たまにはきちんと走らんとバイクにも根が生えるので…


多和〜弟子屈〜阿寒湖〜足寄〜糠平〜さわと温泉跡地〜幌加温泉〜三国峠〜留辺蘂〜美幌〜小清水725〜弟子屈〜多和(だいたい500kmでした)

「このままキャンプ場とお風呂とスーパーの往復しているだけじゃ絶対後悔する!」と確信したTakemaは、思い立って幌加温泉の露天風呂に入りに行くことに。うーん、でも結構遠いぞ。帰って来なきゃいかんしなあ。でも、ま、行くと決めたからには行くのだ。でも、ソロで気合い入れて走ると距離は稼げるんだけど写真の数とか寄り道の数とかが少ないんだよね。「さわと温泉跡地は今」については後のページで特集くむから、それを除くと、この日一日で撮った写真はわずか6枚。うーん淋しいなあ。
阿寒湖近くでは数日前にバスと乗用車が衝突してバスが5m位落っこちたということでその現場を探すが見つからず。もう少し釧路よりのほうだったのかな。そういえばいつもバスがネックになって数珠繋ぎになる弟子屈-阿寒のルートは途中2箇所ほど片側交互通行になっていたのでうまくすり抜けることが出来、気分よく走ることが出来た。ああいう工事なら大歓迎。
足寄はまた異常に暑い!町中を早々に立ち去り道の駅に行くが、何だかここも落ち着かないな。手作りチーズ工場はともかく、飲み物の自販機すらないのに閉口し、またもや走り出して糠平湖へ。ここでさわと温泉跡地を目指すが、詳細はまた後のページでね。
糠平湖からは勝手知ったる国道を幌加温泉へ。行ってみたら、熱くて入れん。オフ車のライダーが「水のホース、どっかで断線(?)」しちゃってる見たいですよ」と言い残してあきらめて去っていった。水ホースの取水口はほんの数メートル上流なのだから治せばいいことだ、と思いつつしばし格闘し、無事に水も出るようになった。しばし待ち、今年もまた入浴。はーあ最高。昔、三国峠越えがうねうねダートだったころはいつ行っても無人だったんだけれど、今は結構混んでるよなあ(もっとも川北温泉とかほどじゃないけれど)。

三国峠まで上がればやはりそれなりに涼しい。峠で、層雲峡で働いているという人から「山の上は8/4位まではずーっと駄目だったみたいですよ」という、今回の自分の行動を正当化するような発言を聞き何となくほっとする。峠からは大雪高原温泉か銀泉台まで足を延ばしてみようかと思ったが、帰り道真っ暗な中走りたくないのでパスした。ちょっともったいなかったかな。天気良かったのに。
R39に出て北見方面へと向かう。途中の石北峠で、なんと、ちらほらと夕立気味の雨が降ってきた。普通ならゲゲッと思うところだがこのときは違った。なにせ1日ずっとアブられてきたのだ。そこでカッパも着ずに走り続ける。雨、気持ちよかったあ。もっとも峠を降りたらすぐやんだけどね。そのあとはまたあつあつのツーリング。北見でおいしい系の酒を買い、近道のつもりで通った道道122は峠道がダートであるのに閉口し、美幌からは美幌峠に行かずに小清水725経由で夕陽さす屈斜路湖を眺め、弟子屈のスーパー摩周で殻付きカキを購入し、一番星の出るころ多和平に帰着。この日頑張ったため、翌日は中標津にオイル交換しに行っただけで一気に軟弱化したのでありました。