− Page39 世界三大瀑布のビクトリアフォールズはやっぱりすごかった(1) −



この写真を撮るのだってある種命がけ、この辺の岩は滑るんだもん。もちろんフェンスなどという無粋な物は存在しません(笑)。

翌朝はゆっくり起きました。S&Kさんはボツワナ共和国へ日帰りのゲームドライブに出かけるということで朝は完全に接点なし(早いもんね)。というわけでゆっくり優雅に朝ごはんとなったわけですが‥、

うーむやはりと言うべきか、食材だけを見てもベーコンやその他を含め南アフリカ共和国と比べてかなり質が落ちてます。いやもちろん食べるには問題ないんですが、やはりこんな高級ホテルでも「格にみあった質」が確保できないんでしょうかね。でもきっちりプールの掃除は行われていました。使いませんでしたが(苦笑)。



そんなわけで朝食後にそれぞれポーズ。Takemaのジャンプ(見づらいですが)、実はかなりいい感じでした。

「バンジージャンプサイトは10:00スタートというのに9:00ピックアップというのは早過ぎやしないかい?」と思っていましたが、考えてみればジャンプサイトは「ジンバブエ/ザンビア国境に架かる橋」なのですから、いろんな手続きを考えればそのくらいでいいのでしょう。

そういうわけでとにかくビクトリアフォールズのバンジージャンプなのであります!で、その模様については別コンテンツですでにアップしてありますので、ここから別ウィンドウで開く全3ページをご覧下さいませ。

ザンビア側にあるバンジーサイトのオフィスは結構古びた建物でしたが、そのすぐ前ではバンジー景気にモノをいわせて?新オフィスが建設中でありました。コンクリートを土台部分に流し込む作業をなさっていた作業員さんにカメラを向けると‥おお、作業スタイルのまま静止!すいませんねーお仕事中なのに(笑)。

さてそんなわけで国境のバンジーをつつがなく終了し、再びジンバブエのイミグレを通って入国。今度はいよいよホンモノの「ビクトリアフォールズ」見学なのであります。

橋からビックの公園管理事務所まではゆっくり歩いて20分くらいだったような気がしますが、すでにお昼を回っているということもあってかいやー暑い暑い。ふと見ると、この公園事務所の反対側には広い駐車場、そしてその向こう側には何やらミニ売店がいくつかあるみたい?バンジーオフィスでも飲み物を飲みましたが、その水分はすでに水蒸気となり汗となってアフリカの大地に戻ってしまったみたいなので、公園に入る前にちょっと水でも買って飲もうかと思い、駐車場内に足を踏み入れたところ、何だかものすごく面白オカシイ出来事が!

動画も静止画も1枚もないのが残念なのですがあえて言葉で説明すると、われわれが行く前にこの広場にはただ一人の観光客もいない状態で、各売店(同じ大きさの店が10くらい横並びに並んでいる)のオーナーたちはまさに開店休業、皆さん駐車場の一角に集まって何やら世間話でもしていたようでした。とそこにわれわれ2人が近づいてきたのをそのうちの1人が見つけ、「Cold Drink?」と質問するが早いか、

いやー、本当にこの時の皆さんの俊敏な動きはすごかった!あらためて「黒人の皆さんが有しているアスリートの血」を実感いたしました!

結局、「一番スタンバイが早かった」ように見えたお店でミネラルウォーターを購入(US$2)。ちなみにこの場所での営業は当局の許可を得ているらしく(売店も屋台ではなくちゃんと長屋的な建物になっている)、皆さんお揃いのシャツを着ていますから何だかそれもまたおかしくて(真剣な商売なのにゴメンナサイ)。このあと絵はがきと切手も買いました。

ちなみに滝の見物は時間的に午後がいいということでお客が集まるのか、われわれが見物から戻ってきた15:45頃には車もお客も程々にいて、ごく普通の営業状態になっていました。よかったよかったと思いつつも、静かにデジカメを荷物の中にしまい込むTakemaでもありました(笑)。

