− ソロさんの住む村にて −

さて翌日は、新しいガイド@ソロさんの住む村へと向かいます。この村でトラディショナルなダンスも見られるということなのですが、町からは30分くらいで着いてしまうことから到着した時にはまだ大幅に早い時間で、そのためな〜んも準備ができていません。そのかわり、ちょっと村の中をうろうろすることができました。実際は時間つぶしなのですが、この時間は貴重です、ハイ。



道ばたで殻付きピーナッツを売っている皆さん、みんなソロさんの村の人ですから、
うちらのことを歓迎してくれました。そうでもなければ右のような写真は撮れません(そうかな?)

正直いってソロさんとしても、うちらのガイドについては困ったはずです。おそらくは上司の方から「ソロ、お客の中でワバグのお祭りがキャンセルになってすることのない夫婦がいるんだよ、お前、悪いが村を案内してやってくれるか?」といきなり言われたはずですから。ま、自分の村なんだから自分でアレンジしろということでしょうし、それはそれで何とかなるんでしょうけれど。でも案外、こういうパターンに慣れていたりして(笑)。
裏話:実は日本で予約したエージェントからみれば「孫請け」ともいえる立場の「Paradise Tour Ltd.」(ソロさんの所属する会社)は、実はこの村の有力者が経営しているということでした。ということは、いざとなれば村の皆さんが動員されることもあり得るわけですね。ただ、有力者が「ああしろ」といっても「すぐにその通りになる」というわけでもないのがPNGですの現実でもあります。もちろん上の写真で露店を出している皆さんは、ごく普段通りにいつ来るともわからない?地元の「お客さん」相手の商売をなさっていたわけですね。そこにいきなりうちらが登場、というわけでした。
ソロさん、「すぐ裏に川があるんだよ」ということで、そっちに歩いていきます。川には車も通れる立派な橋が架かっているのですが、なぜか橋の取り付け部分に大きな段差があり(盛り土をしていない)、歩行者しか通れません。もしかしたらこれは日本のODA予算切れやりっ放しの現物なのかもしれないぞと思いつつその橋に佇んでいると、やっぱり人々が集まってきます。ん?ではまた例のおふざけ動画が?と思うなかれ、ここではやりませんでした(笑)。



何だか日本の南国のようにも思える一風景。川で洗濯をしていた子供達と一緒にまずは一枚。

橋のすぐ脇ではバナナの苗の植え付けをなさっている男性がおりました。カメラを向けると、もちろん「いいよいいよ、どんどん撮ってくれ是非撮ってくれ」という感じです。1つの苗の植え付けが終わったら、「どうなぁ、こんな感じでやるんだよ」とご満悦の表情が印象的でした。それにしてもこの苗、どこから持ってきたんだろう?品種改良された苗なのか、それとも山の中から掘り出して持ってきた??

そのうちに川の向こうから、刈り取ったサトウキビとバナナの葉を担いだおじいさんがやってきました。もちろん裸足、山刀を握りしめたその姿はものすごく格好いいです。思わず動画を撮らせていただいちゃいました。
毎度おなじみ動画編

「おじいさんもポーズをとるの図」

Wmv形式、297KB、5秒
さて、そろそろ行きましょかと車に戻ることに。ところでおしんこどんは、下の写真中央の女性に気に入られたようで、仲良く手をつないで歩いておりました。ホントに、どこででも順応してしまうのね。このままこの村で暮らしてもいいんだよ(笑)。

毎度おなじみ動画編

「じゃあね、バイバイ!」

Asf形式、315KB、5秒

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