(NZワーホリその7)

NZ(南島)のトランピング(その1) ABEL TASMAN N.P.


ABEL TASMAN入口

一番最初のトランピングは、Nelsonの北側にあるAbel Tasman N.P.。海沿いのトラックを歩くルートで、基本的には大体平坦なルートです。もっとも山越えもあるので全く平坦というわけではありません。夏だとちょっと暑いかも。でも、暑くなったら泳げばいいのです。水はとってもきれい。ただしとっても冷たいので念のため。
少しでも楽したいとか、変わったトランピングしたいとかいう人には、シーカヤックツアーなんかがおすすめかも。ネルソンのYHでやってました。気持ちは良さそうだけれど、何だかパドル漕ぐの疲れそうだと思って自分はやめましたが。

砂浜で昼飯とビール!

こんなふうに、きれいな入り江の砂浜に出たりするともう気分爽快雨あられ状態。思わず持参のKiwi Lager(個人的にはSteinlagerよりうまいと思う。でもやっぱり一番はDBだ!)に手が伸びます。まだ先は長いのに。

鍋とかはChchのセコハンショップで買いました。安いしよりどりみどり。鍋一つ$2とかだった(ただし家庭用だよ)。ガスカートリッジはEPIもありましたが、どこでも手に入れられるわけではないので、大きな町に行ったらアウトドア屋で手に入れときましょう。小さい町に買いに行って「キャンガスしかない」といわれては目も当てられません。ホワイトガソリンはかなり大きなガソリンスタンドで「White Spirits」といえば売ってくれますが密閉度に不安あり。燃料ボトルは持参するのが無難。

とにかく貝づくし

結局この時はAwaroa Inletまでしか行かなかったのですが、ここでは是非一泊して干潮を待ち、潮干狩りをするに限ります。takemaなどは、わざわざそのために園芸洋品店で熊手を買っていったくらいです。もっとも、手で十分に掘れます。ゆでて汁やスパゲッティの具にするもよし、酒飲みなら酒蒸しにするとこたえられません。写真は、ゆでた貝をむき身にしてこれから鍋のラーメンに投入しようとしているところ。ただ、これをすることを考えて、燃料は多めに持っていくのが無難です。あと、酒もね(ちなみに山小屋に「売店」なんて気の利いたものは一切ありません)。飲み食いに飽きたら、少し湾の外の方に戻ると天然のプールがありますから、そこで泳ぐのもいい。外海より水が暖かだったし。

あ、ちなみに自分はテント持ってきましたが、要所要所には小屋(有料)があります。ただ、ハイシーズンはめちゃ混みだそうですから、どっちにするかはお好み次第。一番いいのは時期を外すことですね。

とにかくここでは是非是非潮干狩りやって下さい。

海上タクシーのピックアップ

このコースの便利なところは、どういう日程・ルートでも行けるということ。それを可能にしてくれるのが写真のSea Taxi(名前は違ったと思うが)。好きなポイントで乗り降り可能。ネルソンからいきなりAwaroa湾(潮干狩り入り江)に行ってしまうことだって可能です。予約は確か不要(少なくとも自分はした記憶がない)。途中から乗る場合には浜から手を振って合図する、というようなシステム(ゴムボートで客をピックアップし、沖合の船で移動する)だったように思います(要確認)。まあ、こんなに便利なんだから混むのもわかる気がする。自分が行ったのは12月20日頃だったけれど、やっぱり結構多くの人に出会ったな。ただ、Awaroaから北は随分人の数が減るみたいです。これも確かじゃないけれど。日数さえあるのなら、Awaroaより先まで行って周回でネルソンに帰ってくるのもいいと思います。

さて、楽勝トランピングを終えてYHに戻る途中で、それまでも何だかおかしかった車の調子がいよいよ駄目になり、修理工場へ。しかし折しも明日からクリスマス。休み明けまでの数日間、足止め食いました。
  
そしてクリスマスも終わり、車の修理(ディストリビューター交換。$70なり)も完了し、さあ、つぎのトランピングじゃあ!と意気込むtakemaでした。次の所も国立公園なのですがホントに人が少なかった(ちょうど年末年始だったにもかかわらず)。Abel Tasmanとは比較にならないくらい。一日歩いても誰も人に会わない日もありました。ここだけの話ですが、なかなかのおすすめです。乞うご期待!

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