ケグスグルからマウントハーゲンへ。寄り道もまた楽し。
− Kegusgl〜Kundiawa〜Mt.Hagen(2)、行きあたりばったりのローカルハウス見学 −

さて、ローカルハウスを見学したいというリクエストを出したわれわれですが、何のアポも取っていないのは明白なことで(さっき車の中でリクエストを出しただけですから)どうなるかはわかりません。しかしまずは道ばたで「壁」を売っている露店に立ち寄りました。露店といっても売り物の「壁」が道沿いに置かれているだけ。さて、「壁」とは?

「壁」とはこの左上の写真。このあたりの家は土やレンガ造りではなく、基本的に全て木(骨組み)や草(屋根)、そして竹(壁)でできているわけです。見慣れぬ東洋人の突然の出現に「何だ何だ?」と集まってきた人たちと記念写真を撮ったりして、さらに先へと進みます。そしてしばらく進んだ後に、またもスティーブンさんが車を停めてくれました。お、今度は「ただいま建築中!」の家のようです。やったぁ、こりゃ楽しみだ。

ちなみに、さっき露店で見た竹製の壁がしっかりと使われているのを見ることができます。屋根は、ははぁ藁葺きですね。何だか壁を除いては昔の日本の家と似ていないでもありません。さて、これで終わりかと思ったらさにあらず。「母屋の方で竹を編んでいるから見てみないか」という、こちらの家の方からのお誘いが。よっしゃ、アポなしなのにいい感じになってきたぞぉ。

毎度おなじみ動画編

「こうやって作られるのね竹の壁」

やっぱりこんな風に編んでいくんですねぇ。

Wmv形式、768KB、19秒

「撮っているのは竹編み作業?それとも?」

列の後ろに立っているおじさん、あっちに動いたり
こっちに動いたりと忙しそうなのがおわかりでしょうか。
よく見ると、右手に立てた山刀を上下にずっと振っています。
てっきり自分も全身が写っていると思ったのでしょう。
おしんこどん、その努力に報いてあげなきゃ(笑)。

Wmvf形式、843KB、19秒
ここでも動画の再生は大人気でした。家の方々に丁寧にお礼を言ってふたたびマウントハーゲンを目指します。今度はコーヒーではなくお茶のプランテーション農場などを眺めながら、いよいよマウントハーゲン到着です。しかし、ここでも新たなアクシデントがわれわれを待ち構えていたのでした。くっそぉ、日程変更です!(それこそ苦笑)。

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