日曜日、ちょっくら温泉に行ってこようとのんびり出かけてきました。いい天気だったしねぇ。

まず目指したのはかの有名な那須湯本の鹿の湯。前回出かけた時の好印象があったので、どうせ混んでいるだろうとは思いながらもまぁいいかと。予想通り混んでましたけれど、41.42.43.44.46.48度に区分けされたお湯、しかもしっかり白濁系でたまりません。ちなみにわたしゃ難行苦行の湯治生活というわけでもありませんから44度の湯まで入っただけですけれど。48度はさすがに相当のものらしく(そりゃそうだ)、同時に二人の入浴は許されていないようでした。というのも、「お湯が揺れる=出ようとする人はともかく残された人が熱い!」ことを避けるためのローカルルールがあるようなのですね。そんなのどこにも書いていないけれど、ま、よほどのことがない限りは46度までにしておいた方が良さそうです。だってみんな茹で蛸系の真っ赤な肌になっていたもん、慣れているならともかく、いきなりはかえって身体に悪そうかも?ちなみにあまりに入浴客が多くて、カメラは引っぱり出す余裕がありませんでした。

というわけでしっかり硫黄臭ばりばりの身体になったわけですが、せっかくここまで来たんだからというわけでもう一ヶ所訪ねてみました。それは塩原温泉郷の入口ともいえる場所にある「大網温泉」

ここは以前「ホテルニューおおあみ」という何ともベタな名前(失礼)のホテルだったのですが、国道の真ん前という不利な立地(うるさい)その他もあって、勇気一番TV番組に「経営立て直し」を頼んだことがありました。TVチャンピョンだったっけ。「バイクでよく前を通るあのホテルがねぇ、へぇっ」という感じで、最初から最後までその番組を見ていたことを思い出します。

で、その番組の中で、このホテルが持っている渓谷下の露天(混浴)風呂を紹介していたんです。というわけで「一度はなぁ」と思いながらも、「でもなぁ、一人でツーリングの途中に立ち寄るにしてはあまりにもゴーカ過ぎるかもしれんし、万が一たかが入浴のために1500円とか言われたらいやだしなぁ」などと思いつつ、これまで入ることもなかったわけですね。でもまぁ、この機会に!というわけでした、ハイ。

ちなみに入浴料は500円でした。これなら問題ありません(というか、マスコミに紹介された宿はその後「商売っ気」に走るだろうという固定観念があったので、結構意外でした)。さて駐車場からは一気に階段を下ります。数えたわけじゃありませんが300段くらいとか。特に最後のあたりは一気の下りです(上の写真、はるか下の湯船に入浴している人が見えるでしょうか)。こりゃ、夏は入浴後がきついなぁ。

いざ湯船に浸かってみると、何だか水平距離で国道から数十mの場所にいるとは思えない湯ったり度です。ま、はるか上を見上げるとバスが見えたりするんですが、バスの乗客からは絶対に見えません。見えるとしたら「あしたのジョー」並みの動体視力をお持ちの人ですな(笑)。ちなみに、夏場は木々が葉を付けるため物理的にも見えないでしょうけれど。

ただ残念なのは(この時期だから余計なのかもしれませんが)、すぐ下を流れる川の水量がほとんどないことです。もっと上流ではそれなりに流れていた記憶があるし、さてはどこかで取水してるんでしょうかね。



本流なのに、全然水なしはあまりにも悲しい。ロケーションがいいだけにね。

ま、「一度入ればもういいかな」という感じの雰囲気でしたが、それなりに楽しめました。ちなみに男湯は混浴可能で、うちらが到着した時もご夫婦が、そしてうちらのあとからも娘さん連れのご夫婦がそれぞれ混浴を楽しんでおりました。あ、ちなみにおしんこどんも、ハイ。

風呂上がりの階段はそれなりにしんどいです。でもまぁ季節がまぁまぁなのと、所詮300段なのでまぁ問題なし。「見張りの湯」に比べれば楽勝ですな。
というわけであっさり帰ってきました。たまにはこんな日帰りもありかなということでおっしのまいまい!次回はバイクで出かけるぞぉ!

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