっとそれとは別に右上画像のように喫煙所は広々充実(笑)。そうなんですよ分煙はまぁこのご時世ゆえしっかりやりましょうよ(Takemaは四半世紀前から室内禁煙をほぼ実践(山岳テント内は約15年前から)、結婚後は完全実践)。でもねぇ押し込めりゃいいってもんじゃないんですよ(ぶつぶつ)。 |
そんな喫煙所の窓からは15:20ころなのにもう水平線に近くなった太陽の姿がありました。冬至までにはまだしばらくありますが、実は日没の時間が一番早いのは12月上旬なんですよね(知ってました?)。そんなわけで「ビル全体が学習塾」になっていたある種不思議な建物を眺めつつ‥最後は渋滞のタマゴでうだうだしつつ、でも17:00前に帰ってきましたとさ。 |