暇だったら行こうね。小清水峠725パーキング。


(マップルP49E4)


屈斜路湖に通じる峠では美幌峠があまりに有名ですが、有名すぎてあまりに開けすぎていて面白くない。シブ好みの人は細いくねくね道を行く津別峠もいいんですが万人受けはしないかも。とすれば、川湯から東藻琴村に抜ける道道102の小清水峠はいかがでしょ?もっとも小清水峠という言い方は便宜的通称で、藻琴山展望台という言い方が正しいのかもしれません。
川湯からちょっと北上して分岐を左に曲がると、しばらくは直線。そのうち徐々に快適レベルのワインディングロードに変わります。攻めるでもなくのんびりと上がっていくと、やがて「藻琴山駐車公園」が。何にもないところですが確かに景色はいい。水を持っていけば芝と東屋もあるのでゲリラキャンプも可能かも。この道自体交通量は多くないので、夜、車の音に悩まされることもあまりないと思います。ただ、ここまで来て戻るんじゃあまりにももったいない!(天気の悪い日はのぞく)。ここは峠の頂上の手前。ここからしばらくは尾根の上を行く快適ロードで、右を見れば小清水・斜里岳方面、左は屈斜路湖の大展望が広がるおすすめロードです。


さて、峠の頂上にあるスノーシェッド(?)を通り抜けたところにいよいよ小清水725への分岐が。ジグザグを上がっていくといきなり立派なパーキング。725というのはここの標高。津別峠には及びませんが、美幌峠よりも230mくらい高いところにあるパーキングです。立派なレストハウスもあり、昼飯ならここでOK。「長命水」なる名水も蛇口をひねれば飲めますが、最初はちとぬるめなので、しばらく出しっぱなしにしてからの摂取をおすすめいたします。



さて、建物の右側に「屈斜路湖展望台こちら」の看板が。20段あまりの階段を降りていくうちに何やらあたふたとうごめく生き物の姿をまず十中八九見つけることができるでしょう。そう、シマリスです。「餌付け」に関しては昨今いろいろと意見の分かれるところですが、ここでは完全OKということになっていて、おかげでエサをやらなくても姿だけはいやというほど見ることができます。
 

 

ところで、ここでシマリスに混じって次の写真のような生き物を発見しました。これってオコジョ?テンにしては小さいと思うし。ご存じのかたお教え下さい。

 


ま、そんなわけで、暇つぶしにはもってこいの小清水725パーキング。お暇でしたら是非ともお立ち寄り下さい。なお、ここからちょっとしたハイキングも楽しめます(詳しくは次ページ参照。途中水はないので持っていってね)。半日つぶしてのんびりするのには絶好の場所ではないでしょうか。