− Page38 ザンベジ川の遊覧船は飲み放題♪ −
ディズニーランドのジャングルクルーズではありませんので、こちらさまはホンモノでございます(笑)。
さてビックは世界に名だたる観光地ですので、ここに来たら「お金は出ていくもの」と割り切って行動しないと何にも楽しくありません。で、まず最初のイベントとなったのが「ザンベジ川遊覧クルーズ」です。川の上から夕日を眺められるというのが売りのようで、おかげさまでこの日は見事に雲一つない上天気でしたからこちらも期待できそうです。
なお船内ではアルコール類も含めて飲み放題+軽食付きということで、「ワインを飲みながら船の上から夕日見物」という、いやこりゃもう至福悦楽極楽往生間違いなしのバロムクロスでバビル二世もルパン三世も尻に帆をかけて逃げ出すに違いないと思われるのであります(いつもの通り意味不明)。というわけでFさんの運転で船着き場へ。
民俗舞踊隊がお出迎え。この人たち、このあと別の場所でも見たような?
いざ船に乗り込むと‥おお、聞いていた通りどどんと飲み物が!ぜーんぶ飲み放題♪
そんなわけで船の最前方の角部分というベストの席に座ってスタンバイ完了です。と、あとからどんどん人がやってきて出港時には何と満員御礼状態に。で、偶然われわれと同席になったのは日本人のS&Kさん。この方々とは宿が同じということもあり、このあと夕食も一緒にいただいちゃいましたっけ。ちなみにおしんこどんはSさんのお仕事の話をわくわくしながら聞いておりました(笑)。
さてそんなわけで出航とともに乾杯です。いやウソです船に乗り込んだときから飲み始めてました(苦笑)。
日差しはまだ強いとはいっても、川面を吹く風を受けながら飲むワインは美味しいの何のって。
それにしてもインフレからくる物不足が深刻化する中でありながらワインを始め何でも飲み放題というのは、仕入れが外貨払いだからなんでしょうかね。このエリアでの観光者価格は、ここのクルーズ代をはじめ全てがドルをはじめとした外貨払いですから外貨入手には事欠かないし‥。ちなみに政府が外貨による決済を公式に許可したのはこのページをタイプしている2009年2月からですが、実際はそれまでにも結構ヤミで決済していたんじゃないかという気もします。
出航するとこの船のマネージャー氏が「本日のザンベジ川クルーズへようこそ&いろいろな説明」を始めましたが、面白かったのはこの船に同乗していた韓国人ツアーの添乗員さんとの呼吸。マネージャー氏と事前に打ち合わせていたのでしょうが、マネージャー氏が一定量の説明を英語で行うと一旦話が途切れ、それに引き続いて添乗員さんがそれを韓国語に訳してツアー客の皆さんに伝達、それが終わったのを見て再びマネージャー氏が次のセンテンスを話し始めるという繰り返し。Kさんは「何なのこれ?」と半ばあきれた表情でしたが、実はこの数日後、お2人はこの韓国人添乗員さんにいたくお世話になったというのですから世の中何が起こるかわかりません(笑)。
おしんこどんは彼と一体何を話しているんでショーカ?
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夕暮れまではこうして思い思いに時間を過ごすわけです。あのー、とってもユルくていい感じなんですけれど(笑)。
ただ、夕暮れまで単純に飲んだくれさせているわけにもいかないので?クルーズ船はちゃんと船を走らせながら動物のいるところで停まり、まぁなんというかお手軽ゲームドライブのような感じなのであります。とはいえこれまでたっぷりと動物たちを観察してきたわれわれとしては、「あーあそこにゾウがいるね」「あーぞう(そう)ですか」というような感じになっていたのは否めない事実。よって、
「あーっ、ゾウだぁ!」という坊やが写真を撮ろうとする時にちょっとしたお手伝いを(右上画像、じゃまなブッシュを握ってよけてあげているTakemaの手あり)。
ま、その絵を撮っているのがTakema自身の右手デジカメだったりするんで、しっかり狙った構図だったりするんですけれどね(笑)。でも、そうこうしているうちにも徐々に太陽が傾いてきました。よーし夕日が間近いぞー。
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左上画像のようにザンベジ川の流れに船を任せての夕日見物です。顔を出したカバも夕日見物?(そんなことないか)。
ちなみにこのザンベジ川の夕日クルーズ船会社はいくつかあるらしく(だから左上の船画像も撮れたわけだし)、何隻かの船ともすれ違ったわけなんですが、
何だかあちらの船、人口密度がやたらに濃いような気がするんですか?(笑)。
いや実際は皆さんが立ち上がっているからそう見えるだけなんでしょうが(たぶん向こうから見ても乗船客の多くが同じように立ち上がっているわれわれの船は「難民船」のように見えたことでしょう(笑))、何だか自分たちの船が結構大きい分優越感を感じてしまうのが不思議です。バンコクのチャオプラヤ川でも同じ気持ちになったりしましたが、でも実際は小さい船の方が面白いんですよね。ミャンマーのインレー湖のようにどんどん支流にまで入りこんじゃう方が‥。
そうこうしているうちにもどんどん太陽は地平線近くまで‥そして‥
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船はどんどん動いているので定点で観察することは出来ませんが、あーそれにしても綺麗なこと。
そんなわけですっかり満足して宿へと戻ったのであります。そのあとはといえば当然夕ご飯、S&Kさんとともに赤白のワインボトルを頼んでゴーカな夕食となりました、えぇホントにゴーカな‥
というのも、どうやらすっかり楽しんで(お酒の回りも手伝って)いい調子になったわれわれをいいカモと考えたのか、レストランのウェイターに料金をごまかされてしまったみたいなんですね(あとになってから気づいたんで時すでに遅し、レシートもくれなかったし)。確かに「ただの紙っぺら」に支払うべき料金を書いてきたから何だか変だなとは思っていたんですよ、個人経営の居酒屋さんじゃあるまいし(笑)。ま、これも勉強代としてあきらめましたわ。今後Victoria Falls Rainbowホテルをご利用予定の皆さん、お会計には気をつけましょうね(苦笑)。
なおS&Kさんは外貨現金の持ち合わせが少なく、クレジットカードでの支払いを希望していましたが、この国の現状では日々レートが(悪い方向へ)変わりすぎるからかカードでの支払いが出来ないみたいなんですね。幸いTakemaはこんなこともあろうかとUS$の現金をかなり多めに持参していましたので(もしジンバブエ滞在中に飛行機の運航が止められる=非常事態宣言等=ような事態になっても少しは持ちこたえられるようにと考えて)、事なきを得た次第です。
さて暗い話はこのくらいにして面白い話(動画)へと進みましょう。このホテルでは毎夕食時間中に中庭で民族音楽とダンスの催しがあるのですが、ここでおしんこどんの日記を引用させてもらいましょう!
「途中音楽と踊りがあって、席を立って何度か見に行くうちに踊りたくなってきたところで、ダンサーの女の人が誘ってくれて一緒に踊りまくった。とても楽しかった」。
さてそれでは、どんなふうに踊りまくったのか見ていただきマショー!‥わが妻ながらソンケーしますです、はい。
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さーて明日はバンジージャンプほかのアトラクションが待ってますが、出発は9:00なので比較的ゆったり(今朝は早かったんで)。というわけで安らかに就寝いたしました。ん、おしんこどんは蚊帳を下ろしてくれたらしい?‥zzz。
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