さてそんなわけで入口で入場料を支払って公園内に入ることにしたわけですが、カウンターの奥では女性があの「Brick Money」の束を運んでおりました。ああ、今思えばあの時「あのー、そのお金を米ドルと両替してもらえませんか?」となぜ願い出なかったんだろうと激しく後悔(笑)。ま、この時は「どうせあとで手にはいるし」と思っていたんですけれどね。

大きな地図で見る
さてこのVictoria Falls、上の画像でご覧の通り大変に横長です(ちなみに滝の南側がジンバブエ領で、右下に先ほどのバンジーサイトのある橋が見えています)。というわけで、最初にどちらの端っこからスタートすべきか園内図を見た上で、リビングストンの像のある側(一番西側=画像左側)からスタートすることにしました。この回り方、正解でした(進むに従ってどんどん開放的になっていくので気持ちいい)。



おしんこどん、リビングストンの真似をしてますがイマイチ似てませんぞ。ちなみにここからは唯一滝の落ち口の上部が望めます。

で、少し進むと‥おおおおーっ!ものすごい水煙と虹が見えてます!



しかしこんなのはまだほんの序の口序二段三段目なのでありました(マウスオンでやや拡大画像に変わります)。

樹林の中を下りていく遊歩道(行き止まり)がありましたんで当然のごとく下りていくと、展望はイマイチながらまたちょっと違った景色が見えてきました。



こんなに濃くてはっきりした虹はなかなか見られるものじゃありません(左上画像マウスオン)。



別角度から見るとこんな感じです。これからあの水煙方面へと向かいます!濡れるだろうなー(笑)。



すでにレンズに水滴付着中。こうやって見ると快適そうですが時折怒涛の大雨になったりします。




「ビクトリアフォールズ動画2008-1」

このあたりまでの風景を収めた動画です。

Wmv形式、2.81MB、1分14秒


上の動画の最初にあった「尾瀬三条の滝の大型バージョン」みたいなデビル滝は落ち口の手前でかなり高度を下げてしまっているので落差は80mもないらしいですが、ここから先のメインフォールはそれこそ「いきなりストンと」落ちているので見栄えがありそうです。あれだけ水煙があがっているわけですしね。そんなわけで徐々に核心部に近づいてきました。ここで「おおおおーっ!」とまたもや雄たけびをあげたTakemaです。



「何?」と思われる方は上画像にマウスオンしてみて下さい。そしてその場所がマウスオン前画像のどの辺にあたるのか確認してみて下さい!(水流がちょっと斜めになっている場所なのですぐに見当が付けられると思います)。



「ビクトリアフォールズ動画2008-2」

上の画像に出てくる人たちとは別人ですが、この人たちだってコワーイ所にいることに変わりはありませんよね。

Wmv形式、2.40MB、1分3秒


ちなみにあの皆さんが何をしているかというとどうやら「魚釣り」のようです。竿のような物を持ってますしね。しかし‥大丈夫なのか?(特に右上画像のあなたが心配です!)。もちろん命綱などは全く身に付けていないようですし、そもそも命綱があったとしてもこの場合どれほどの役にたつのかはこれまた疑問でもあります。とにかく「漁の無事」を祈らずにはいられません、はい。

ちなみにこのあたりの遊歩道には木が鬱蒼と茂っています。もちろん国立公園内だからということもありますが、それよりも「これだけ水分が豊富な場所であれば木だって安心してどんどん育つ」ということなのでしょう。

それにしても、他の観光客はみな他のツアーとかに参加して行っちゃったということなのか、園内には本当に数えるほどしかお客がいません。日の当たり方からいってもほぼ申し分のない時間だと思うんですけれど、何だかもったいないよなぁという気もします。



その数少ない他のお客さん、相合い傘は正解かも?(笑)。湿気を帯びた場所では冬でも花が咲いています。



メインフォールのすぐ向かいあたりまで来ました。ここは水煙が一番すごいところでもあります。ということで‥




「ビクトリアフォールズ動画2008-3 びっしょびしょ(笑)」

カメラで撮ると大したことのないように見えますが、実際はもっともっと強烈です。

Wmv形式、4.48MB、2分0秒


そんなわけでまだまだ滝見物は続くのですが、このあとは次のページでご紹介いたしましょ。
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